桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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校長からのメッセージ

在校生 そして 保護者の皆様へ 6月4日

2020年6月 4日 (木)
 1日(月)に学校再開。全ての学級を2つのグループに分けての分散登校。始業時刻は10時20分で、通常よりも2時間遅れで、授業は午前2時間、午後2時間です。どの学級もやはり36人が一緒のときと比べるとさみしいようですが、今学校に求められている条件を満たすためには仕方がないです。このように学級の半数で授業を展開している中で、通常よりも発言の機会も多くなるでしょうし、教員の目も届きやすくなります。このときに、いつも以上に学習に対する気持ちが前向きになって、勉強が楽しいと実感できるといいなと思っています。いえ、そうでなければならないと考えます。
 心配なことの一つに、気温が高くなることによる熱中症の心配です。学校では昼の休み時間の前に、暑さ指数と対策について子どもたちにお知らせするようにしています。

在校生 そして 保護者の皆様へ 5月30日

2020年5月30日 (土)
 学校再開に向けての準備を教職員が協力しながら進めているこの週末です。「朝の検温確認」ということ一つでも、検温カードの確認またはその場での検温を、スクールバスを利用する子たちは栗平駅でバス乗車前に実施、徒歩で通学してくる子たちは学校到着後それぞれの教室に行く前に実施します。また、それぞれの場所で発熱が確認された場合の対応も求められます。もちろん、検温確認のために子どもたが並ぶことにも注意が必要です。
 他にも、手洗いの徹底、適切な児童間の距離の確保、マスクの着用と遊び・運動、そして熱中症対策など、文科省・県からの通達などを基本に学校としての対応を考えてきました。実際に、子どもたちが学校生活を再開してから、一つひとつの対応で見直しが必要となることがたくさんあると思いますが、子どもたちの安全のために、保護者の皆さんのご意見もお聞きしながら進めていきます。ただ、学校としてできることとできないことがあること、絶対の安心は残念ながら確保できないこともあることはご理解いただき、それを教職員、保護者、子どもたち一人ひとりが気を付けるという原点を忘れないことで乗り越えていきたいと考えます。
 さて、休校中続けてきました各学年の教員たちから子どもたちに向けて発信してきました「学年ブログ」を昨日を持って終了いたしました。子どもたちの一日は、家庭・学校があって、そして様々な場で多くの人たちとの関わりがあって成り立っているのが当たり前なのに、その中の学校が抜けてしまいそうでした。このブログが子どもたちと学校をつなぐ一つのツールになってくれていたら嬉しいです。読んでいただけたことに感謝!そして、先生方、お疲れ様でした。

在校生 そして 保護者の皆様へ 5月28日

2020年5月28日 (木)
 長く続いた休校もようやく今週で終わろうとしています。まだ、分散、時差登校がしばらく続くので、通常の学校生活が送れるようになるまではしばらく時間がかかります。  最近、子どもたちが目の疲れなどを訴えることはありませんか。これまでは電子機器の画面を見るのは専らゲームが中心だったかもしれませんが、動画配信による学習を進めるようになってからは、ゲームだけでなく勉強も画面を通して行うようになってきていることがその原因になっていると思われます。このような生活の姿がまもなく変わりますが、もしかしたら一番それを待っているのは子どもたちかもしれません。ある日、他校の保護者からも、子どもたちが疲れている(もちろん保護者も)ことを具体的な症状をあげながら話してもらうことがありました。他校の事例ではありましたが、とても他人事とは思えないような内容でした。その話を聞きながら、桐光にもきっと同じようなことを思っている方もいらっしゃるだろうと思っていました。課題一つにしても、それに取り組む子どものこと、それを支援する保護者のことを思いながら作っていくことが大切です。
 さて、子どもたちが疲れてしまうだけでなく、実は一つの授業動画を撮るために非常に多くの時間をかけて取り組んでいる教員たちの負担もかなり大きなものになってきています。そのような取り組みから解放されて本来の学校での仕事に戻れることは私たち皆の大きな喜びです。

