桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2021年1月

雪だ!

2021年1月28日 (木)

 5時間目、6年生の国語の授業でのこと。二十四節気の話題から「もうすぐ立春ですね」という話をしたところ、「今年は数十年ぶりに2月3日が立春のようです」とある子が教えてくれました。詳しく調べてみると、国立天文台の観測によって“太陽との角度(太陽黄経)が315度になった瞬間が属する日”が立春になるそうです。今年の立春は2月3日23時59分。わずか1分の差で、例年より一日早まったということなのですね。
 教室で立春の話をしていると、窓の外が次第に白くなってきました。今年になって学校で見る初めての雪です。さすがは6年生、授業の最後まで集中力は途切れませんが、実は外の様子が気になって仕方がなかったようです。授業の終わりの挨拶と同時に、「雪だっ!」と嬉しそうに窓際に向かう子どもたちの姿がありました。
 下校バスを待つために昇降口に並ぶ1~3年生も、やはり興奮気味の様子だったようです。「積もるかなぁ」「お家に帰ったら、雪遊びするんだ!」そんなことを口にしながら、静かに降る雪を眺めていました。家に帰った子どもたちは、とけてしまう前に雪遊びができたでしょうか。
 雪の多い地域ではないため、年に数回の雪に子どもたちは胸を躍らせます。間もなく立春を迎え、寒い冬が春へとバトンタッチする時期が近づいてきました。寒さに負けず、これからも毎日元気に過ごしてほしいです。

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小学校の休み時間

2021年1月27日 (水)

 春が訪れたのかな、と思わせるような暖かい一日でした。教室で、換気のために開けた窓からも、心地よい風が入りこんできました。
 そんな陽気の中、今日の休み時間も二つのグラウンドから楽しそうな声が聞こえてきました。中学年の休み時間、Bグラウンドでは3年生の子どもたちがサッカーをしていました。子どもたちの素早い動きに負けないくらいに、担任の先生も全力でボールを追いかけています。お隣のAグラウンドでも、クラスの先生と一緒にドッジボールを楽しむ姿や、友だち同士で鬼ごっこをして遊ぶ子どもたちの姿がありました。
 休み時間にも子どもたちはたくさんのことを学びます。遊んでいる中で、友だちの得意なことに気づくこともあれば、逆に手加減を覚えることもあるでしょう。遊びながら、友だちへの理解がさらに深まっていくのです。
 私たち教員にとっても、児童理解を深める上で欠かせない時間です。子どもたちの遊びの輪に加わることで見えてくることもあれば、意図的に少し離れたところから見守ることで気づくこともあります。また、子どもが校舎内でのんびりと過ごしたい日もあります。子どものお話しをじっくりと聞かせてもらったり、お家で練習してきた音読を披露してもらったりと、なるべく多くの子どもたちと関わる時間を取りたいと思っています。
 友だち同士で全力で遊び、学び合う休み時間。子どもと教員とのコミュニケーションの場としての休み時間。その両方とも大切にしたいです。

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漢字一文字に思いをこめて(2年生 学級活動)

2021年1月26日 (火)

 一人ひとりが今年の目標を立て、その思いを漢字一文字で表してみました。子どもたちには多くの夢があります。やってみたいことやできるようになりたいことが、いっぱいあります。そんな思いを漢字一字に表すのは、なかなか大変そうです。
 時間をかけて考えた末に、子どもたちが選ぶ “今年の漢字”が出そろいました。テストで100点が取りたい!という意気込みを「百」に表した子、水泳を頑張ろうと「泳」を選んだ子など、その子らしいなと思う漢字が並びます。まだ習っていない漢字を使って書くんだ、と国語辞典を使って難しい漢字を調べている子もいました。
 一年の始まりの時期、子どもたちは様々な期待に胸を膨らませていることでしょう。一人ひとりが充実した日々を送れるよう、そして自分の目標に近づいていけるようにサポートしていきたいと思います。

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大根の収穫(3年生 総合)

