桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2020年11月

あきのさんぽ(1年生 総合)

2020年11月 5日 (木)

 1組は11月2日(月)、2組は11月4日(水)に「あきのさんぽ」を実施しました。学校の裏から尾根道に出て、班の友だちと一緒に秋探しをしながら近隣にある真光寺公園まで向かう校外学習です。
 子どもたちは、手元の秋探しビンゴカードを見ながら「手よりも大きい葉っぱを見つけたよ!」「ねぇ、ここって『ぽかぽかしたしたもの』って言えるんじゃない?」と、声をかけ合いながら歩いていきました。道の途中にある開けた場所や、真光寺公園の中では、どんぐりや葉っぱを拾う時間もありました。帽子つきのどんぐりや、つるつるしているどんぐり、まるまると太ったどんぐりなど、自分のお気に入りのものを探しては、うれしそうに友だちと見せ合いっこをしていました。
 学校に戻ってから書いた振り返りには、友だちと一緒に秋を探す楽しさや、初めて校外学習に行けたことの喜びなどが書かれていました。グラウンドや農園では見つけられなかった「秋」をたくさん見つけることができた
「あきのさんぽ」。子どもたちにとって、思い出に残る楽しい活動になりました。

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白米になるまで(5年生 総合)

 5年生は総合の授業で「稲作」の学習をしています。自分たちで田植えをした稲を鎌で刈り、白米にするまでを手作業で行っています。先日、もみを外す「脱穀」の作業と、玄米にする「もみすり」の作業まで終わりました。
 さて、今度は「精米」の作業へと移ります。子どもたちは玄米を少しずつビンに入れて棒でつき、出てきた粉(ぬか)を指で丁寧に取り除いていきました。一時間の授業で精米した量はほんのわずかでしたが、もともとの玄米と比べて「こんなに色が違うよ!」と、子どもたちは嬉しそうに確認し合っていました。
 授業が終わり休み時間に入ってからも、教室に置いた精米用のビンと棒を使ってコツコツと玄米のぬかをとっている子どもたちの姿がありました。「昔の人は、こんなに苦労をしていたんだね」「お米を大事に食べなきゃいけないって思う」・・子どもたちの様々な呟きが聞こえてきました。手作業による稲作体験を通して、一人ひとりに
驚きや発見があったようです。

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2020.11.5

 朝の会で、日直さんの元気な声が聞こえてきました。しばらくすると、その日直さんのスピーチが始まりました。
・・・ぼくは図工がすきです。お父さんとお母さんに見せると、「じょうずだね・がんばったね」とほめてくれるのがうれしいです。・・・
 真剣に話す姿を見ていて、こうやってご両親がこの子のことを支えてくれているんだなと思い、私まで嬉しくなりました。だんだんと学年が上がっていくと、いろいろなことができるのが「当たり前」になってしまい。少々のことではほめられることもなくなって、逆に「当たり前にできるはずだったこと」ができなかったときに、注意されたり、ときには叱られたりすることがあるのかもしれません。
 今日のスピーチをした子が、いつまでも図工が大好きでいられるように応援していきたい!そんな気持ちになりました。
 素敵なスピーチをありがとう!!

柿農園見学(3年生 社会科)

2020年11月 4日 (水)

 先日、3年生が今年度初めての社会科見学を行いました。見学先は、学校からバスで10分ほどの黒川東営農団地の柿農園です。天候に恵まれて例年にないほど暖かく、絶好の見学日和でした。
 見学先の農家の志村さんは、18年間も本校でお世話になっている柿農家さんです。柿農園の中で、志村さんから柿の育て方・使用する農機具や肥料・柿のもぎ取り方などを教わり、子どもたちは熱心にメモを取っていました。200本あまりの柿の木を育てていることや、1本の柿の木の剪定に1時間かかることなどを聞き、子どもたちから「すごい」「大変だな」というつぶやきが聞こえてきました。消毒に使うスピードスプレーヤーや草刈りに使う機械は、人が乗って運転する車両型になっています。初めて見る農機具に、子どもたちは興味津々でした。
 最後に柿のもぎ取り体験をしました。子どもたちは友だちと連れ立って柿農園を散策しつつ、一番気に入った柿をもぎ取っていました。自分の選んだ柿を大事そうに握りしめている姿が、とても微笑ましく感じられました。
 見学を通して農作業の話を具体的に伺い、農家の方の工夫や苦労に気づくことができました。自分たちの身近な食材がどのようにして生産されているかを知り、子どもたちの社会認識が広まったのではないかと思います。

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2020年11月 3日 (火)
 コロナ禍での小学校入学試験はどうなるだろうと、学校関係者だけでなく、受験を考えている保護者の皆さんもご心配されていたことと思います。10月末から始まった神奈川県内の私立小学校の入試はそれぞれの学校でコロナ対策を講じながらほぼ予定通り行われました。
 学校では授業を再開した6月の頃と同じように、児童の手洗い、消毒、そして児童が下校してからの校舎内の消毒作業などを継続しながらも、可能なところから少しずつ活動の範囲を広げています。今日は、1年生の遠足(学校から歩いていける範囲)と3年生の柿農園の見学がありました。また、クラブ活動は本来4年生以上の児童が一緒に活動するようになっていたのですが、それを学年ごとにすることで人数が多くなりすぎないようにして実施しています。私はバドミントンクラブを担当していますが、今日は4年生8人と楽しく活動することができました。
 さて、社会では、go to・・・というような制度も作られ、外出する人たちも増えています。子どもたちも、週末には家族で出かけるという話もよく耳にします。しかし、日本での感染者数はまだまだ減少しているとは思えませんし、海外では夜間外出禁止となっている国もあります。感染対策については油断することなく、これからも十分に気を付けていかなければなりません。
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