ホーム 藤嶺学園藤沢中学校・高等学校ブログ 2021年4月

2021年4月

高校教頭ブログ(4/23)

朝の検温
生徒の皆さんは、自宅で検温と健康観察を行い、Classi上の健康観察カードに記入してから登校することになっていますが、学校でも毎朝高校昇降口で登校時の検温と手指消毒を行っています。今朝は昇降口前の藪からウグイスのさえずりを聞きながらの検温でした(いい学校だなぁ~)。
さて、昇降口で検温と手指消毒の立ち番をしている際には、生徒の皆さんに先生方が「おはよう!」「おはようございます!」と声かけをしています。生徒の皆さんの中には、元気よく自分から挨拶をしてくれる人、気持ちのいい挨拶を返してくれる人、爽やかな挨拶に笑顔も添えてくれる人、小さな声だけどしっかり挨拶してくれる人などがいます。しかし一方で、「無言の人」もいます。多分、いろいろな理由があるのでしょう。例えば、体調が悪い、機嫌が悪い、挨拶をする気にならない、朝から坂をたくさん上ってヘトヘトなど……。でも、頑張って挨拶をすることで、テンションが上がったり、気分が晴れたり、やる気が出たり、頑張ろうと思えたり、挨拶にはいろいろな効用があると思うのです。
次のような挨拶の効用を挙げる人がいますので、参考にして下さい。
 ○気持ちいい!と感じられる。
 ○自然と笑顔を増やしてくれる。
 ○人間関係を改善してくれる。
 ○「常識がある人」という評価をもらえる。
 ○人と会話する機会も増える。
 ○リスクはゼロ。必要なものは何もない。

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中学教頭ブログ(4/22)

4月18日(日)に行われた春季剣道連盟藤沢市大会において、本校剣道部が男子団体の部で優勝を果たしました。中学校創立21年目でつかんだ初めてのタイトルです。過去に個人競技での市内大会優勝はあったものの、団体競技では今回が初めてとなります。特に、個人戦ではベスト16で敗れた選手たちが、一念発起して団体戦に臨んだ結果が優勝まで辿り着いてくれたことを大変うれしく思います。本校では中学1年生から高校2年生まで武道の授業に剣道を取り入れています。公立中学校ほど練習時間を確保できない私学としては、効率的な稽古が実を結んだことに自信が持てるようになりました。今後も剣道部諸君の活躍に期待しています。

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中学サッカー結果報告

18日(日)から湘南地区サッカー大会が始まりました。

1回戦 VS鎌倉第二
1-0勝利Img4793試合を支配しているものの、点数が入らない展開でしたが、後半残り3分で劇的ゴールが決まりました。
湘南地区公式戦の勝利は数十年ぶりの快挙です。Img47952回戦 24日(土)VS茅ヶ崎第一 会場:茅ヶ崎第一中

藤嶺藤沢 とうれいふじさわ tohrei-fujisawa 中学サッカー部

団体戦優勝 藤沢市中学校春季剣道大会

 藤沢市立鵠沼中学校にて、藤沢市中学校春季剣道大会が行われました。本校の中学剣道部は2年生5名、3年生4名の計9名で参加をしました。Photo
 個人戦では中2の高田くんと部長の宮﨑くんが健闘してくれましたが、結果はベスト16にとどまりました。
 一方団体戦では、予選リーグを1位で通過し、なんと決勝リーグで優勝することができました。4位以上に与えられる6月に行われる湘南地区大会への出場権も獲得。Photo_2 次の大会まではしばらく期間もありますので、今後も日々の稽古を大切にし、いい結果を得られるように頑張りたいと思います。
 
藤嶺藤沢 とうれいふじさわ tohrei-fujisawa 中学剣道部

関東高等学校卓球大会湘南地区予選会

高校卓球部は関東高校卓球大会湘南地区予選会に参加しました。
シングルス、ダブルスともに順調に勝ち進み、シングルスは1名、ダブルスは2組が高校総体県予選に出場することになりました。またダブルスの1組は関東大会県予選にも出場します。20210418_174735コロナ禍で十分な練習ができない状況ですが、今できることに集中して頑張っていきます!

