桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

土曜日の小学校

2025年6月21日 (土)

 今日の午前中は、土曜講習(4~6年生)と、制作活動・ふれあい活動(1~3年生の希望者)が行われ、午後からは合唱部の練習がありました。

 今日のふれあい活動は、ハンドベースボールです。親子でキャッチボールをしたり、手で打つ練習をしたりしてボールに慣れてから、ゲームを行いました。初めての子が多いため、今回はお家の方に守備をお願いして、子どもたちが順番に打席に立ちました。親子練習の成果がよく出ていました。子どもたちは手でボールを力強く打ち、全力で一塁ベースを駆け抜けていきます。次第に慣れてくると、二塁、三塁を目指す子もいました。冷房の効いた体育館ですが、みんな汗びっしょり。お家の方々と一緒に、楽しい時間を過ごしていました。

 4年生の講習では、Aグラウンドでペットボトルロケットを飛ばす活動をしていました。水を入れたペットボトルを発射台に置いて空気を入れたら、みんなでカウントダウンをして飛ばします。屋上まで高く舞い上がったものも、Bグラウンドまで飛距離を伸ばしたものもありました。もちろん、毎回イメージ通りに飛ぶわけではありません。上手くいかなければ水の量を調節して、再度挑戦する子どもたち。友だちと相談し合って試行錯誤する過程に、大切な学びがつまっているのです。

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色とりどりの朝顔

2025年6月20日 (金)

 色とりどりの朝顔が、テラスを明るく飾ってくれています。子どもたちが最初に開花に気づいたのが、6月11日の朝でした。教室では「花が咲いていたよ!」と、みんなで大盛り上がり。翌日も、そのまた翌日も・・と、朝顔は次々ときれいな花を咲かせています。

 1年生の国語では、「つぼみ」という文章を学習しました。花のつぼみが開いていく様子が書かれた説明文です。教材の中で、「さきが ねじれた つぼみです。」と朝顔の花が紹介されていました。先日、テラスで水やりをしていた子どもたちが写真とそっくりなつぼみを見つけ、「ほんとうにねじれてる!」と、興奮気味に教えてくれました。教科書で読んだのと同じように、ねじれたところがほどけてだんだんと広がっていき、まるい朝顔の花になるのです。国語の勉強と朝顔の成長が重なって、なんだか嬉しそうな様子の子どもたちでした。

 この暑さで、午後になると朝顔は少しぐったりとしているように見えます。子どもたちが「次は何色の花が咲くかな」と楽しみにしているので、涼しくなった夕方に水やりをしました。来週、みんなで朝顔の花を観察したいと思います。

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梅雨は、どこへ‥?

2025年6月19日 (木)

 6月も下旬に差しかかり、真夏日が続く日々です。早くも暑さ指数(WBGT)が気になる時期になりました。暑さ指数とは、湿度・日射などの環境熱・温度の3つを取り入れた値。本校では外での活動の指標にしています。

 今週は月曜日に暑さ指数が「危険(31以上)」を示し、外遊びが禁止になってしまいました。少し残念そうにしながらも、窓の外から入ってくる熱気に納得の表情の子どもたちです。火曜日以降は「厳重警戒(28以上31未満)」となり外遊びはできたものの、休み時間を5分短縮して、教室でクールダウンの時間を取るようにしました。今年もやってくるであろう "猛暑" に備えるべく、少しずつ体を慣らしていってほしいです。

 さて、図書室では、火曜日から楽しいイベントが始まりました。図書委員会による「ポイントキャンペーン」です。全校児童に配られたポイントカードには、一冊借りるごとにスタンプが一つ押されます。ポイントが貯まると景品がもらえるという告知を聞き、子どもたちはワクワクした様子で図書室に足を運んでいます。暑すぎて、外遊びができない・・そんな日には、涼しい図書室で読書に親しむのもよさそうです。

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MLB公式マンホール -松井裕樹投手-

2025年6月18日 (水)

 松井裕樹投手がデザインされたマンホールカバーが、学園の通学路に設置され、今日の午後にお披露目となりました。こちらはMLBの企画で、日本にルーツを持つ12人のメジャーリーガーをデザインしたマンホールカバーを、それぞれのゆかりの場所に設置するというものです。本学園出身の松井投手は、ここ桐光学園の地に戻ってきてくれました。

