桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2021年5月

小学校の誕生日(創立25周年)

2021年5月15日 (土)

 2階廊下の作品棚に、色とりどりのかわいらしいケーキが並んでいます。学校のお誕生日(開校記念日)を記念して、図工の授業で2年生が紙粘土で作りました。ケーキには、学校をイメージしたものや自分の好きなもので飾りつけされています。
 今日は開校記念日です。1996年に開校した桐光学園小学校は、満25歳になりました。四半世紀の歩みの中で多くの子どもたちが学び、小学校を巣立っていきました。

【創立者 小塚光治「建学のこころ」より

 心と心がふれ合う(喜び・怒り・感激がわき起こる)、教師の心と生徒の心が火花を散らす、生徒と生徒の心が火花を散らす、この火花によってお互いの心がとけ合い心の扉が開けます。この火花によって心を練り上げる、心をきたえるのが教師であり、その場が教室であり、団体訓練であり、クラブ活動であると信じます。全職員が一つになって、生徒の心の扉を少しずつ開かせ、すなおな心、やさしい心、すべてに感動する若い魂、すばらしい個性を引きだし、これらを良いものに作りあげたい、伸ばしたい。この場が桐光学園であります。


 これからもたくさんの方々に支えられながら、桐光学園小学校は歩んでまいります。心豊かにたくましく、何よりも子どもらしく成長していける小学校でありたいと思います。

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トマトの栽培(2年生 総合)

 2年生の総合の学習ではミニトマトの栽培を行っています。「ミニトマトってどうやって育てるのだろう?」子どもたちは、疑問に思ったことを図鑑で調べて、分かったことをワークシートにまとめてきました。堆肥を混ぜながら土づくりを行うなど、栽培の準備を自分たちで行いました。
 4月に栽培を始めたミニトマトは、順調に生長してきています。5月に入り、子どもたちは「誘引」を行いました。つるを伸ばしたい方向へと導き、植物の形を整えて実の重さや風で苗が倒れないようにするための大切な作業です。子どもたちは茎を折らないように、優しく、慎重な手つきで作業を進めることができました。
 
水やりや観察、生長に合わせた芽かきなどを継続して行いながら、ミニトマトの生長を子どもたちと一緒に見守っていきたいと思います。

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出会いの季節(3・5年生)

 11日(火)の記事で、5年生が1年生にお手紙を渡したときの様子を紹介いたしました。今回は、3・5年生の交流の様子です。
 5年生は、3年生の子どもたちにもお手紙を用意してくれていました。1組は木曜日、2組は金曜日に、待ち合わせ場所の体育館でご対面しました。「2年間、兄弟学年としてよろしくおねがいします。」学級委員の代表挨拶に続き、一人ひとりがそれぞれのパートナーに手紙を手渡しました。
 5年生はこの日のために、心を込めて手紙を準備していました。ある子は、3年生が読める漢字を調べながら文章を書いていました。また、パートナーの3年生がお休みだったために直接手紙を渡すことができず、残念がっている子がいました。「月曜日には会えるかなぁ」と、パートナーとの出会いを心待ちにしている様子です。
 3年生は、受け取った手紙を何度も何度も読み返していました。「私とパートナーの5年生、好きな食べ物が一緒だったよ!」と目を輝かせながら報告に来た女の子。「大事な手紙だからここに入れておこう!」と、おたよりケースにしまっている男の子。子どもたちにとって大切な宝物になったようです。
 ほんの短い時間での交流ではありましたが、兄弟学年の心は確実につながったことと思います。これから2年間、学校生活の中でよい関わり合いができることを期待しています。

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ローマ字入力(3年生 総合)

2021年5月13日 (木)

 3年生の総合の授業ではローマ字入力の練習をしています。タイピングはタブレットを活用した学習を進める上で必要なスキルの一つ。ローマ字表を手元に置いて確認しながら、まずは母音を使った組み合わせから練習を始めました。
 キーボードにA・Oと打つと「青」、U・Eで「上」になります。タイピングを日常生活であまり経験してこなかった児童ほど、日本語が画面に表示されるたびに新鮮な喜びを感じている様子でした。母音に慣れてきたら、今度は子音を含む言葉です。E・KIで「駅」、U・TAで「歌」・・少しずつ正確に、速く入力できるようになってきました。今週は総合の授業が二回ありましたが、拗音や促音を含む言葉(金魚、学校など)にも慣れてきて、短い文章が作れる子も増えてきました。次回からは、ホームポジションに意識させながら練習していく予定です。
 今年度から、3年生以上の児童がタブレットを用いて学習を進めています。授業では、全員の意見を教室のモニター画面上で表示して比較・交流することができたり、家庭学習では教員が提示した学習資料を開いて勉強に生かしたりと、協同的・自発的な学びを支えていくものとなるでしょう。子どもたちの学習の可能性を広げていけるよう、私たち教員はその活用の仕方について研修を重ねていきたいと思います。 

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一人ひとりの「春」(5年生国語)

2021年5月11日 (火)

