桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

桐光小だより桐光小だより

« 2022年9月 | メイン | 2022年11月 »

2022年10月

深まる秋

2022年10月31日 (月)

 今日、5・6年生は秋の自然教室に出発しました。河口湖方面で3日間を過ごしてきます。予報ではお天気も心配なさそうですので、現地の自然をたっぷり感じて、友だちとの楽しい思い出をたくさん作ってきてほしいです。

 学校周辺でも木々が色づき、深まりつつある秋が感じられます。今日、西日がまぶしく降り注ぐ通学路を、子どもたちが歩いて帰って行きました。黄色や赤に染めながら、木々も秋から冬へと準備をしている10月末です。

 明日から始まる11月も、いろいろな行事が待っています
。3・4年生の校外学習、音楽集会、月末には芸術鑑賞会で “芸術の秋” を楽しみます。そして来週は授業参観weekです。お家の方々に、日々授業でがんばっている姿を見せてもらいたいと思います。11月を元気に迎えましょう。

20221031aki1

20221031aki2

20221031aki3



秋の自然教室⑤ -2学年の交流-

2022年10月29日 (土)

 日中は学年ごとに活動していましたが、2日目の夜は3・4年生が外に集まって一緒にキャンプファイヤーを楽しみました。

 2日目の午後、4年生のキャンプファイヤー実行委員がひと足先に外へ出て、流れの確認をしていました。学校で何度も集まって話し合い、みんなを楽しませようと準備を進めてきただけに、実行委員の子どもたちにとって特別な思いがあったことと思います。

 16:30になりました。宿舎の方が組んでくださった薪を中心に3・4年生がぐるりと円になり、キャンプファイヤーが始まりました。抽選で選ばれた火の精役の子たちが持つ木の先に、教頭先生から火がつけられていきます。それらの火が中央の薪につき真っ赤に燃え上がると、大きな拍手が沸き起こりました。

 みんなで歌を歌ったり、ゲームをしたりして楽しみました。気温はぐんぐん下がっていきますが、場の雰囲気はどんどん盛り上がっていきました。最後は、誕生日順に並ぶゲームです。「9月の人、いますかー?」「ぼく、9月。」「何日?」「3日だよ!」「じゃあ、ここに並んでね!」3・4年生が互いに誕生日を聞き合いながら、どんどんつながっていき、1月1日~12月31日までの誕生日の輪を作ることができました。

 3日の宿泊行事を通して、学校生活では気づかなかった友だちの一面に気づいた子も、仲を深めた子もいたことと思います。そして、キャンプファイヤーでは学年を越えて楽しい時間を共有することにより、3・4年生が互いに親近感を抱いたことでしょう。今後の学校生活の中で、友だち同士、異学年の子同士がよりよい関係を築いていけることを期待しています。

2022chichibu12

2022chichibu9

2022chichibu20





秋の自然教室④ -朝の空、夜の空。(3・4年生)-

 秩父の魅力の一つ、朝や夜の空の美しさをお伝えしたいと思います。

 2日目の朝のことです。間もなく起床時刻の6時を迎えるという頃、宿舎の廊下を歩いていると部屋から声が聞こえてきました。「まだ早いから、静かに布団の中にいてね。」と小声で声をかけました。「ごめんなさい・・でも、先生、雲海が見えたんです!」興奮を必死に抑えて、できるだけ小さな声で教えてくれました。「よし、特別ね!」子どもたちの部屋で、私も一緒に窓の外を眺めることにしました。眼下に広がるのは白い雲海。「きれい・・」子どもたちは息をのむように、その幻想的な風景を見つめるのでした。

 その日の夜には「星を見る会」がありました。宿舎の方が駐車場に布団を敷いてくださり、子どもたちはそこに横になって星空を見上げました。満点の星空、自然のプラネタリウム! そんな星空をナビゲートするのは、宿舎の支配人です。なめらかな説明で分かりやすく、いつまでも眺めていたいと思う星空でした。星座を探す目印となる北極星も、デネブ・アルタイル・ベガが結ぶ「夏の大三角形」も、バッチリ見ることができました。3枚目の写真の右上に輝くのは木星です。望遠鏡を持ってきて覗いてみたくなるような、星の輝く美しい夜でした。

