桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

人々の工夫の先には・・(4年生 総合)

2019年11月18日 (月)

 4年生の教室では、第5回目の知的財産の授業が行われました。今回の授業は「発明」がテーマです。
 スライドに出てきたのは、古代人が獲物のマンモスを切り分けようとしている場面です。石を研いで《石包丁》を考え出したのが、「切る道具」の歴史の始まりでした。包丁、ハサミ、カッターなど、人々が工夫を重ねて切る道具を生み出しましたが、それぞれの道具には用途に応じた工夫が詰まっています。他にも「ウォーターカッター」という道具が紹介されました。火花が発生しないことから、ガス爆発の現場で活躍しているそうです。子どもたちは目を丸くして先生のお話を聞いていました。
 便利な工夫(機能・性能)がされたモノは、「発明」と呼ばれます。そして、これまで学習した商標や著作物と同じく、発明も《知的財産》の一つであると学びました。「発明のアイディアは、どうやって守られるのですか」と、授業の終わりに尋ねた子がいました。「それは《特許》といって、今度授業に出てくるので楽しみにしていてくださいね」子どもの前向きな質問に、先生が笑顔で答えてくださいました。次回の授業も楽しみです。

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音楽集会

2019年11月14日 (木)

 今日は音楽集会。各クラス、合唱部による合唱の発表がありました。
 クラスの歌は子どもたちが曲を選び、友だち同士で練習をして今日の音楽集会を迎えました。低学年はかわいらしく元気いっぱいの歌声で楽しませてくれました。学年が上がるにつれて複数のパートの掛け合いや重なり合いを大切にした、美しい歌声を聴かせてくれました。合唱部は「朝のワルツ」という曲を、3つのパートのハーモニーを響かせながら発表しました。心を込めて歌い上げる子どもたちは、舞台の上で心が一つにつながっているように感じられます。全てが素晴らしいステージでした。
 音楽集会では、1・6年生の保護者の方々にご覧いただけるようにしています。入学してから約半年間でしっかりと成長した姿、6年間の学校生活を経てたくましく成長した姿を、それぞれに楽しみながらお感じいただけたのではないでしょうか。

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国会議事堂見学(6年生 社会科)

2019年11月13日 (水)

 6年生の社会科では現在、政治の単元を学習しています。今日はその学習の一環として、社会科見学に行ってきました。
 はじめに訪れた憲政記念館では、国会の組織や運営について学びました。その後、参議院議員会館で議員の方からお話を伺いました。国会の仕事に関することや、現在取り組んでいる問題についてなど、子どもたちは真剣な表情でお話に耳を傾けていました。「消費税」などニュースで聞いたことのある言葉も出てきて、子どもたちにとって一つひとつの話題が身近な問題として感じられたことと思います。
 午後は国会議事堂に向かいました。重厚な雰囲気に包まれた建物の中を、子どもたちは一歩一歩踏みしめるように歩いていました。見学の最後は「参議院特別体験プログラム」です。こちらは委員会・本会議での法案審議をロールプレイ形式で模擬体験し、国会についての理解を深める学習です。子どもたちは法案について真剣に考え、一人ひとりに与えられた可決・否決の一票を慎重に投じていました。
 教科書で学んだことに加えて、実際に見て、聞いて、感じたことは実り多い学習になったことでしょう。今後の学習に生かしてほしいです。

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秋の散歩(1年生 総合)

2019年11月12日 (火)

 「子どもの国」で1年生が秋の散歩をしてきました。春に訪れた時と比べると、草花もその色合いも大きく変化しています。秋の深まりを感じる園内で、子どもたちは秋みつけをしました。
 春には青々としていたカツラやイチョウの葉は、すっかり黄色に染まっていました。
風に揺れるススキの穂は、秋らしさを強く感じさせます。穴の開いた葉を見つけ、太陽の光で映し絵のようなことをしている子がいました。これはおばけの顔でしょうか?子どもの発想力はおもしろいものです。
 今日の散歩ではドングリなどの木の実を拾ってきました。これから、夏に育てた朝顔のつるでリースを作り、拾ってきた秋の素材で飾りつけをするのです。一人ひとり、秋らしさを存分に表現してほしいなと思います。