藤嶺藤沢 とうれいふじさわ tohrei-fujsiawa 高校卓球部

高校サッカー部活動報告

深沢高校と練習試合を行いました。Image0不甲斐ない内容となってしまい、月末のインターハイに向けて危機感を持って準備したいと思います。

藤嶺藤沢 とうれいふじさわ tohrei-fujisawa 高校サッカー部

県の奨学金(貸付・無利息)について(お知らせ)

高校生保護者各位

県の奨学金(貸付・無利息)について(お知らせ)

本日は、神奈川県より「県の奨学金(貸付・無利息)の定期採用募集」の送付がございましたのでご案内申し上げます。

まず、「県の奨学金(貸付・無利息)ご希望」のご家庭は、『奨学生募集案内(概要版)』をご覧いただき、令和34月24日(土)までに学校事務室・佐藤 渉 jimu@tohrei-fujisawa.ed.jp までEメールにてご連絡・お申し出下さい。別途「募集案内・願書等応募用書類」をお渡しまたは郵送いたします。

R3県の奨学金(貸付・無利息)について(資料一式) より印刷することもできます。

その上で、応募用書類は令和35月6日(木)までに必着で学校事務室にご郵送またはご提出下さい。

※お問い合わせ等は「事務室奨学金担当・佐藤 渉 jimu@tohrei-fujisawa.ed.jp 」までご連絡ください。

高校教頭ブログ(4/17)

美しい振る舞い
先日、男子プロゴルフの松山英樹選手が日本男子で初めて米マスターズ・トーナメントを制覇したことは多くの人が見聞きしたニュースでしょう。それがどれほどの「偉業」であるかは、各メディアで報じられています。
それと同時に、松山選手を支えた早藤将太キャディーの行動も話題を呼んでいるそうです。松山選手優勝決定後、最終18番のグリーンでピンをカップに戻した後、脱帽してコースに向かって一礼をしたというのです。
日本人らしいこのシーンを映した動画が米メディアのSNSなどで反響を呼び、「コースに敬意を示す素晴らしい振る舞いだ」などと称賛の声が上がったそうです。
文化というものは、大きく見ると各国、各地域、各民族に存在し、世代を超えて伝承されています。
もちろん、時代によって文化は変化を伴って伝えられるものであり、伝えられないこともあるものです。
したがって、長い間変わらずに伝えられる文化は希有だということも事実でしょう。
そして、各国間、各地域間、各民族間で相容れない文化が存在することも確かですが、「美しい文化」は国を超えて、地域を越えて、民族を超えて評価されるものだということです。
日本人の文化に根ざした「美しい振る舞い」がしばしば世界で話題になることがあるのは、そのような理由であると思います。
今回、早藤将太キャディーの振る舞いが評判を呼んだことは、日本人として大変嬉しい限りです。

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校長ブログ(4/17)

令和3年度 校内一泊合宿入所式 学校長挨拶 

 この校内一泊合宿は、40年以上の歴史のある藤嶺藤沢の伝統行事であります。コロナ禍で宿泊は出来ませんが、大塚達雄老師から授かるお教えは、変わることはありません。法話、坐禅と日本の作法、食事作法など、随所に自己を整えるお教えがあります。新入生諸君一人一人がこの合宿を経て、藤嶺学園藤沢高等学校の生徒としてしっかりと自立をし、主体的に行動が出来るようになって欲しいと思います。また、この合宿では、諸君の3年間の学習、クラブ活動、学校行事などに如何に取り組むべきか、その指針を学ぶことになります。

 高校生の本分である勉強において、基礎基本の学習をしっかりと修め、各教科の学びを深め、学んだ知識、技能を活用できるようになって下さい。高校1年生に配布されるシラバスをしっかりと読み、自分が学ぶことは何かを明らかにして、一日一日を充実させる大切さを認識して欲しいと思います。

