桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

桐光小だより桐光小だより

実るほど 頭の下がる 稲穂かな

2021年9月18日 (土)

 小学校の水田を眺めていたら、タイトルのことわざがふと浮かびました。稲の穂は実るほどに重くなって垂れ下がっていきますが、その様子を、人が頭を下げている姿にたとえた言葉です。《本当にすぐれた人はけっしていばらない、謙虚である》という意味で使われるようになりました。

 気温の低い日も、強い日差しが照りつける日も乗り越え、稲は収穫の季節を迎えます。人も、幼い時若い時には真っすぐ上を向き、様々なことを乗り越えて成長していきますが、それは真夏の太陽を見上げて力強く生長する稲のようです。秋になりぎっしり実った稲が穂を垂らすように、多くのことを経験して大人になった私たちも謙虚な姿勢でいたいものです。教える立場だからこそ心に留めておきたい言葉です。
 
 心配された大雨のピークは過ぎました。小学校の稲も大根も被害を受けることなく、ひと安心です。明日、明後日と連休が続きます。二日間、穏やかな天気で過ごせるといいなと思います。

2021kotowaza001

2021kotowaza002

2021kotowaza003


↑PageTop