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自動車工場見学(5年生 社会科)

 5年生は社会科見学に行きました。見学先の(株)日産車体・湘南工場では、プレスした鉄板を溶接し、車の形に組み立てるまでの流れを見て学ぶことができます。子どもたちは説明を受けながら、作業員の様子やロボットの動きをじっくりと観察していました。
 車のボディに少しの傷もつけないための工夫、部品を速く正確に運ぶ工夫、そして働く人に優しい環境づくり。このように工場内には様々な工夫や仕組みがありました。産業ロボットによる溶接作業に目を丸くしていた子どもたちですが、工場の二階フロアでのロボットによる作業は2割ほど。細かな部品の取り付けなど、約8割の作業は人の手によるものだそうです。大がかりな機械工業のイメージが強い自動車も、お客さんに届けるまで心を込めて丁寧につくられていることを学びました。
 学校に戻ってきてから、子どもたちはメモや資料を読み返しながらクイズ作りをしました。「組立作業で作業員が部品を取り付けやすくするために、どんな工夫がされているでしょう?」ある子が考えた問題です。友だちは答えられるでしょうか。次回の授業では、互いに問題を出し合いながら見学の振り返りをする予定です。

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著作物ってどんなもの?(4年生 総合)

2019年11月11日 (月)

 知的財産の授業は今日で4回目です。前回までの授業では、人が考えたいいこと・いいモノが《知的財産》と呼ばれること、それらは大切に守られるものであることを学んできました。今日は「著作物」をテーマに、さらに考えを深めていきました。
 「身のまわりの著作物を探してみましょう」先生の問いかけに、子どもたちが話し合いを始めました。「音楽」「静止画」「建築物」など、いくつかの項目に沿って具体例を挙げていきます。「桐光学園小学校の校舎もそうだね!」ある子が気づいて声に出すと、流行りの音楽の曲名、有名な画家の作品名などが次々と挙がりました。人が考えたいいこと・いいモノですから、それらは全て大切な「著作物」です。
 「もっと身近な場所、例えばこの教室の中にも著作物はありますよ」
学級文庫に並ぶ本や壁にかけられたカレンダーの写真、また子どもたちの作品やクラス集合写真も大切な著作物であると、先生が教えてくださいました。自分の考えを大切にするのと同じくらいに、友だちが考えたよいこと・よいモノを尊重し合い、互いに高め合いながら成長していってほしいです。

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柿農園見学(3年生 社会科)

2019年11月 7日 (木)

  社会科の単元「農家で働く人々」の学習の一環として、柿農園見学に行きました。毎年お世話になっている学校近隣の農家を訪れると、深まる秋を彩るように鮮やかな橙色に色づいていました。
 木の剪定作
業に関するお話の中に、農家の方の苦労や思いが詰まっていました。寒い冬の時期、1本に1時間以上かけて剪定を行うと風通しのよい木が育つのだそうです。秋の収穫に向けて、前の年から地道な努力を重ねているということを、子どもたちはお話を聞きながら学んでいました。
 「
先生、この柿大きいでしょう!」見学を終えて学校に戻ってきた子どもたちは、廊下にいた先生に嬉しそうに柿を見せていました。見学の最後に、柿もぎ体験をさせていただいたのです。今日の見学で貴重なお話をたくさん聞いてきた子どもたち。一つひとつの柿に込められた生産者の思いを、強く感じたことでしょう。

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お天気にめぐまれた参観日

2019年11月 6日 (水)

 雲ひとつない清々しい秋空でした。2度も雨に降られてしまった運動会でしたが、授業参観日の今日、子どもたちは10月の運動会で予定されていた競技・演技を、力いっぱいやりとげることができました。
 少し期間が開きましたが、子どもたちの集中力が途切れることはありませんでした。どの子も
力いっぱいグラウンドを駆け抜けました。計画委員会が中心になって立てたスローガンが書かれた横断幕も、上級生が作ってくれた白組・赤組の応援旗も、子どもたちに大きな力を与えているように感じられました。
 クラスみんなで掴んだ勝利にとびきりの笑顔を見せる子、あと一歩力及ばず涙を呑む子、白組・赤組それぞれの勝利に応援席で歓声を上げる子。秋空の下の
グラウンドには様々な表情がありました。そして、全力で取り組んだことの一つひとつが、子どもたちにとって大きな成長の糧となることでしょう。子どもにとってもお家の方々にとっても、思い出深い参観日となりました。

