かたちあそび(1年生 算数)
2025年9月20日 (土)
1年生算数の単元「かたちあそび」では、身のまわりにある形を見てその特徴をとらえたり、仲間分けをしたりしながら、楽しく学習をしています。
火曜日の授業では、班ごとに「街づくり」をしました。材料は、事前に子どもたちがお家から持ってきた空き箱です。大きい箱に、小さい箱。コロコロと転がっていく箱もあります。想像を膨らませながら相談し合い、箱を重ねたり並べたりして6つの「街」が完成しました。
ある班では、ラップの空き箱を電車に見立てて、線路のある街をつくりました。またある班の子どもたちは筒の形を転がしながら、「楽しい公園のある街だよ」と教えてくれました。子どもたちの柔軟な発想力から生み出される世界は、魅力的なものばかりです。
街をつくるという活動をしながら、箱のどこに注目して、どのような仲間に分けられるのかを学んでいきます。転がる箱、下に置くと安定する箱、サイコロみたいに真四角な箱・・。子どもたちが触ったり重ねたりして感じた特徴は、次第に言葉で表現されていき、立体図形の学習の基礎を築いていきます。
友だちと相談し合って進める学習は、子どもたちにとって大切な学びの場です。他者との関わりの中では、自分の思い通りに進まないことも、時には意見同士がぶつかり合ってしまうこともあります。知識量だけでは測れない主体的で深い学びも、他者との関わり・学び合いの中から生まれるのでしょう。協働的な学びの場を大切にしながら、楽しく、深く学んでいく子どもたちを育んでいきたいと思います。



























