桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

運動会に向けて

2025年10月 4日 (土)

 小学校では、11月の運動会に向けた練習が進められています。リズム体操(1~3年生)とダンス(4~6年生)の練習がある日は、体育館から軽快な音楽が聴こえてきます。

 先日は、1年生がリズム体操を練習していました。手を伸ばしたり、ジャンプをしたりして、楽しく体を動かしています。隊形移動も、素早くきれいにできるようになってきました。練習を重ねるごとに動きが体に染み込んできて、さらに楽しさが感じられるようになることでしょう。大きなメイングラウンドで、2・3年生と一緒に動きを合わせる日も楽しみです。

 今年のダンスは「Carrying Happiness」(Mrs.GREEN APPLE)に合わせて披露します。体育館で練習していたのは4年生。アップテンポな振り付けをぐんぐん吸収していきます。休憩時間にも、友だち同士で集まって体を動かす姿が見られました。難しい動きをもう一度確認するなど、自主的に練習する子どもたちです。楽しい! 上手になりたい! もっとやってみたい! そんな思いが伝わる充実した時間でした。

 「上級生すごい。踊ってみたい!」と憧れの目でダンスを見つめる1~3年生と、「懐かしい!たくさん練習したよね。」と、思わず体が動き出す4~6年生の姿。毎年の運動会ではそのような微笑ましい姿が見られます。今年も運動会が近づいてきました。互いのよさを生かし合い、仲間と心を通わせて高め合える運動会になるよう、応援していきたいと思います。
  

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後期始業式

2025年10月 1日 (水)

 一雨ごとに秋らしさを増し、季節の移ろいが感じられます。今日は、後期の学校生活スタートの日。数日間の期末休みを経て、子どもたちが元気に登校してきました。

 前期の半年間、子どもたちは多くのことを学んできました。クラス替えをして新しい学級で迎えた新学期。新しいクラスメイトと協力し合って仲を深めたり、時にうまくいかずに悩んだりと、様々な出来事から経験を積み上げてきたことでしょう。

 つぼみが膨らんで美しい花を咲かせるように、後期は子どもたちが持つ可能性を広げて、個性豊かに力を発揮していく時期です。仲間と培ってきたチームワークが運動会へ、学習への取り組みが作品展や発表会へと繋がっていくことでしょう。

 子ども自身が目標を持ち、成長を実感しながら歩んでいけるように応援していきたいと思います。

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前期が終わりました。

2025年9月26日 (金)

 数日ぶりに気温が30℃を超えました。それでも休み時間になると、帽子を被って外へ駆け出す元気な子どもたちです。

 今日は、前期の授業最終日でした。ひかりホールで終業式が行われた後、各教室で一人ひとりに通知表が手渡されました。通知表「のびる子」には、半年間の学校生活の記録として、各教科学習の取り組み・成果についての評定や、担任からのメッセージ(所見)などが記載されています。親子で「のびる子」を読みながら、この半年間の成長を振り返る機会にしてもらえたらと思います。

 人の成長は、よく“階段”に例えられます。目に見える結果に表れなくても努力が蓄えられていき、ある瞬間、一気に次の階段にステップアップするイメージです。伸び盛りの小学生にも、同じことがいえるでしょう。うまくいかない時、停滞しているように感じる時にも、大事なものが経験値としてその子自身に蓄積されていて、いつか実を結ぶ瞬間がやってくるのです。

 私たち教員は、子どもたちにとって日々の伴走者。一人ひとり異なる成長の階段を、長い目でじっくりと待ちながら、温かく見守り支援する存在でありたいと思っています。

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輝緑祭

2025年9月23日 (火)

 第42回輝緑祭が開かれ、学園がたくさんの方々で賑わう一日となりました。

 中学1~3年生の各教室では、「日本の祭り」「平和学習」など、各学年のテーマに沿って工夫を凝らした展示がありました。焼き物などの作品や共同学習で調べ上げたパネル、鳥居や寺社といった大掛かりな飾りなど、いずれも力作揃い。私たち教員が作品を鑑賞しながら歩いていると、やはり桐光小出身の生徒名が目に入ってきます。それらの作品に出会うたびに、懐かしさと嬉しさがこみ上げてくるのでした。

 写真部や物理化学部などの展示・発表や、吹奏楽部やダンス部による華やかなステージなど、多くの団体の参加が輝緑祭をさらに盛り立てます。小学校の体育館を会場に演劇部の公演も行われ、こちらにも多くの方が訪れました。

 今日一日、桐光小の子どもたちの姿をいろいろな教室や会場で見かけました。高2の模擬店で買った食べ物を美味しそうにほおばる子、高1の縁日で遊んだ射的のことを嬉しそうに報告してくる子。大きなお兄さん・お姉さんたちが活躍する姿を目に焼きつけながら、思い思いに楽しんでいたようです。

