学校再開から1週間と一日が経過しました。今日で分散登校のどちらのグループも3回ずつ登校したことになりました。先週に比べると送迎の車も少し減ってきたように感じます。友だちと密になることを避けながらも、ときどきおしゃべりしながら登校することが楽しいのでしょう。コロナ感染に加えて熱中症に気をつけることがこれからより大切になります。
6月からは白い夏用の帽子を被ることになっていますが、帽子も長く被っていると熱くなるでしょう。ときどきは脱いでみたくなるのもよく分かりますが、なんとなく気分が悪いと感じたときはすでに熱中症にかかっている可能性もあります。帽子の着用と水分補給には特に気を付けさせましょう。出がけに必ず声かけをお願いします。
さて、5月中旬から動画配信と課題などを併用した、家庭学習に取り組んでもらってきましたが、実際のところそれぞれの家庭での子どもたちの取り組みはどうだったでしょうか。最近、この間家庭で進めてもらってきた学習について、その理解度、定着度が少しずつ分かってきているようです。教員たちからは、「なかなか定着していないな」というつぶやきも聞こえてきました。学校の授業でみんなで学ぶようにはいかないことは分かっているものの、一人ひとりの取り組み方を確認し、何か問題となっていることがあるならばそれを解決しておく必要があるでしょう。第2波の感染拡大が起こらないことを願っていますが、仮にそうなったとすれば、再度家庭学習中心の生活になってしまうでしょうから。
1日(月)に学校再開。全ての学級を2つのグループに分けての分散登校。始業時刻は10時20分で、通常よりも2時間遅れで、授業は午前2時間、午後2時間です。どの学級もやはり36人が一緒のときと比べるとさみしいようですが、今学校に求められている条件を満たすためには仕方がないです。このように学級の半数で授業を展開している中で、通常よりも発言の機会も多くなるでしょうし、教員の目も届きやすくなります。このときに、いつも以上に学習に対する気持ちが前向きになって、勉強が楽しいと実感できるといいなと思っています。いえ、そうでなければならないと考えます。
心配なことの一つに、気温が高くなることによる熱中症の心配です。学校では昼の休み時間の前に、暑さ指数と対策について子どもたちにお知らせするようにしています。