 3年生がダイコンの収穫を行いました。土を耕すことから始まり、畝づくり、種まきをし、毎日の水やりや追肥などのお世話をしてきました。3年生の子どもたちにとっては、ここまで本格的に農園で栽培活動をするのははじめての経験です。
 10月の種まきから約4か月間育てた大根は、ずいぶん大きくなっていました。子ども一人の力では引き抜けないほどの大物も多く、友だちと力を合わせて収穫する様子も見られました。
 「晩御飯はおでんだから、大根を入れてもらうんだ」などと口にしながら、嬉しそうに大根を持って下校する姿が印象的でした。今日まで一生懸命お世話をしてきた分、収穫の喜びも大きかったことでしょう。
 例年であればもちつき会でお雑煮に入れて全校児童でいただくのですが、今年度のもちつき会はコロナ禍で実施できませんでした。そこで3年生が考えたのが、兄弟学年の1年生に大根の収穫を体験させてあげようという企画です。感染症拡大予防の観点から異学年の交流ができないため、大根の引き抜き方を動画でレクチャーすることになりました。かわいい1年生たちにも、収穫の喜びをお裾分けできそうです。

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手話で歌おう(4年生 音楽)

 今年度は、「BELIEVE」「君をのせて」「この星に生まれて」など、いろいろな歌を手話で表現してきました。
 現在練習しているのは、子どもたちの大好きな「いのちの歌」です。歌詞を読んでみるとお家の方や自分の身近な人への感謝を伝える言葉と重なり、心に響いてきます。<本当に大事なものは隠れて見えない><ささやかすぎる日々の中にかけがえない喜びがある><生まれてきたこと、育ててもらえたこと、出会ったこと、笑ったこと、そのすべてにありがとう>・・一つひとつの言葉と手話を照らし合わせながら、音楽に乗せて手を動かしていきました。これまで何気なく口ずさんできた歌詞も、手話にして表すことで一層味わい深く感じられます。
 思い切り歌うことができない今だからこそ、一人ひとりの「歌心」を大切に育んでいきます。そしてマスクを外せるようになった日には、学校中を子どもたちの素敵な歌声でいっぱいにしたいです。

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作品展

2021年1月22日 (金)

 先週から今週にかけて1~5年生の個人面談、6年生の研究発表会がありました。この機会に保護者の方にご覧いただこうと、体育館を中心に、校舎内に子どもたちの作品を展示いたしました。
 木材や紙粘土で創り上げた個性豊かな作品、色彩豊かにのびのびと描いた絵画、湯飲みや箸置きなどの陶芸品、パソコンを使って描いたクイズなど、一人ひとりが授業の中で時間をかけて取り組んだ成果が、学年ごとに並びました。親子で一緒に鑑賞できなかったのは残念ですが、きっとお家では感想やお褒めの言葉をかけてもらったことでしょう。そんなお声かけが、子どもたちにとって大きな励みになるのです。
 来年度の作品展は、公開行事として学校外からも多くの方にお越しいただき、小学校の子どもたちの学習の成果をご覧いただきたいと願っております。

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研究発表会(6年生 総合)

 先週から今週にかけて、6年生の研究発表会が行われました。4月から進めてきた研究内容をスライドにまとめ、ひかりホールのステージで発表しました。
 「食虫植物~植物の進化~」「食品添加物」「ピラミッドの謎」など、発表のテーマは多岐にわたります。身近な事象を掘り下げたものから、古代の歴史を紐解いていくものまで、幅広い分野の研究をして一人ひとりが発表をしました。緊張した表情で自分の出番を待つ様子、発表している時の真剣なまなざし、そして発表を終えた時のホッとした笑顔。クラスの友だちや、学校に見に来てくださった保護者の前でやり遂げたことは、大きな自信につながったことでしょう。
 疑問を持ち、調べたり考えたりしながら自分なりに追究すること。研究発表を通して、子どもたちは学ぶ楽しさを大いに感じたのではないでしょうか。「学ぶことは楽しいこと。」そんな気持ちで、小学校を卒業してからも楽しく学んでいってほしいです。

