桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2022年7月

みんなで食べると美味しいね(収穫祭)

2022年7月15日 (金)

 今週は、木曜日に4~6年生、金曜日に1~3年生の収穫祭がありました。朝から、収穫祭委員のお母さんたちがカレーの準備してくださいました。

 お昼が近づいてくると、子どもたちが少しそわそわしてきます。「カレーの匂いだね」そんなことを口にしながら、楽しみにお昼の時間を待っています。休憩時間には時計に目をやり、あと1時間あるのかあ、もうお腹すいちゃったよ、などとつぶやいている子もいました。

 午前中の授業を終え、首を長くして待っていたお昼の時間になりました。大きなお鍋が教室に届き、各クラスの収穫祭委員が子どもたちのご飯の上にカレーをよそってくださいました。「いただきます!」6年生が農園で育てたタマネギがたっぷり入ったカレーを、子どもたちが嬉しそうにほおばります。普段と同じく食事中の会話は控えてもらいますが、それでも子どもたちの大満足の表情が伝わってきました。

 「おかわりできた!美味しかったなあ」「もう、動けないよぉ」食事後、そんなことを口々に話す子どもたち。みんな、幸せいっぱいの様子です。タマネギを育ててくれた6年生への感謝。カレーを作ってくださったお母さんたちへの感謝。たくさんの「ありがとう」が詰まった楽しい収穫祭でした。

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サイのお話から(4~6年生 講演会)

 昨日の朝、校長室から子どもたちの声が聞こえてきました。お絵描きをする子、折り紙を楽しむ子、動く電車のおもちゃで遊んでいる子。こんな風に、桐光小の校長室は気軽に立ち寄れるみんなの居場所です。「この本に出てくるサイはね・・」と、一冊の本を眺めながら、校長先生と話をしている男の子たちもいました。本のタイトルは『このせかいからサイがいなくなってしまう - アフリカでサイを守る人たち -』です。
 
 この本の著者である味田村太郎さんは、桐光学園中学校・高等学校の卒業生。そんなご縁から、小学校で4~6年生を対象に講演会をしてくださいました。NHKの記者として、アフリカ30ヵ国で取材をされてきた味田村さん。豊富な経験に基づく興味深い話を聞かせてくださいました。

 絶滅の危機が迫るアフリカの「サイ」のお話が、昨日の講演会のテーマです。角を取るために密猟される実態と、それに立ち向かうレンジャーのお話からは、耳を疑いたくなるような現実が見えてきました。母親を奪われた子どものサイが密猟者に立ち向かっていき、いずれは殺されてしまうというお話。密猟者に角をとられて負傷したサイを、獣医師たちが懸命に治療をするお話。いずれも、子どもたちは目を丸くして聞き入っていました。

 「密猟者に会ったことはありますか?」講演会の最後に、そんな質問を投げかけた子がいました。味田村さんはこう答えてくださいました。
 —記者として、両者の立場からのお話を聞くことが大切です。そこで、レンジャー・密猟者 両方の思いを聞きました。密猟者には「働きたくても仕事がなくて家族を養えない」などの動機や理由がありました。―
 味田村さんも強調されていましたが、貴重な野生動物を傷つける密猟はけっして許されないことです。しかし、この問題がそう単純ではないことも分かります。教育、人口増加、貧困、不平等など、世界にある様々な課題がそこにあり、密接に関わっていることが見えてきました。

 今回の講演を通して、子どもたちは何を感じ、どんなことを考えたでしょうか。事実を知ることは、世界に関心を持つきっかけになります。地球上に生きる一人として、自分にできることは何なのか? そんなことを考えるきっかけになる、貴重な学びの場となりました。

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夏野菜、大成功。(4年生 総合)

2022年7月12日 (火)

 5月からこれまで、毎日たくさんの夏野菜を収穫しました。ナス、キュウリ、オクラ、トウモロコシ、エダマメ・・日々の手入れもがんばっていただけに、収穫の喜びもひとしおでしょう。7月に入ると、ようやくトマトが真っ赤に色づきました。「もう少し、あと少し・・」と、農園に足を運んで見守っていた子どもたちは、見事な収穫に大満足です!

