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2021年2月

英語で文を作ってみよう(6年生 英語)

2021年2月10日 (水)

 6年生の英語の授業ではミニ英作文に取り組んでいます。3年生から慣れ親しんでいるB.B.カードで、感覚的にたくさんの文を口にしてきた子どもたち。文の意味を知り、少しずつ文型の仕組みを理解していき、6年生では時制の書きかえまで学びました。さあ、今度はそれらの知識を生かして文作りに挑戦です。
 ベースになるのは、B.B.カードに登場する文です。Betty Botter,Catty Carterなど、桐光小の子どもたちにとってはなじみ深いキャラクターを主語に置き、「過去」「現在」「未来」の文を一文ずつ作ります。それらを3つ繋げると、小さな物語の完成です。ある人物の一日を描いたもの、ユーモアにあふれる“出世ストーリー”、動物が活躍するファンタジーなど、短いお話の中に創意工夫が光ります。
 絵カードと字カード合わせて、1人6枚のカードが完成したら、みんなで紹介し合う予定です。スライドに映し出されたカードを見て、友だち同士で日本語訳を考えます。聞いたことのあるキャラクターが、あれ!?思わぬ展開に・・。そんな驚きもまた楽しい時間になるでしょう。どんな物語が飛び出してくるか、私たちも楽しみにしていたいと思います。

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農園の玉ねぎ(5年生 総合)

2021年2月 9日 (火)

 昨年の11月、5年生が総合の授業で玉ねぎの苗を植えました。収穫祭の日にいただくカレーの材料にしようと、子どもたちは心を込めて世話を続けています。
 冬に備えて、マルチで土を覆っておいた玉ねぎ畑。苗を植えてから約3か月が経ち、久しぶりにみんなで様子を見に行ってみました。力尽きた様子で茶色く枯れている苗も見られましたが、たくましく生長を続けている苗も多く残っていました。
 こんなに寒い季節にも雑草は生えてきます。霜柱が立つ土を踏みながら、子どもたちは熱心に雑草を抜いていました。冬眠していた幼虫を間違えて起こしてしまい、慌てて土の中に戻してあげる子どもの姿も。あたたかい春の訪れまで、虫たちは土の中でもうひと眠りといったところでしょうか。
 間もなく寒さも峠を越えます。甘くて美味しい玉ねぎが収穫できるように、これからも大切に世話を続けていきたいと思います。「今年こそ、収穫祭ができるといいなあ」・・子どもたちのそんな願いも叶いますように。

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2021年2月 6日 (土)
 立春を過ぎ、早速春一番が吹いたということでした。丹沢の山々はうっすら雪化粧をしていますが、少しずつ春が近づいてきているようです。
 さて、以前読んだ渡辺和子さん(元ノートルダム清心学園理事長)の本の中に、
 「夕飯に何を作ろうかと一生懸命に考えるお母さんは多いが、食事中に子どもとどんな話をしようかと考える人は少ない。」
 というようなことが書いてあったのを思い出しました。
 実は、保護者の皆さんが毎日どのくらいの時間子どもと向き合って話をしているのかな?と考えていたからだと思います。私は、できれば最低でも10分間はしっかりと話をしてほしいものです。
 学校で子どもたちの様子を見ていると、「先生、聞いて!」「先生、あのね!」と言いたそうにしているように思えます。会話することに満たされていないと、自分勝手な発言をすることが多くなってしまうのかな?と思うこともあります。

ありがとう、3年生。(1年生 総合)

2021年2月 3日 (水)