 2012年の夏、甲子園で1試合22奪三振という大記録を残した松井投手。卒業後は楽天イーグルスを経て、現在MLBのサンディエゴ・パドレスで活躍中です。桐光学園に在籍していた当時、横浜スタジアムで全校応援をしたり、甲子園球場へ駆けつけたりしたことが、多くの卒業生や保護者の記憶に残っていることでしょう。

 小学生(4~6年生)も利用する通学路にあるため、子どもたちは毎日目にすることができます。色鮮やかで力強いデザインを眺めながら、卒業生のさらなる活躍を応援していきたいと思います!

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中高ってどんなところ?

2025年6月17日 (火)

 6年生は今日の放課後の時間、隣接する桐光学園中学・高等学校の施設見学をしてきました。案内役を務めた中学2・3年生は、すべて小学校の卒業生です。中学校の制服姿で出迎える先輩方の姿は、とても頼もしいものでした。

 中高では、男子・女子に分かれて案内してもらいました。輝緑祭などの機会に何度か足を運んだことがある子も多いと思いますが、今日訪れたのは放課後の時間帯。勉強や部活動など、そこには中高生の日常があり、もうすぐやってくる中学校生活がイメージしやすかったのではないでしょうか。部活について教えてもらったり、様々な施設の紹介をしてもらったりと、先輩の言葉に真剣に耳を傾ける子どもたち。親近感を抱きながらも、適度な緊張感を持って見学することができました。

 見学後には、飲み物をいただきながら食堂で歓談の時間がありました。今日案内を務めてくれた先輩方に、日頃の学校生活について様々なお話を聞いていました。12年間一貫教育の本学園では、身近なところに中高生の活躍する姿が見られます。憧れや目標になる存在が近くにあることは、小学生にとってたいへん心強く、大きな励みになることでしょう。

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第二回地区別集会

2025年6月14日 (土)

 金曜日に、今年度二回目の地区別集会が行われました。

 それぞれのグループの担当教員を中心に、通学路の歩き方や、駅や電車内での過ごし方など、登下校についての約束事を確認しました。ルールを理解しているつもりでも、何かに夢中になっていると咄嗟に忘れてしまうことがあるのが子どもたちです。地区別集会で聞こえてきた子どもたちの意見をしっかりとフィードバックしながら、正しい態度で、より安全に登下校が出来るよう継続的に指導してまいります。

 集会の後半は、高学年の児童が中心になってレクリエーションを行いました。グループ全員が円になって爆弾ゲームや何でもバスケットをしたり、風船を使ったバレーボールをしたり、卓球遊びをしたりと、どのグループも和やかで楽しい時間を過ごすことができました。

 一緒に活動をするうちに上級生・下級生の自然な関わりが増えて、互いに親近感が湧いてくるものです。登下校中に何か困ったことがあったら、互いに声をかけ合い、助け合える関係を築いていってほしいと思います。

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田植え(5年生 総合)

 今年度の稲作はJAセレサ川崎の協力を得て、黒川水田で田植え体験を行いました。

 手のひら分の苗を持って一列に並び、ロープを目印に3~4本ずつちぎって植えていきました。全員が植えたら一歩下がり、また次の苗をちぎって植えていきます。足の保護のために長い靴下を履いていたものの、水田の中に実際に足を入れて昔ながらの方法で田植えをするのは、子どもたちにとってたいへん貴重な経験でした。

 「虫がいる~!」「転ぶ、転ぶっ・・」あちらこちら聞こえてくるのは、悲鳴交じりの大きな声。それでも徐々に慣れてきて、「次もいける!」「苗のおかわりくださーい!」と、頼もしい言葉に変化していきました。手作業による本格的な田植えは、難しさや苦労を感じながらも、達成感のある活動になったようです。

 田植えをした木曜日は朝からの雨。空模様を気にしながら学校を出発しましたが、活動が始まると小降りになり、結果的に天候に恵まれた田植えとなりました。5年生の教室前では、同時進行でバケツ稲も育てています。日常の生育の様子は、そちらで観察して見守っていく予定です。どちらも、恵の秋を迎えられますように‥。