2022chichibu19

2022chichibu17

2022chichibu18

秋の自然教室③ -紙漉き体験(4年生)-

 4年生は、3日目の帰りに東秩父村にある「道の駅 和紙の里」へ行きました。東秩父村や小川町では、楮(こうぞ)を原料とした伝統的な手漉き和紙、細川紙が伝承されています。ユネスコの無形文化遺産に登録されている昔ながらの製法で、子どもたちは紙漉きを体験しました。

 原料の繊維と水の入った漉き舟の中で、すけたという用具を揺らして紙を漉いていきます。子どもたちの作業時間はほんの1、2分。でも実際には、漉き舟の中の白い原料液を作るまでに、楮の収穫から始まる数々の工程を経て長い時間と手間がかけられています。職人さんの説明を聞き、子どもたちはとても驚いていました。

 昔の人の知恵と技術が、長い伝統を経て現代に伝わる和紙作り。貴重な体験になりました。この日に漉いた和紙は職人さんが乾かし、後日学校に送ってくださることになっています。世界に一枚だけの手作りの和紙。届く日が今から楽しみですね!

2022chichibu15

2022chichibu14_2

2022chichibu13

秋の自然教室② -美の山ハイキング(3・4年生)-

 3年生は1日目、4年生は2日目の午前中に美の山ハイキングをしました。宿舎を出発して山道を登っていきました。見慣れない植物を見つけた子、「野生の動物はいないのかなぁ」とあたりを見回す子。それぞれの目線で山道を楽しんでいました。
 ゆっくり登っていき約40分、山頂に到着です。「着いたーー!!」子どもたちの目の前に広がるのは、どこまでも見渡せる景色でした。両日ともに、澄み渡る晴天に恵まれてよかったなと思います。

2022chichibu10

2022chichibu11

2022chichibu17

秋の自然教室① -荒川に親しむ(3・4年生)-

 3・4年生が2泊3日で埼玉県の秩父へ行ってきました。3日間とも晴れやかな青空に恵まれ、秩父の自然をたっぷり感じることができました。子どもたちが体験したこと、楽しんでいる様子を、いくつかご紹介したいと思います。

 秩父地方を源流として東京湾に流れていく荒川。秋の自然教室では、荒川に親しむ機会が二つありました。一つは長瀞の川下り。親鼻橋近くの乗り場から岩畳のあるところまでの約3kmを、20分ほどかけて下っていきます。和船から見える「亀の子岩」、透明感のある川の水、シラサギなどのきれいな鳥たち。また、船頭さんに「100年以上前からあるんだよ」と教えてもらった秩父鉄道の荒川橋梁も見えました。花崗岩と赤レンガ積みによってつくられた歴史的な建造物を、子どもたちはじっと見つめていました。ひんやりとした風に当たり、時折水しぶきに歓声を上げながら、心地よいひと時を過ごしました。

 もう一つは、宿舎近くの荒川散策です。宿舎の支配人が案内してくださいました。道路脇の急な坂道を下ると、「前原の不整合」と呼ばれる大きな岩が見えてきます。下部には約2億年~約1億5000万年前の岩、その上には、古秩父湾が形成され始めた約1700万年前の岩が重なっています。そんなにも時間的に隔たりのある岩が間近に観察できるこの場所は、国の天然記念物に指定されています。子どもたちはその近くの川岸で石拾いをしました。自然の物ですので事前に特別に許可をいただき、お気に入りの石を選んで持ち帰りました。中には、「化石を見つけた!」と興奮気味に話している子もいました。3年生は宿舎へ戻ってから、ストーンペインティングをしました。思い思いに彩色していく子どもたち。秩父の楽しい思い出のつまった作品になったことでしょう。

2022chichibu1

2022chichibu2

2022chichibu4






秋の散歩 -こどもの国へ-(1年生 総合)

2022年10月25日 (火)

 お天気が心配されていましたが、雨に降られることなく秋の散歩が実施できました。気温は低かったのですが、秋のものを探しながら歩いたり、近くの友だちとおしゃべりをしたりしているうちに体が温まったようで、上着を脱いで歩く子たちもいました。

 園内の秋探しは、お気に入りのどんぐりや葉っぱを見つけるところから始まりました。帽子付きのどんぐりや、自分の顔ほどもある大きな葉っぱを見つけては、うれしそうに見せに来てくれました。また、つり橋付近ではイチョウ・カエデ・カツラの葉っぱなど、秋のものをたくさん見つけることができました。カツラの葉っぱは綿菓子のような甘い香りがするので、「なんだかお腹がすいてきた」とつぶやく様子も見られました。