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2021.1.21

2021年1月21日 (木)
 先週末から行われている個人面談も明日で終了となります。面談で話題になったことが先生たちの日誌から伝わってきます。(後日全員の面談報告が提出されます)
 日頃、電話や連絡帳でのやりとりがされていても、やはり直接お会いしてお話できることが大切です。もちろん、オンラインでの面談を希望された方も同様に有意義な面談ができたようです。
 現在、「学びを止めない」という国の方針のもと、各学校では感染対策をとりながら教育活動を行っています。しかし、非常事態宣言のもとで国から発信される情報、たとえば「不要不急の外出は控えましょう」「できれば日中も外出は控えましょう」などを聞いていると、「学校はいいの?」と思うのは私だけではないと思います。こういう気持ちもありながらも、子どもたちと一緒に気を付けながら生活しています。また、学校と同じ気持ちで子どもたちを支えてくださっている保護者の皆様には心から感謝いたします。
 さて、個人面談中に、体育館には子どもたちの作品を展示して、来校された保護者にご覧いただいています。これも、学校として今できることの一つではありますが、子どもたちがいっしょうけんめい取り組んでいる姿が想像できたのではないでしょうか。校舎内にも、子どもたちが描いた絵が掲示されていて、それをゆっくり見ていたときに、その絵の色使いや丁寧さに感動させられることがありました。一枚の絵を見て、「この子、こんなに素敵な絵を描くんだな」という発見もあります。学校の中には、こういう新しい発見がたくさんあります。

心を一つに、みんなで跳ぼう!(6年生 体育)

2021年1月20日 (水)

 「1、2、3・・!!」最近、いくつかの学年では、体育の授業中に大縄跳びの練習をしています。今日も、Aグラウンドから子どもたちの元気な声が聞こえてきました。6年生が、回数を数えながら跳んでいるようです。
 授業では、はじめにいくつかのグループに分かれて練習します。縄の回し方、跳ぶタイミングなど、複数の要素が全てうまくいった時に、記録がぐんと伸びてきます。そんな時には、回数を数える声も自然と揃ってくるようです。逆になかなかうまく跳べなかったり、どうしても足に引っかかってしまったりするのは、少し集中力に欠けている時。技術はもちろん大切ですが、仲間と心を一つにすることが大縄跳び上達のポイントと言えそうです。
 さて1月に入ってから、両クラスとも記録が100回を大きく超えてきました。最近では、休み時間にみんなで挑戦する姿も見られます。先日、1・2組の男女20人以上が一緒に練習していました。小学校の卒業を間近に控え、学年としての一体感がさらに強まってきたのでしょうか。嬉しい気持ちになる光景でした。大縄跳びの記録を伸ばすという目標が、思い出の一ページにつながるといいですね。そんなことを思いながら、「記録を更新したよ!」という子どもたちの報告を期待しつつ見守る毎日です

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おすすめの本を探しにいこう!

2021年1月19日 (火)

 2時間目に図書室で行われていた読書の授業でのこと。子どもたちが様々な本を選んで読書を楽しんでいる中、手話に関する本を開いて熱心に読んでいる子どもの姿がありました。「手話の勉強をしているの?」と尋ねると、「音楽の授業でやっているから、手話が分かるんです。」と少し手を動かしながら答えてくれました。今年度、音楽の授業では合唱のかわりに伴奏に合わせて歌詞を手話で表現しています。その活動を通して興味を持って、もっと知りたいと思ったのでしょう。
 さて、図書室には「おすすめの本」の看板が登場しました。図書委員会の6年生が、みんなに図書室を楽しく、さらに活発に活用してほしいという思いで考えた企画です。親しみやすい本を手に取ってもらうために、低・中・高学年のそれぞれの年齢層に人気のある本を、そして多くの子たちに楽しんでもらうためにシリーズものを選定したようです。「グレッグのダメ日記」シリーズ(低学年)、「絶叫学級」シリーズ(中学年)、「ぼくら」シリーズ(高学年)。3色の折り鶴がそれぞれの本が置かれている棚の目印になっています。「むらさき色の鶴はここだ!」などと言いながら、子どもたちは楽しそうに本を探していました。
 小学校での6年間、図書室で実際にいろいろな本を楽しんできた6年生による紹介というのも、面白い企画だと思います。教室でお知らせのポスターを見て、楽しみにしている子どもたちもいることでしょう。明日からも、子どもたちに図書室利用を楽しんでもらえたらいいなと思います。

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