稲刈り体験(5年生 総合)
2025年10月 7日 (火)
田植えをしてから約4ヵ月間が経ち、収穫の季節を迎えました。5年生が手植えした苗は大きく育ち、黄金色に輝く稲穂が重たげに垂れていました。
今回もJAセレサ川﨑の協力を得て、月曜日に稲刈り体験を行ってきました。さっそく取りかかったのは、稲の根元を鎌で刈り取る作業です。はじめはなかなかうまくいきませんでしたが、JAのスタッフからのアドバイスを得ながら、子どもたちは次第にコツをつかんでいきました。「だんだん楽しくなってきたよ」「はやく出来るようになった!」と、夢中になって手を動かす姿が見られました。
刈り取りが終わり、今度は稲を束ねて結んでいきました。稲を乾燥させるための大切な工程ですが、こちらもなかなか根気の要る作業です。緩まないように紐で結ぶのが難しく、スタッフの方によるチェックを受けました。合格をもらった子どもたちの嬉しそうな表情が印象的でした。
秋が深まる頃、お米が学校に届くことになっています。子どもたちががんばった「稲架(はさ)掛け」という昔ながらの方法で乾かすと、より美味しいお米になると言われています。味わう日が楽しみですね! 現代では大きな機械を使うことが多い中、敢えて手作業で行った稲作体験。子ども一人ひとりにどのような気づきや発見があったでしょうか。「食」と「農」への関心や理解を深めるきっかけの一つになれば、と思います。