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秋の気配

2025年9月22日 (月)

 道端で彼岸花を目にする季節、ここにきてようやく空気に秋の気配が漂うようになりました。子どもたちも、幾分過ごしやすそうに生活しています。このまま“暑さ寒さも彼岸まで”となるでしょうか。

 6月に5年生が田植えを行った黒川の水田では、稲が黄金色に輝き、実りの秋を迎えています。隣に自生しているのはニラの花でしょうか。季節の移ろいを教えてくれる植物たちです。10月に入るとすぐに5年生は再び黒川水田へ足を運び、稲刈りと穂架(はさ)掛け体験を行ってくる予定です。体験を通して収穫の喜びを感じるとともに、自然の恵みに感謝する機会になればと思います。

 さて明日は秋分の日。桐光学園では、中学・高等学校の文化祭である「輝緑祭」が開かれます。一般の方々も多く訪れ、賑わいを見せる一日になりそうです。明日を楽しみにしている桐光小の子どもたちも多いことでしょう。先週のある日、小学校の廊下で輝緑祭のポスターを貼る高校生がいました。ふと見ると、小学校の卒業生で現在高校2年生の生徒でした。「こんにちは、久しぶりだね!」と、懐かしい再会を嬉しく思うと同時に、すっかり頼もしく成長した姿に驚かされました。

 教室展示や模擬店、部活動の発表など、見どころ満載の輝緑祭。小学校の教員にとって、小学校卒業生との嬉しい再会も楽しみの一つです。パンフレットを開くと実行委員の紹介欄があり、何人かの卒業生の名前が書かれています。それを見て、彼らが小学生だった頃の姿を懐かしく思い浮かべるのでした。明日は大成功を収められるよう、応援していたいと思います。また、桐光小の児童も輝緑祭の雰囲気を思い切り楽しんできてほしいです。

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かたちあそび(1年生 算数)

2025年9月20日 (土)

 1年生算数の単元「かたちあそび」では、身のまわりにある形を見てその特徴をとらえたり、仲間分けをしたりしながら、楽しく学習をしています。

 火曜日の授業では、班ごとに「街づくり」をしました。材料は、事前に子どもたちがお家から持ってきた空き箱です。大きい箱に、小さい箱。コロコロと転がっていく箱もあります。想像を膨らませながら相談し合い、箱を重ねたり並べたりして6つの「街」が完成しました。

 ある班では、ラップの空き箱を電車に見立てて、線路のある街をつくりました。またある班の子どもたちは筒の形を転がしながら、「楽しい公園のある街だよ」と教えてくれました。子どもたちの柔軟な発想力から生み出される世界は、魅力的なものばかりです。

 街をつくるという活動をしながら、箱のどこに注目して、どのような仲間に分けられるのかを学んでいきます。転がる箱、下に置くと安定する箱、サイコロみたいに真四角な箱・・。子どもたちが触ったり重ねたりして感じた特徴は、次第に言葉で表現されていき、立体図形の学習の基礎を築いていきます。

 友だちと相談し合って進める学習は、子どもたちにとって大切な学びの場です。他者との関わりの中では、自分の思い通りに進まないことも、時には意見同士がぶつかり合ってしまうこともあります。知識量だけでは測れない主体的で深い学びも、他者との関わり・学び合いの中から生まれるのでしょう。協働的な学びの場を大切にしながら、楽しく、深く学んでいく子どもたちを育んでいきたいと思います。

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4択クイズに挑戦!(全校集会)

2025年9月19日 (金)

 5時間目に、第2回全校集会がありました。「どんなレクをするのかなぁ?」と、子どもたちがワクワクしながら体育館へ向かいました。

 今回は、全校児童で「4択クイズ」を楽しみました。「競技人口世界一のスポーツは?」「日本で二番目に高い山は?」など、集会委員からの出題はなかなかの難問続きです。「野球かなあ?」「富士山は日本一だから、絶対に違うよなあ・・」と、あれこれ考えて選択肢から一つ選び、体育館内で区切られた4つのエリアにそれぞれ移動します。答えが発表されると、正解した子どもたちがいるエリアから歓声が聞こえてくるのでした。(ちなみに先ほどの問題の答えですが、競技人口世界一がバレーボール、二番目の山が北岳です。)

 集会が終わった後、1年生の教室で楽しそうな会話が聞こえてきました。「5問も当たったよ」「ぼくは4つ!」・・どの子も楽しい時間が過ごせたようです。「今度は、兄弟学年の人と一緒に遊ぶ集会もいいなあ。」そんなことを話している子もいました。