 小学校の農園に、両手いっぱいに土をつけた1年生の子どもたちがいました。みんなが手にしているのは、葉が立派に育った太くて大きな大根です。先日、3年生が大根を収穫した際、兄弟学年の1年生にもぜひ・・ということで、すべてを抜かずに畑に残しておいてくれました。
 収穫の日の今日、1年生は教室を出発する前に動画を見て学んでいました。ひと足先に収穫を終えた3年生が、「大根の抜き方」を説明してくれたものです。「葉の下をしっかりと両手で握り、左右に揺らしながらまっすぐに引き上げてください」3年生のアドバイスを生かし、1年生も上手に収穫することができました。
 収穫した後、さっそく3年生のお兄さん・お姉さんたちにお手紙を書きました。1年生は、3年生に様々な形でお世話になっています。先月は、おすすめの本の読み聞かせ動画をいただいてずっと見ていたので、そのお礼も併せて書きました。 
 異学年が一緒に活動する機会がなかなか持てずにいます。廊下などで会った時には、心からの「ありがとう!」を伝えたいです。

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2021年2月 2日 (火)
 新型コロナウイルス感染者数がこのところ減少傾向にあるのは嬉しいことですが、まだ感染者の中には入院できずに自宅療養を余儀なくされている方も多いと聞きます。いくら自宅にパルスオキシメーターがあっても、息苦しさを感じ計測した際にその数値が90未満であればすぐに医療機関で治療が受けられるという仕組みが作られていなければなかなか安心はできないでしょう。そして、そのような医療体制が構築され、ワクチン接種が子どもたちにもできるようになるまでまだまだ緊張感を持って感染防止の対策を進めていく必要があります。
 今日は4年生の書写(硬筆)の授業がありました。20分から30分の間、お手本を見ながら集中して字を書くのは大変な作業です。それでも、ひらがな、漢字の一画一画を丁寧に書こうとする子どもたちが多いことに感心しています。授業の後半に、「えんぴつの持ち方が悪くてきちんとした字が書けないのですが、どうしたらいいですか?」と質問してくれた子がいました。えんぴつの持ち方が悪いと、親指に力を入れた横画、人差し指に力を入れた縦画がうまく書けないことがあります。しばらく一緒に字を書いていたら、少しずつ力の入れ方も分かってきたようでしたが、このように自分の課題と向き合おうとする気持ちを持てることは素晴らしいです。

「保護者の声」のページ更新のお知らせ

本校ホームページの「保護者の声」を更新しました。

2020年12月~2021年1月に在校生保護者を対象にアンケート(提出は任意)を実施しました。

「本校の教育活動や施設などについてよいと思うこと」や「子どもが成長してうれしかったこと」などの質問をさせていただきました。

小学校受験をお考えの方には、本校の教育活動やようすを知っていただけると思います。よろしければご覧ください。

※保護者の回答をそのまま掲載するように努めましたので、書式等が統一されていません。ご了承ください。

「保護者の声」ページはこちら

情報との向き合い方を学ぼう(5年生 社会)

2021年2月 1日 (月)

 数十年前まではテレビやラジオ、新聞などによって情報を得てきた私たちですが、インターネットの普及に伴い、情報(選択可能情報量)が大幅に増えました。1996年から2006年までの10年間で500倍以上(※)に増大しているといいます。統計から10年以上が経っていますから、この傾向はさらに加速していることでしょう。(※【出典】総務省 H18情報流通センサス報告書)
 さて、5年生の社会の単元「未来とつながる情報」では、情報化が進展する中での利点や問題点を考えながら、情報の活用の仕方について学んでいます。今日の授業では、東日本大震災を題材に、テレビ、ラジオ、スマートフォン、新聞の各メディアが持つ特性を考えていきました。「大きな地震があった時、被災地の方はどんなメディアで被害や津波の情報を得たのでしょうか」先生の問いかけに、子どもたちの話し合いが始まります。「テレビは映像で様子を知ることができる。」「情報はスマホが一番速いのでは?」それぞれの長所が挙がる一方で、「充電ができないとスマホが使えなくなる。」など別の視点からの意見も出されました。被災した日の停電戸数を示す資料を踏まえた見解です。このように、子どもたちの活発な意見交換が続きました。
 これから先、子どもたちは多くの情報を受け取るだけでなく、送り手としての責任ある行動が必要とされる場面も増えることでしょう。この単元学習を終えた時に、メディアがどのように情報を伝えているのかを知るとともに、必要な情報は何か、正確な情報は何かを、正しく判断して活用する手立ての一つになればと思います。

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