 一つ一つの学校行事には、大きな意味があります。意味があるからこそ、毎年行われ続けて、それが伝統の行事になっていくのです。40年以上続けられてきたこの校内一泊合宿はその代表と言えます。この合宿の歴史は、学校の歴史でもありますが、藤嶺藤沢に在籍する生徒一人一人、卒業生一人一人の歴史でもあります。そして、この合宿の目的には、質実剛健・勇猛精進の体得とあります。しかしそれは、この合宿で、そのスタートに立つということです。この高校3年間の折々に、どこまでを体得できたかと自問を重ねていってください。

 最後に、夏目漱石から芥川龍之介へ送られた小説『鼻』についての話をします。その手紙には、「あなたのものは大変面白いと思います。落ち着きがあって、巫山戯(ふざけ)ていなくって、自然そのままの可笑味(おかしみ)が、おっとり出ている所に上品な趣があります。それから材料が非常に新しいのが眼につきます。文章が要領を得てよく整っています。敬服致しました。ああいうものをこれから二三十並べてご覧なさい。文壇で類のない作家になれます。しかし『鼻』だけでは恐らく多数の人々の眼に触れないでしょう。触れてもみんなが黙過するでしょう。そんな事に頓着しないでずんずん御進みなさい。群衆は眼中に置かない方が身体の薬です。」とあります。

芥川が「羅生門」を書いたのは、東京帝国大学在学中でありました。発表当時、周囲からは酷評を受けていました。翌年、小説『鼻』を発表すると、夏目漱石は、漱石山房に顔を出していた芥川の作品を高く評価しました。この評価を得て、芥川は大正文壇の寵児となっていくのです。すなわち、褒められること、評価されることで、人はポジティブな思考や行動を行えるようになるのです。

皆さんが評価される場面は、実は身近な日常にあります。挨拶、掃除、授業態度、ノートの取り方、話す態度、聞く姿勢など、一生懸命なことに人は共感をして、評価してくれるということです。この合宿がそれらの基礎作りとなるよう期待しています。

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中1新入生オリエンテーション

中1新入生オリエンテーション
4/15,16の2日間を用いて新入生オリエンテーションに参加しました。この行事は以下の3つが目的でした。

①藤嶺学園藤沢中学校の生徒としての自覚を持つ
②新入生同士の交流を図り、安心して学校生活を送るための研修を行う
③教員とのコミュニケーションを図り、信頼関係を構築する
これらの3つが達成できるよう様々な活動がありました。

 校長講話では「藤嶺学園」の「藤嶺」の言葉の由来の話から、芥川龍之介や本居宣長といった歴史に名を残す人物から様々な教訓を学びました。校長先生から直々に「自分で考えて、自分で判断をする。そして考えるためには勉強や経験が必要になってくる。」といったお教えを受け賜りました。13314 その後、映像「夢への挑戦」を見ました。学校の教育方針や三谷さんをはじめとした先輩方のお話を聞くことができました。45645 施設見学では図書館をはじめとして学校のあらゆる場所をまわりました。図書館でマンガが読めることに驚いている生徒が多かったです。

 次に学年主任より生徒心得の話がありました。「感謝の気持ちを行動で伝える」「多様性を認識する」「中学生の学びとは」、これらのことを意識し、さらに考えて生活を送ってほしいとの思いを伝えました。特に「多様性を認識する」では、実際のゲームを例にして説明しました。友達と遊ぶゲームには地方によって様々な名前やルールがあり、そしてそのような多様な考えをお互いが認識し、そして他者とすり合わせを行い、楽しむことが大事だと伝えました。90290昼食指導では食堂「藤嶺カフェ」の使い方を学びました。実際に食券を買い、食事をとりました。ラーメンを頼んだ生徒が多く人気のようです。

午後は、小森美登里さんの「心と命を感じる」講演会。ご自身の体験談から始まり、「理由があれば人を傷つけてもいいのか」といった問いを生徒は深く考えいました。27584藤嶺藤沢 とうれいふじさわ tohrei-fujisawa 中1学校行事

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