在校生 そして 保護者の皆様へ 5月27日

2020年5月27日 (水)
 通勤途中に見る光景で、この1週間ほぼ毎日のようにグラウンドでサッカーをしている子どもたちを見かけます。小学校の高学年くらいの男の子たちですが、その人数がだんだんと増えてきているように思われます。早く学校が再開を願っている子どもたちも多いでしょうが、学校にいかないで気の合う仲間たちと遊びや運動をしていることを楽しいと思う子どもたち、または、学校に行くのに抵抗がある子どもたちももしかしたらいるのではないかと思います。あまりにも、休校期間が長すぎたことが大きな原因になっているのでしょう。
 休校期間中の子どもたちの様子はどうだったでしょうか。4月のはじめのころに、なんだかとても甘えん坊になってきました。と伝えていただいたことがありました。これは、頭が痛い、お腹が痛い、眠れない、落ち着かない、よくしゃべる・よく泣く、言動が幼くなった、などと同じような症状だと言えるかもしれません。
 学校が再開すると、まずは元気な笑顔を見せてくれると思いますが、これまでにため込んでいたストレスが一気に解消されるとは考えていません。子どもたち一人ひとりがどんな思いで学校に来ているかを感じ取るようにしていくことが大切です。
桐光学園小学校 斎藤

在校生 そして 保護者の皆様へ 5月26日

2020年5月26日 (火)
 昨日、緊急事態宣言が継続中だった北海道と東京、神奈川、埼玉、千葉で宣言が解除されました。これをもって、全ての都道府県で次の感染防止対策に進むものと考えます。
 神奈川県知事からのメッセージには引き続き、「マスクの着用や手洗いを徹底する」「3つの密(密閉・密集・密接)を避ける」「感染防止策対策がされていない場所へは行かない」など、コロナウイルスは身近にあるという意識を持って、行動してほしいとありました。
 現在、6月1日の学校再開に向けて、準備を進めておりますが、何よりも大切なことは、子どもたち一人ひとりが、自分の命を守ることが人の命を守ることにつながることを理解し、そのために、何をしなければならないかをよく考えて行動することだろうと思います。 また、久しぶりに公共交通機関を利用すると、電車内ではほとんどの人がマスクをしていて、話す人もなく、適度な距離を保っていることに気づく子もいるでしょう。その中で、友だちと話したり、ふざけたりすることが周りからどのように思われるかも分かる子どもたちでなければならないでしょう。このように、家庭から一歩外に出ると、これまで以上に今の社会の常識・規範を理解した上での行動が求められます。これを子どもたちに理解させるためには、登校前の簡単な声かけだけでは難しいでしょう。これから学校再開までの数日間で時間をかけて子どもたちに分かるようにお話していただきたいです。
 登校した際(バス利用者は乗車前)に、検温表を確認します。家で検温をしてこなかったときは、その場で検温することになりますが、発熱が確認された場合は保健室や臨時の休養室で保護者の迎えを待つことになります。登校前の健康チェックはとても大切ですので、今も毎日検温をしていると思いますが、これからも継続していきましょう。そして、登校前に発熱や体調不良が確認された場合は、無理をさせずに自宅で休養させるようにしましょう。

オンライン個別相談(児童募集)

2020年5月22日 (金)
 4月から始まる児童募集活動(学校説明会、公開授業、オープンスクールなど)を今年は行うことができないため、6月からオンライン個別相談を行うことにしました。10分間という短い時間ですが、申し込みの段階でお伝えいただいた質問に答える形式にします。申込みは小学校ホームページの「入試に関する情報」のところでお願いします。

在校生 そして 保護者の皆様へ 5月21日

2020年5月21日 (木)
 今日は、京都府、大阪府、兵庫県で緊急事態宣言が解除されました。北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県でも今月中解除を目標としているとのことですが、今後の新たな感染者数がどうなるかが注目されるところです。
 学校では今回お送りした課題(6月8日までの分)の解説動画を撮影する先生方が忙しく活動しています。子どもたちも動画配信などを伴う課題への取り組みにもすっかり慣れてきたのではないかと思いますが、学校が再開した後は、学校での活動と家庭での学習を交互に行うことになります。保護者の皆様にはまだしばらくご負担をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
 さて、teamsを使った朝の会の様子をときどき見せてもらっています。学校で全員がそろって行う朝の会と同じようにはいかないかもしれませんが、子どもたち一人ひとりが発言できるのはよかったのではないかと思っています。画面を通して、先生だけでなく同じグループの友だちが自分を見てくれているというのも普段の教室でのみんなが同じ方向を向いている会とは少し異なるところかもしれません。
 子ども同士がお互いを知り、信頼関係を作り上げるためには何が必要かを考える機会を得たように感じます。