 5年生の子どもたちは、国語の時間に「季節の言葉① 春の空」の学習をしました。
 清少納言の「枕草子」、春らしい季節感をもつ言葉やその言葉に関連した俳句を音読するなどして、日本の春を表す言葉の奥深さや歴史に親しみました。
 学習のまとめとして、「自分が感じる“春”」についてカードに表現する活動を行いました。自分が春を感じた場所や時を思い出しながら、そのときに見たものや感じたことを表現するものです。
 「春といえばやっぱり桜だ」という声が多かったのですが、同じ桜でも、どのように表現するかは子どもによって異なります。また、桜以外にもそれぞれが春を感じるものについて、自由な発想で表現していきました。「あたたかさ」や「さんぽ」、「たけのこ」、「出会いの季節」、「クラスがえ」、「新しい教室」などなど、自分のイメージする春を熱心且つ楽しそうに表す姿は、「枕草子」を執筆する清少納言といったところでしょうか。
 掲示板に並んだ子どもたちのカードを見ると、改めて春が伝わってきます。今後の「季節の言葉」の学習でも、こうしたそれぞれの季節らしいものや様子を表現することを、子どもたちに楽しんでもらいたいと思っています。

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兄弟学年の1年生との初対面(5年生)

 本校では、異学年交流として1・3・5年生、2・4・6年生でパートナーを作り、2年間同じメンバーで様々な活動を行っています。5年生は今年度、初めて3兄弟の最上級生という立場になりました。年上ということで、「自分たちが下級生を引っ張っていかないと。」という緊張感がある子も多くいるようです。
 ところがコロナ禍の状況下のため、4月の入学式・対面式では直接顔を合わせることができませんでした。休み時間も時間がずれているために、積極的な交流が持てずにいます。そこで、5年生はパートナーである1年生に自己紹介カードを書いて渡す計画を立てました。「ひらがなじゃないと読めないよね。」「何色が好きかな。」など口にしながら、どの子も小さな1年生の姿を思い浮かべて心を込めて書いていました。
 カードを渡す日が来ました。学級委員の言葉に続き、自分のパートナーに一人ひとりがカードを手渡しました。短い時間でしたが、直接自分の書いたカードを渡せたことがうれしかったようです。1年生が帰った後、「かわいかったね~」「小さいなあ」といった声が聞こえてきました。下級生を前にすると、上級生の表情が自然とほころびます。そんな姿を見るたびに、私たち教員も幸せな気持ちになります。
 3兄弟のリーダーである5年生は、3年生に向けても計画していることがあるようです。少しずつではありますが、異学年同士で交流する機会を模索していきたいと思います。

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土曜日の小学校~土曜講習スタート~

2021年5月 8日 (土)

 土曜日の朝、グラウンドから子どもたちの元気な声が聞こえてきます。Aグラウンドでドッジボールで遊ぶ子たち、一輪車広場で一輪車に乗る練習をしている子たち、Bグラウンドではサッカーを楽しむ子たちの姿がありました。サッカーをしているのは6年生。男女仲よく、楽しそうにボールを追いかけるほほえましい光景でした。
 8時20分になると、子どもたちはサッと遊びを終えて教室に向かいました。土曜講習の始まりです。土曜講習は4年生以上の児童が対象で、年間16回
土曜日の午前中に学校で勉強をします。4年生は体験学習を取り入れて学ぶ楽しさを感じさせながら、国語・算数の問題練習にも取り組んでいきます。5・6年生は、普段の授業で学んだことを生かしながら、問題練習を通して応用力を身につけていきます。今年度1回目の今日、子どもたちは各教科・活動に真剣なまなざしで取り組んでいました。
 昨年度は実施を見送ったため、土曜日に子どもたちが登校してくるのはずいぶんと久しぶりのことです。平日と変わらず感染症対策には十分注意を払いながら、充実した土曜講習を展開していきたいと思っています。土曜日の活動には「制作活動」と「ふれあい活動」もあります。1~3年生の希望者が対象で、土曜日に親子で楽しんでもらう活動です。昨年度に引き続き、こちらは今年度も実施を見送りました。コロナの状況が落ち着いて、土曜日の小学校で親子で工作をしたり、遊んだりする光景が見られる日を楽しみにしています。

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5月の連休

2021年5月 1日 (土)

 風薫る季節になりました。約一ヶ月間、それぞれの学年の子たちが新年度を元気いっぱいに駆け抜けました。
 
小学校生活に慣れて、少しずつ行動範囲も広がってきた1年生。お兄さん・お姉さんとしての頼もしい姿が見られるようになった2年生。2階から3階へと生活の場を移し、毎朝新鮮な気持ちで階段を上って教室に向かう3年生。今年度から始まるクラブ活動に胸を膨らませる4年生。「高学年」と呼ばれるようになり、兄弟学年の関わりにおいても活躍が期待される5年生。そして、最上級生として心も身体も伸び盛りの6年生は、小学校生活総まとめの1年間のスタートです。委員会活動などを通して、下級生を力強く引っ張っていってくれることでしょう。
 そんな1~6年生の一ヶ月間でした。今日からGWが始まり、数日間学校はお休みです。ひかえめな過ごし方になる子も多いと思いますが、家族の時間を大切にしながらそれぞれの連休を楽しんでほしいです。

 たれぞうくんも、校長先生のお家で数日間のお休みです。今月は、学校説明会で多くの方にお会いして、たくさんなでなでしてもらいました。今日の午前中、ひだまりのグラウンドでリラックスしたたれぞうくん。まどろみながらのブラッシングで、毛並みも良好です。「みなさん、よいGWをお過ごしくださいね」たれぞうより。

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