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エビがいっぱい

 日中の気温がたいへん高くなってきました。サッカーやドッジボールも人気ですが、ひんやりとした水が心地よい「せせらぎ」にも多くの子どもたちが集まっています。

 せせらぎは、階段の上段部から下の池へと水が流れるビオトープです。子どもたちは、最近夢中になってミナミヌマエビを探しています。エビたちをペットボトルの容器に入れて、その場で観察を楽しんでいます。3年生の女の子が器用にすくい上げていたので「すごいね! エビ採り名人だね!」と声をかけたら、「ううん。私よりもっと名人がいるの。」と、他の男の子の名前を教えてくれました。せせらぎデビューをしたばかりの1年生の子どもたちは、「どちらも上手だなぁ」と3年生たちの動きをじっと見つめるのでした。

 「レアキャラ」として、時々出会える生き物もいます。一つ目はヤゴです。毎年このせせらぎで生まれ、命が引き継がれています。今年も、トンボに出会えることでしょう。二つ目のホトケドジョウは、絶滅危惧種に指定されている日本固有の生き物です。せせらぎではなかなかお目にかかれませんが、魚委員会の5・6年生が校舎1階の水槽で飼育しています。子どもたちにはそちらで観察をしてほしいなと思います。

 来週は、真夏のような気温の日が続くとの予報が出ています。運動が厳しいほど暑い日には、冷たいせせらぎの水に触れながら、水生生物の観察をするのもよさそうです。

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うれしい発見(1年生 総合)

2025年6月 9日 (月)

 朝顔の観察と水やりをしました。子どもたちは朝顔の成長と変化をじっくりと見て、特に今回は「つる」の様子を中心に記録しました。

 反時計回りに支柱に巻き付き、つるは上へ上へと伸びていきます。「ざらざらする」と言いながら、葉や茎を指先で触れる子どもたち。よく見ると、小さな毛がたくさんついています。そのようなところにも注目して、鉛筆で細かく丁寧に描写していきました。

 観察を始めると程なくして、ある子が「見て、見て!」と大きな声を上げました。その子の指先には、早くも紫色の花が顔を出していたのです。“第一号” の発見を、子どもたちはみんなで喜んでいました。6月も中旬に差しかかり、梅雨もすぐそこまで近づいてきています。ここから先の朝顔は、毎日がうれしい発見の連続になることでしょう。テラスが色とりどりの花でいっぱいになるのが楽しみです。

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前期中間試験(4~6年生)

2025年6月 7日 (土)

 毎日の朝の時間や休み時間には、子ども一人ひとりの過ごし方があります。朝顔の様子を気にかけている1年生の中には、先生の手を引っ張ってテラスへ向かう子もいます。「ぼくのてのひらぐらい大きいよ!」と葉の様子を伝えてくれたり、つるの巻きつく様子を毎日確認したりして、朝顔の成長を心から喜んでいる様子です。図書室にあるソファーも、子どもたちに人気です。ソファーに腰かけて絵本を楽しむ低学年の子や、小学生向けの新聞に目を通す高学年の子たちの姿が見られます。司書の先生に相談すれば、お目当ての本がすぐに見つけてもらえる図書室は、本との出会いが詰まった魅力ある場所です。

 さて、今週の木・金曜日は前期中間試験がありました。両日とも、普段通り読書を楽しむ子どもたちだけでなく、静かに勉強に取り組む子どもたちの姿がありました。前・後期の期末試験(9・3月)には全学年が臨みますが、6月と12月の中間試験は4~6年生のみが対象です。各単元ごとの確認プリントや日頃の宿題を通して習熟度を測っていますが、中間試験では4・5月に学習した内容がまとめて出題されます。そのため、子どもたちはしっかりと復習をして試験に臨んでいました。

 勉強をしていると、興味が湧いてくることも、自分の好きな分野を見つけることもあると思います。同時に、"これは少し苦手だな" と感じる瞬間もあることでしょう。でも、努力してそれを乗り越えた先に、楽しさや魅力が感じられるのも勉強です。結果に一喜一憂するだけでなく、子ども自身が普段の取り組み方を見直したり、今後の学習の進め方を考えたりできるような機会にしていきたいと思います。

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