 今日は、広い園内を歩きながらたくさんの秋を見つけることができました。秋の深まりとともに、自然は日ごとに違った表情を見せることでしょう。季節の変化を楽しんでほしいと思います。

202210sanpo101

202210sanpo102

202210sanpo103





委員会バザー

2022年10月22日 (土)

 昨日、委員会バザーが行われました。委員会バザーは、各委員会がバザーを通して1~4年生に活動内容を知ってもらう行事です。朝から、最終準備や連絡調整で慌ただしそうに動く5・6年生の姿が見られました。

 7つの委員会(放送・保健体育・魚・図書・集会・新聞・環境美化)が、工夫を凝らしてそれぞれのお店を開きました。放送委員会の「早口言葉チャレンジ」、保健体育委員会の「握力王」など、日頃の活動内容がイメージできるようなユニークな出し物が並びます。
それら全体の計画は、計画委員会が担いました。校内の案内図やバザーで使うお金の作成、1~4年の各教室での説明など、「総合案内」の腕章をつけた計画委員が大活躍。一つでも多くのお店に足を運んでもらおうと、スタンプラリーも用意しました。

 3年ぶりの委員会バザーが、賑やかにスタートしました。兄弟学年の2・4年生、1・3年生がペアを組み、お客さんとして一緒にお店を回っていきます。「どれがやりたい?」「こっちにする?」3・4年生は、パートナーの子に優しく声をかけながらバザーを
楽しんでいました。持っていたお道具箱を景品や商品でいっぱいにして、笑顔を見せる子どもたち。「先生、こんなカードをもらったよ。」「かぼちゃの折り方を教えてもらった!」と、興奮気味に報告に来るのでした。

 喜ばせよう、楽しませようと準備をし、心を込めて接客した5・6年生。お兄さん・お姉さんとして下級生を連れていろいろなお店を回った3・4年生。上級生の優しさをたっぷり感じながら、楽しいひと時を過ごした1・2年生。大成功の委員会バザーでした。上級生から下級生への優しい気持ちが、下級生から上級生への「ありがとう」になって返っていきます。このような機会を通して、異学年の子ども同士の心のつながりも大切にしていきたいです。

20221022003_2

20221022002_2

20221022001_2









もうすぐ秋の自然教室(4年生)

2022年10月19日 (水)

 今日の社会の授業では、先日まで学習していた単元「水をおいかけよう」に関連して、荒川とその流域の自然について学習しました。埼玉県の秩父地方を源流とする荒川は、自然豊かな地域からしだいに都心へと流れていき、東京湾に注ぐ川です。絵本『日本の川 あらかわ・すみだがわ』(作・村松 昭/偕成社)を教材に、子どもたちと一緒に川の流れをたどりました。

 子どもたちが特に関心を持って見ていたのが、「長瀞」の岩畳が描かれているページです。というのも、来週から2泊3日で行われる「秋の自然教室」で、子どもたちは川下りを体験することになっているのです。どんな速さで下るのかな。岩畳ってどういう岩なんだろう・・子どもたちの期待が膨らみます。

 絵本には、1500
万年前その地域は海だったと書かれていました。パレオパラドキシアという海獣の絵に注目する子がいたので、「自然の博物館に化石があるよ」と伝えると、「見てみたい!」とそちらにも興味津々の様子。他にも、岩石の種類に興味を持った子、美の山頂上からの眺めを楽しみにしている子など、子どもたちのお楽しみポイントは様々です。タブレットに送られたいくつかの資料に、真剣に目を通していました。

 さて、出発日が近づくにつれて、宿泊のことがよく話題に挙がるようになりました。宿舎で友だちと寝食を共にするのも、宿泊行事の楽しみの一つです。食事やお風呂のこと、部屋で友だちとおしゃべりすること‥楽しみは尽きません。今日の事前指導のとき、ある部屋の子どもたちが「3年生がこまっていたら助ける。」という目標を掲げていました。なんて頼もしいのでしょう! 同じ宿舎に泊まる3年生が安心して過ごせるよう、上級生として出来ることはしてあげてほしいです。3年生も4年生も、楽しく行ってきましょう。

20221019chichibu4_2

20221019chichibu3_4

20221019chichibu2_3

2023年度第1回入試 合格発表

2022年10月18日 (火)

2023年度桐光学園小学校第1回入学試験の合否は以下の合格発表サイトからご確認ください。

桐光学園小学校 合格発表サイト

※ログインIDは受験番号、パスワードは出願時に設定していただいたものになります。

↑PageTop