 一方、トウモロコシ、カボチャ、エダマメの畑では、後片付けに入りました。昨日の総合の授業では、役目を終えた作物を抜いたり、土を覆っていたマルチシートをはがしたりと、子どもたちは汗をぬぐいながら手際よく作業を進めました。「なんだか寂しいね」 そんなことを、ぽつりとつぶやく子の姿も。みんなで心を込めて育ててきた数か月間の活動を、思い出していたのでしょう。

 先週の土曜講習後のことです。農園の様子が気になり、帰りがけに農園に立ち寄った子たちがいました。赤くなってる! と嬉しそうにトマトを摘む子どもたちの方から、笑い声が聞こえてきました。「見て見て~」とお腹を抱えながら持ってきてくれたのが、2枚目の写真のトマト。一緒に大笑いしながら、「これは、桐光小ニュースだね!」ということに。この場をお借りして、ユニークな形のトマトを紹介させていただきました (*^-^*)

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美しい歌声(合唱部)

2022年7月 9日 (土)

 今日の午後、4階の音楽室から歌声が響いてきました。歌っているのは4~6年生の合唱部の子どもたちです。音楽室にお邪魔して、練習の様子を見せてもらいました。

  「ふるさと」「With You Smile」「明日笑顔になあれ」・・心地よい旋律とともに聞こえてくる歌詞が、心に優しく響きます。美しい二部合唱のハーモニー、そして何よりも歌っている子どもたちの表情が素敵でした。

 9月には、神奈川県民ホールで「神奈川県私立小学校音楽会」が開かれることになりました。実に3年ぶりの開催です。具体的な目標が見えてきたことで
、子どもたちのモチベーションが上がっています。今日のソプラノ・アルトのパート練習の際には、6年生を中心に「ここの強弱を意識して歌った方がいいよ」などと話し合う姿がありました。こうやって互いに高め合い、よりよい合唱を作り上げていくのでしょう。

 今年の合唱部は、男の子もたくさん活動しています。「楽しそうだから、ぼくも入ろうかな」先日、そんなことを話している子もいました。
男女共に力を合わせて、これからも楽しく活動してほしいと思います。

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バタ足からクロールへ(4年生 体育)

2022年7月 8日 (金)

 青い空とプールが眩しい季節です。毎日、屋上プールには子どもたちの元気な声が響いていました。
 
 今日の午後は、4年生の水泳の授業がありました。まずは、前回の復習となる「蹴伸び」「バタ足」の動きの確認です。身体をまっすぐに伸ばすことと、膝を曲げないで足を動かすこと。2つのポイントを意識して、ペアで声をかけ合いながら練習しました。

 身体が水に慣れてきてから、クロールの手のかき方を学びました。蹴伸び・バタ足で練習したフォームを生かした「ノーブレスクロール(面かぶりクロール)」への挑戦です。10m程度の距離を息継ぎをしないで泳ぎきろうと、これまでに学んだことを思い出しながら子どもたちは練習を繰り返しました。少しずつ、泳ぎ方のコツをつかんできたようです。

 呼吸を入れて行う本格的なクロールは、高学年の水泳の授業でのお楽しみに。蹴伸び・バタ足・手のかき方などの基本を大切に学びつつ、無理なくステップアップしていける水泳指導を心がけたいと思います。

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クイズ大会~わたしは誰でしょう~(3年生 総合)

 3年生は「クイズ大会」の学習を進めてきました。この単元は、インターネット検索を利用して興味のある生き物を調べた上で、学習アプリ「ロイロノート」でまとめて発表することがねらいです。

  インターネットを利用した初めての調べ学習ということで子どもたちの関心は高く、目的の情報が検索できることに驚きながら、クイズ制作を進めていきました。友だちに楽しく学んでもらえるようにと、ヒントや豆知識などを取り入れて仕上げるなど、聞き手を意識した工夫も多く見られました。

 単元のまとめとして、グループ内で発表会を行いました。自分の作ったクイズを少し照れながら
発表する姿、友だちのクイズの答えを一生懸命考えている姿が見られ、楽しみながら学び合うことができたように感じます。

 この活動を通して、インターネットを利用した調べ学習の仕方を知るとともに、集めた資料をもとにプレゼンテーションを行う方法を学びました。子どもたちの興味・関心を広げ、学ぶ意欲を深めるツールの一つとして、今後もiPadを有効に活用していければと考えています。

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七夕集会

2022年7月 7日 (木)

 全校児童に楽しい時間を過ごしてもらおうと、集会委員会の5・6年生が動画による集会を用意してくれました。今回は七夕集会ということで、七夕にまつわるクイズです。各教室では、教室のモニターを観て全10問のクイズに挑戦しました。

 Q.織姫は機織りの仕事、では彦星の仕事は?
 Q.こと座のベガ、わし座のアルタイル、白鳥座のデネブ、この三つの星を何というのかな?
 Q.短冊には5色ありますが、なぜ5色もあるのかな?