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海の向こうの小学生と・・(5・6年生 英語)

2019年11月 5日 (火)

 5・6年生の英語の授業で「Mystery Skype」を活用しました。こちらのプログラムでは、2か国の教室間をSkypeでつなぎ、海外の同世代の子どもたちと交流学習ができます。5・6年生の4クラスが、ベトナム、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランドの4か国の子どもたちと英語を使って交流しました。
 教室のスライドに、ある国の教室にいる子どもたちが映し出されます。子どもたちにはどこの国かは知らされていません。「北半球ですか」「島国ですか」このような質問を英語でやり取りしながら、相手の学校がある国名を予想していきます。「ラグビーW杯に出場していましたか」という質問に、元気に「Yes!」と返事をしてくれたのはオーストラリアの小学生。今度は、相手側からの質問の中に「sticky rice(=ねばねばしたお米)」という言葉が聞こえてきました。日本文化について勉強しているのでしょうか。何だか嬉しいものです。
 子どもたちは、海の向こうの小学生とのやり取りを大いに楽しんでいました。伝えたいことを相手に理解してもらった時、相手の国名が分かった時の表情が、とても印象的です。「英語」という言語を通して遠くの小学生とつながったことは、一人ひとりにとって新鮮な経験だったことでしょう。もっと英語を勉強して、もっと楽しく世界中とつながりたい―。英語学習に新たな目標が見つかったなら嬉しく思います。

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秋の自然教室(3・4年生)

2019年11月 1日 (金)

 10/30~11/1の3日間、3・4年生は埼玉県秩父郡へ行って来ました。
《実施に向けて》
 10月の台風19号の影響で、現地にも少なからずその傷痕が残っていました。直前まで検討を重ね、安全面を考慮し一部行程を変更して実施できる運びとなりました。お天気に恵まれ、子どもたちは豊かな自然の中で思い出深い3日間を過ごせたことと思います。
《3年生》
 木の実や石を使った体験学習など、楽しい活動がいくつもありました。作り終えた作品は、一人ひとりの思い出が詰まった宝物になったことでしょう。二日目は美の山ハイキングで山頂まで歩きました。美味しい空気をたっぷりと吸いこみながら、眼下に広がる秩父地方の美しい景色を眺めていました。
《4年生》
 4年生は一日目、おがの化石館と自然の博物館を訪れました。二日目には浦山ダムの見学、三日目の帰りには小川町で紙すき体験をしました。小川の和紙は大変有名な伝統工芸です。1,300年という歴史の中で培われた伝統に触れたことは、子どもたちにとって貴重な体験になったことでしょう。
《宿舎にて》
 朝会や食事、キャンプファイヤーは2学年が一緒に過ごします。食事の時、3・4年生がその日の出来事を情報交換して会話を弾ませている姿も見られました。二日目に行われたキャンプファイヤーは、4年生がリーダーとなって場を盛り上げていました。クラスごとの出し物を楽しんだり、みんなでゲームをしたりして、楽しいひと時を過ごしました。
《3日間を終えて》
 3年生にとって初めての宿泊行事。出発前は不安な気持ちがあったかもしれません。でも、あっという間の3日間だと感じた子がほとんどではないでしょうか。友だちの存在を心強く感じた子も、友だちの新たな一面を見つけた子もいたことでしょう。3日間の学びが、きっとこれからの学校生活にも生かされるはずです。

 4年生は、この一年間の成長を感じることの多い3日間でした。部屋の整頓を心がけて生活したこと、食事時には片づけ方などを3年生に率先して教えたこと。昨年度の経験を生かし、友だち同士で気持ちよく笑顔で過ごした3日間でした。

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