皆さん、お変わりありませんか。
14日に改訂された「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」では、全都道府県が緊急事態措置を実施すべき区域を北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県とするという変更がありました。
また、今回特に強調されているのは指定された地域かどうかによらず、「感染症対策を講じながら最大限子どもたちの学びを保証することを目指す」ということだと理解しています。
しかし、桐光学園小学校だけでなく多くの学校で悩むのが、国が指示するところの「新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえでの・・・」にある「徹底」の重さなのです。本当に自分の学校の対策がその「徹底」にあたるのかどうか。不安な声が聞こえてきます。 現在、予定通り6月1日の学校再開が可能かどうか、それを可能にするためにはどのような対応をすればよいかを検討しています。
さて、ご家庭に郵送やネットを利用して課題や授業動画などをお届けしていますが、何かお困りのことはありませんか。学校に相談することでお困り事が一つでも解消できるようであれば、まずは担任までご連絡ください。
今、雨音が聞こえてきます。日課にしている朝の散歩ができない子どもたちもいるかもしれませんね。短い時間ですが、朝の会で先生や友だちとの笑顔のやりとりができるといいです。
今日は桐光学園の開校記念日です。
幼稚園からスタートしたこの学園ですが、その後高等学校(男子)、中学校(男子)が開校し、後に女子の高等学校と中学校が開校しました。
女子の中高から数年遅れて開校した小学校ですが、早いもので今年で開校25年目を迎えています。開校前の学校説明会は、中高の施設を借りて行い、建築中の校舎を遠くから見てもらったことを今でも覚えています。平成8年(1996年)の春、1期生を迎えて、この春は25期生を迎えることができました。
この間、6年目に全学年がそろったことで一つの節目とし、その後12周年、20周年とそれまでの小学校の歩みを振り返りながら、少しずつですが前に進んでくることができました。
教職員と児童、そして保護者の皆さんと一緒に学校作りをしていく、という気持ちが持てることが何より嬉しいです。これからも、皆さんの応援を力にしてさらに一歩前進です!
昨日の全児童とのビデオ通話でほぼ全家庭で学校からの動画を受信する準備ができていることが確認でき、今日は、グループごとの朝の会、そしてあらかじめお知らせしてあった授業動画を見ながら学習を進めることができたと思います。保護者の皆様には機器の設定などでご協力をいただき感謝申し上げます。子どもたちはビデオ通話にはすぐに慣れてくれたようで、教員たちの方がうまくいくかどうかドキドキしていたようでした。しかし、これまでしばらくできなかった子どもたちとのやりとりでしたが、その様子を見ていると、教員たちはみんなとても楽しそうでした。(私も仲間に入れてほしいな!とちょっとうらやましくもありました)
校舎内を歩いていると、教室からはまるで授業をしているような教員の声が聞こえてきます。そうです、授業の動画を撮影しているのです。子どもたちの反応がないから難しい、でも、目の前に子どもたちがいてくれるような気持ちで頑張って撮影していました。
そんな撮影を通して、自分の話し方のくせに気づく教員もいるでしょう。話すことは私たち教員にとってとても大切なことです。その話し方についての気づきがあることは大きな収穫です。
新しいことに挑戦すれば必ず得るものがあります。私もそういう気持ちを忘れずにいたいです。
明日の子どもたちへのteamsを使った連絡の前に、保護者の皆様にアンケートへのご回答をいただきました。
ご家庭での様子がよく伝わってくるものも多かったです。まずは、子どもたちの体調(食事・睡眠など)がよい状態であることを嬉しく思いました。一日に3回の食事をしっかりととっている子はほとんどの中で、不規則になりがちであるという子もいましたが、そのような場合は前の日の就寝時刻に問題があるのかもしれません。家族のみんなが家にいると3回の食事の用意は本当に大変だと思いますが、子どもたちも含めて家族で楽しみながら料理をしてみるといった形もときにはいかがでしょうか。
学習面での心配の声もありましたが、子どもたちと一緒に過ごせることを心から楽しんでいるという声も多かったです。
学習面での不安から眠れなくなることがある、様々な不安な気持ちからか甘える様子が見られるなどの様子もお知らせいただきましたが、まずはご両親が子どもたちの不安な気持ちを取り去ってあげるように笑顔で接していただきたいと思います。
「生活力を身につけることを目標にしています」とのご回答もありました。ご両親と一緒に過ごす時間が多いこの機会をそのような目標を持って過ごされていることは素晴らしいと思います。
学校には子どもたちからいろいろなメッセージが届きます。
「先生ipadでこんな絵かいたよ」というものは、花火が夜空にあがっていき大きな花を咲かせている様子がえがかれていました。
「ぼくが好きな漢字は 友 です」「先生はどんな漢字が好きですか?」 漢字検定を受けることを目標にがんばっているそうです。
6年生からは、私が課題に出している「天声人語を読んで思ったことを書いてみよう」(希望者だけが提出)が届き始めました。久しぶりに子どもたちの思いが伝わってきたことと、文章を書いているときの子どもたちの姿を想像することができてとても嬉しい気持ちになりました。
学校から一方通行で課題を届けることが多くなりがちですが、それだけで終わらないようにしていきたいものです。来週からは新しい仕組みでの活動が始まります。高学年の子どもたちは自分で先生たちへの声も届けやすくなると思います。低学年の子どもたちは自分の力だけでは難しいと思いますので、是非お手伝いしてあげてください。