在校生 そして 保護者の皆様へ 5月19日

2020年5月19日 (火)
 皆さん、お変わりありませんか。
 14日に改訂された「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」では、全都道府県が緊急事態措置を実施すべき区域を北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県とするという変更がありました。
 また、今回特に強調されているのは指定された地域かどうかによらず、「感染症対策を講じながら最大限子どもたちの学びを保証することを目指す」ということだと理解しています。
 しかし、桐光学園小学校だけでなく多くの学校で悩むのが、国が指示するところの「新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえでの・・・」にある「徹底」の重さなのです。本当に自分の学校の対策がその「徹底」にあたるのかどうか。不安な声が聞こえてきます。 現在、予定通り6月1日の学校再開が可能かどうか、それを可能にするためにはどのような対応をすればよいかを検討しています。
 さて、ご家庭に郵送やネットを利用して課題や授業動画などをお届けしていますが、何かお困りのことはありませんか。学校に相談することでお困り事が一つでも解消できるようであれば、まずは担任までご連絡ください。
 今、雨音が聞こえてきます。日課にしている朝の散歩ができない子どもたちもいるかもしれませんね。短い時間ですが、朝の会で先生や友だちとの笑顔のやりとりができるといいです。

在校生 そして 保護者の皆様へ 5月15日

2020年5月15日 (金)
 今日は桐光学園の開校記念日です。
 幼稚園からスタートしたこの学園ですが、その後高等学校(男子)、中学校(男子)が開校し、後に女子の高等学校と中学校が開校しました。
 女子の中高から数年遅れて開校した小学校ですが、早いもので今年で開校25年目を迎えています。開校前の学校説明会は、中高の施設を借りて行い、建築中の校舎を遠くから見てもらったことを今でも覚えています。平成8年(1996年)の春、1期生を迎えて、この春は25期生を迎えることができました。
 この間、6年目に全学年がそろったことで一つの節目とし、その後12周年、20周年とそれまでの小学校の歩みを振り返りながら、少しずつですが前に進んでくることができました。
 教職員と児童、そして保護者の皆さんと一緒に学校作りをしていく、という気持ちが持てることが何より嬉しいです。これからも、皆さんの応援を力にしてさらに一歩前進です!

在校生 そして 保護者の皆様へ 5月13日

2020年5月13日 (水)
 昨日の全児童とのビデオ通話でほぼ全家庭で学校からの動画を受信する準備ができていることが確認でき、今日は、グループごとの朝の会、そしてあらかじめお知らせしてあった授業動画を見ながら学習を進めることができたと思います。保護者の皆様には機器の設定などでご協力をいただき感謝申し上げます。子どもたちはビデオ通話にはすぐに慣れてくれたようで、教員たちの方がうまくいくかどうかドキドキしていたようでした。しかし、これまでしばらくできなかった子どもたちとのやりとりでしたが、その様子を見ていると、教員たちはみんなとても楽しそうでした。(私も仲間に入れてほしいな!とちょっとうらやましくもありました)
 校舎内を歩いていると、教室からはまるで授業をしているような教員の声が聞こえてきます。そうです、授業の動画を撮影しているのです。子どもたちの反応がないから難しい、でも、目の前に子どもたちがいてくれるような気持ちで頑張って撮影していました。
 そんな撮影を通して、自分の話し方のくせに気づく教員もいるでしょう。話すことは私たち教員にとってとても大切なことです。その話し方についての気づきがあることは大きな収穫です。
 新しいことに挑戦すれば必ず得るものがあります。私もそういう気持ちを忘れずにいたいです。
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