白米になるまで(5年生 総合)
2020年11月 5日 (木)
5年生は総合の授業で「稲作」の学習をしています。自分たちで田植えをした稲を鎌で刈り、白米にするまでを手作業で行っています。先日、もみを外す「脱穀」の作業と、玄米にする「もみすり」の作業まで終わりました。
さて、今度は「精米」の作業へと移ります。子どもたちは玄米を少しずつビンに入れて棒でつき、出てきた粉(ぬか)を指で丁寧に取り除いていきました。一時間の授業で精米した量はほんのわずかでしたが、もともとの玄米と比べて「こんなに色が違うよ!」と、子どもたちは嬉しそうに確認し合っていました。
授業が終わり休み時間に入ってからも、教室に置いた精米用のビンと棒を使ってコツコツと玄米のぬかをとっている子どもたちの姿がありました。「昔の人は、こんなに苦労をしていたんだね」「お米を大事に食べなきゃいけないって思う」・・子どもたちの様々な呟きが聞こえてきました。手作業による稲作体験を通して、一人ひとりに驚きや発見があったようです。