 楽しい時間を作ってくれたのは、集会委員会の5・6年生。体育館に集まった全校児童 約400名にルールを伝え、混乱なくゲームを進めるためには、何度も話し合って準備を重ねてきたことでしょう。みんなを楽しませたい、喜んでもらいたい、という思いが伝わってくる立派な仕事ぶりでした。

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過ごしやすい日。

2025年9月13日 (土)

 今週は、暑さ指数が「危険」を示す日が2日間もありました。休み時間に校舎内で過ごすことの多い子どもたちでしたが、金曜日は暑さが和らぎ比較的過ごしやすい一日でした。

 Bグラウンドでは、4・5年生が元気に声をかけ合いながらサッカーをしていました。「なんだか、サッカーするの久しぶりな感じだね。楽しんで!」そう声をかけると、5年生が大きくうなずきながら手を振ってくれました。ルールを守るのは言うまでもなく、自分たちでフェアに判定を行い、気持ちよくゲームを進める姿は見ていて気持ちがよいものです。上級生の "カッコいい" 姿や態度が、下級生との良好な関係を築きます。次第にそれが学校全体に広がっていき、活発さの中にも穏やかで心地よい雰囲気の学校を作っていくのでしょう。

 午後の体育館では、1年生が「リズム体操」の練習をしていました。リズム体操は、リズミカルな音楽に合わせて身体を動かしたり、隊形移動を見せたりするかわいらしく楽しい体操です。毎年、1~3年生が運動会で披露します。今年初めて挑戦する1年生はひと足先に練習を始め、音楽に合わせた振り付けを覚えているところです。11月の運動会では、2・3年生と一緒にリズム体操を披露します。小学校生活にもすっかり慣れて、頼もしく成長した姿を、多くの方に見ていただけることでしょう。

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浄水場見学(4年生 社会)

2025年9月12日 (金)

 4年生の社会科では、地域のことや人々の生活を支える様々な要素について学習します。7月のごみ処理場見学に続き、今週は長沢浄水場で社会科見学をしてきました。水道水はどこからやってきて、どのようにして私たちの家庭や学校に届けられているでしょう。

 水道水の始まりは、森林に降った雨です。川崎市では4か所のダム(津久井湖・相模湖・丹沢湖・宮ヶ瀬湖)に貯められた水が浄水場まで運ばれ、きれいに処理されてから届けられることを知りました。また、市内の浄水場では「自然流下方式」水源→湖→浄水場→家庭と、高いところから低いところへ流れていくことを利用した方式)を採用。これにより災害時にも電気を使わずに送水できるなど、環境に配慮されていることも分かりました。

 併設されている「水とかがやく未来館」では、大型のプロジェクションマッピングによる「川崎の水循環」の演出や、職員の方による説明や展示等を通して、子どもたちはさらに理解を深めていきました。「水をくばるゾーン」では、漏水探知機を使った水漏れ検査の疑似体験に挑戦しました。雑音が少ない夜間に点検のお仕事があるということを知り、驚きの表情の子どもたちでした。

 多くの人の工夫と努力があってこそ、安心・安全な水を使うことができます。水道水についての理解を深めると共に、たくさんの気づきや発見がある学習になりました。

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ちいさな秋みいつけた!(1年生 総合)

2025年9月 8日 (月)

 二十四節気では、7日(日)~秋分の前日22日(月)までを「白露」といいます。残暑が遠ざかって朝露が降り始める頃を意味し、一段と秋が近づいてくるとされる時期です。

 「ちいさな秋を見つけてこよう!」と、1年生がタブレットを片手に農園へ秋探しに出かけました。まだ青々と草が生い茂る中、3年生が耕した大根の畑があり、農園の中央にある柿の木からは何個か実が落ちているなど、季節の移ろいをいくつか見つけることができました。

 そのうちに、ある子が一匹のコオロギを見つけました。「どこ、どこ?」「ぼくも見てみたい!」と、10人以上の子どもたちが集まってきました。これからの時期、マツムシやキリギリス、ウマオイなど、いろいろな秋の虫が姿を見せることでしょう。もう少し涼しくなったら、今度は耳を澄ませて秋の虫たちの合唱を聴きにいくのもいいなと思っています。

 あまりの暑さに(予報によれば、今年最後の猛暑日になるそうです)、今日の農園散策は10分程度で終了です。教室に戻ってきてからは、各自が撮った写真をグループごとに見て振り返り、それらを絵に描いていきました。柿、コオロギ、トンボなど、まだ種類は少ないものの、子どもたちは日ごとに訪れつつある「ちいさな秋」をたしかに感じ取っていたようです。

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