英語を楽しく学ぼう(6年生 英語)
2020年12月 9日 (水)
6年生の英語の授業で、動詞の過去形、未来形を学習しました。
はじめは過去形です。play,watchなどの後ろには「ed」を、make,danceなど語尾が「e」の場合は「d」を付けるきまりがあります。子どもたちは動詞の語尾に注目して過去形に書きかえていきました。次に挑戦したのは未来形です。willの後に動詞の原形を置くだけなので、比較的分かりやすかったようです。
ワークシートに過去形、現在形、未来形が並んだところで「madeやwill getという単語、どこかで耳にしませんでしたか?」と先生がたずねました。“The Gold made the old man happy.” “The flying fish will get to the forest.” 質問に続けて先生が二つの英文を発音すると、何人かがハッと気づき「B.B.カードの文かな?」と呟きました。
B.Bカードは低学年から活用している英語教材で、絵カードと字カードがセットになっています。4年生までは絵カードを用いて、先生の発音を聞いて内容に合う絵カード当てをしながら英語に親しみます。5年生から字カードを使い始め、主語は赤、動詞は青・・とペンで色分けをしながら、徐々に品詞を意識させていきます。先生の発音を耳で聞き、実際に口に出して英文を丸ごと覚えていくこと。これが本校の英語学習の特色です。
さて、この日の授業で過去形や未来形を学んだ子どもたちですが、それらの動詞が、B.B.カードの英文の中で、低学年の頃からくり返し聞き、口にしてきた単語であることに気づいたのでした。今後、B.B.カードで学習する際には、きっと今までよりも内容理解が深まることでしょう。6年生は、もうすぐ中学生になります。中学校の授業に無理なく移行していけるように、楽しく学びながら力をつけさせたいと思います。