 いずれも選択問題ですが、「分かった!」と低学年の子も自信を持って答えられるものから、高学年の子でも頭を悩ます難問までありました。楽しみながら、もの知りになった七夕集会となりました。

 ここ数日間、校舎内には子どもたちの願い事が飾られていました。「いきものはかせになれますように」「世界一のMF(ミッドフィルダー)になりたいです」「早くマスクが取れる日がくるといいです」子どもらしい素直な思いが一枚一枚の短冊に書かれ、飾りと一緒に揺れていました。

 今日は7月7日、七夕の日。子どもたちの願い事が叶いますように。

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交通安全教室②(2年生)

 2年生の交通安全教室のテーマは、「自転車に乗る際の交通安全」です。標識の紹介や信号の種類、自転車が走ってよい場所などについて、子どもたちは真剣な表情で話を聞いていました。普段、自転車に乗る時に、今日のお話が役に立つことでしょう。

 今日のお話の中では、次のような標語も登場しました。「ぶ・た・は・しゃ・べる」・・ちょっとかわいらしい響きのこちらの標語。どんな意味なのでしょうか。
正解は・・

 ぶ  = ブレーキ
 た  = タイヤ 
 は  = 反射材
 しゃ = 車体
 べる = ベル

 「ぶ・た・は・しゃ・べる」とは、自転車の点検整備を表す合言葉なのです。分かりやすい語呂合わせで、子どもたちは点検の大切さを学ぶことができました
。他にも、交通事故のことなど警察の方から貴重なお話を聞くことができました。交通ルールと安全運転。子ども一人ひとりにできる心がけを、日頃から大切にしてほしいです。

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交通安全教室①(1年生)

 麻生警察と麻生区役所の方をお招きして、交通安全教室をしていただきました。1年生のテーマは「横断歩道・信号の渡り方」です。紙芝居とビデオ映像で、以下のルールを教えていただきました。

 ・道路で遊んではいけない。
 ・横断歩道を渡る。
 ・右左右を見て、右手をあげて渡る。
 ・赤信号は、歩道の内側で待つ。
 ・青でも、右左を確認してから渡る。
 ・青が点滅したら待つ。
 ・歩道、白線の内側、道路の右端を歩く。
 ・道路に飛び出さない。
 ・道路標識の種類

 いずれも当たり前のルールですが、大切なことばかりです。「こんな事故があってね」「車に乗っている人にはこんなところが危ないんだよ」警察の方から実際に起きた事故の話を聞き、真剣な表情になりました。「えっ、どうしよう、ぼく道路で遊んでた…」と振り返る子。「背が低くても、目立つように手をあげなくちゃ」と、思い切り伸ばして手を挙げる練習をしている子。一つひとつのルールの大切さを、改めて実感した子どもたちでした。

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初めての絵の具(1年生 図工)

2022年7月 6日 (水)

 1年生が、図工の授業で絵の具に挑戦しました。どういう色が出るのかな? どんな絵を描こうかな? 小学校の授業で初めて使う絵の具を前に、子どもたちの期待が高まります。

 今日の授業で使ったのは、赤・青・黄の三原色。それぞれの絵の具を取り出し、大事そうにパレットの上に絞り出していきました。筆先につけた水で絵の具を溶いたら、準備は完了です。さっそく描いてみました。画用紙の幅いっぱいになるように筆を動かすと、赤・青・黄が虹のように描かれていきます。「わぁ! きれい。」嬉しそうに画用紙を見つめる姿が印象的でした。

 次回の授業では今日よりもたくさんの色を混ぜ合わせて、作品作りを行います。お題は「はらぺこあおむし」の絵に色をつけることです。色の足し算をしながら、絵本とは異なる “自分だけのあおむし”を、思い思いに描いていきます。どんなあおむしが生まれるのか、私たちも楽しみにしていたいと思います。

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