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高校教頭ブログ(5/22)

『ひととき』

 今週も拙寺のことです。
 JR東日本系の「株式会社ウェッジ」という出版社から月刊誌『ひととき』6月号が、一昨日(5/20)発売(税込550円)されました。表紙には「鎌倉」の文字と「〈特集〉ほほえみの美仏」とあり、何と表紙の写真は弊寺所蔵「如意輪観音菩薩坐像」です!去る3/20(日)午後に、山本勉先生(清泉女子大学名誉教授/日本彫刻史専攻/鎌倉国宝館長)とみほとけ氏(鎌倉市出身の仏像好き芸人)が来山し、拙寺本堂にて「仏像談義」を小1時間して、その間にカメラマンが如意輪観音を撮影(特別許可)しました。「専門家」である山本先生、「仏像好き」のみほとけ氏との「仏像談義」は楽しいものでしたが、私はついていくのがやっとの状況……その結果(⁈)記事中の私の発言はゼロ(「あれ⁈これは私の発言では?」というものもあるような⁈)……トホホです。しかし、3人で写した写真が1枚載っています。
 如意輪観音像は古くは二臂に作られましたが、真言系では普通六臂となります。半跏の姿勢(座り方)および六本の手の位置と持ち物は決まっています。特に、右第二手に如意宝珠を持ち、左第三手は法輪を捧げている。如意宝珠と法輪を持つため「如意輪」と言います。「如意宝珠」は、われわれ衆生のあらゆる願いを叶えてくれる「魔法の珠」……しかし「法輪」は、私たちの「煩悩」を打ち砕く法具です。すなわち、願いごとをする私たちの「心」が問われているのです。また、笑みを浮かべたお顔の表情の奥には、鋭い眼差しも兼ね備えていらっしゃいます……ここにも「優しさと厳しさ」の両方が感じられるのです。
 この観音像の由緒や願主については不明ですが、胎内には幼児のものと伝えられる遺骨が納められていることや、遺骨にまつわる伝説がいくつか残っていることは、この観音様が「ミステリアス」に感じられる要因となっています。
 ちなみに、本堂内仏像拝観は「完全予約制」で、日時は来迎寺HPに載っています。

教育実習が始まりました。

今日から3週間の予定で教育実習が始まりました。

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左から

松浦豪実習生(国語)

「多くのことを学んで、3週間の実習を充実させたいと思います!ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。」

古屋剛実習生(国語)

「教師を志してからいろいろまわり道もしましたが、ようやくひとつの節目である教育実習をむかえいました。ここがゴールではありませんが、これからに向けての3週間、精進します。」

永野克実習生(化学)

「化学を担当致します。化学の面白さを伝えられたらと思います。3週間よろしくお願いします。」

岩瀬凛太郎実習生(世界史)

「これから3週間、授業だけでなく、生徒とも触れ合い、ここでしかできない体験をします!」

中学教頭ブログ(5/20)

5月14日(土)、将棋の女流タイトル戦「マイナビ女子オープン」第3局が遊行寺で開催されました。協力団体を代表して、初手(第一手)の場面に同席させていただきました。鈴木恒夫藤沢市長、棋士の木村九段、戸辺七段、大盤解説のゲストつるの剛士さん、乃木坂46元メンバーの伊藤かりんさんらが見守る中、午前10時に西山朋佳女王と里見香奈女流四冠との対局が始まりました。それぞれの持ち時間は3時間。トイレ休憩も持ち時間に含まれてしまうそうです。

初めての経験でしたが、予想外の展開でした。両者じっくり考えて二手、三手と駒を打っていくものと勝手に思っていましたが、対局はスピーディーに流れていきます。時間をかけて考える局面はかなり先のようでした。

午後1時からは本校の体育館で大盤解説会が行われました。つるのさんと戸辺七段、伊藤さんと戸辺七段が入れ替わって対局の行方を解説します。YouTubeでも対局の様子が配信されました。会場には北海道から来られた、つるの剛士さんのファンもいました。開場まで3時間以上待っていた将棋ファンの方もいました。驚くばかりの光景でした。

午後5時過ぎに対局が終了。結果は里見四冠の勝利となり、これで里見棋士の2勝1敗。今回のタイトル戦での王手を握ったそうです。両棋士が遊行寺から本校の体育館に移動し、対局後の感想を述べられました。6時間を超える対局でしたので、さすがに疲労困憊の様子でした。

「勝負めし」が気になるところです。昼食時間は40分。持ち時間には含まれません。藤井聡太棋士の対局でも「勝負めし」が注目されますが、今回の対局では藤沢にある「隠れ里車屋」から会席料理が配達されました。写真を拝見しましたが、8,000円もする豪華な昼食です。「モグモグタイム」には串団子3本と、どら焼きが用意されました。支払いはすべて主催者持ちとのことです。将棋は頭を使う競技ですから、エネルギーをかなり消耗するようです。栄養補給は大切な要素なのでしょう。  

女流棋士の食欲に比べ、本校の新入生の食生活が気になるところです。4月に行われたオリエンテーションの食卓では、野菜やご飯を残してしまう生徒の多さに驚かされました。頭を働かせるにはバランスの取れた食事が欠かせません。生徒諸君へと言うよりも保護者の皆様へのお願いです。「スナック菓子」の与え過ぎにはお気をつけください。

【1日留学体験】TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)を訪問します!

8月24日(水)、夏休みの1日を使ってTOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)を訪問します。TGGは「東京英語村」とも呼ばれる体験型英語学習施設です。飛行機やレストラン、病院など、海外をイメージして作られた街並みでいつもと違う環境のなか、グローバルな世界を体験することができます。8人以下の少人数グループで自分の英語力に合ったレベルの学習ができる為、英語が苦手な生徒でも参加可能です。「伝わった!できた!」経験から英語を使うことの楽しさや国際的な考え方を身に着けてもらいたいと思います。

また、今回の訪問では英会話体験に加え、英語でサバイバル技術を学ぶ授業・プログラミングを体験する授業も予定しています。

今回は高校1・2年生の中から希望者30名を募り、訪問をします。参加を希望する生徒は5月23日(水)までに申込用紙を提出してください。

ポスターはこちらです。

中間試験(中学)

中学校は今日から3日間の日程で中間試験が始まりました。

新入生はこれから高校卒業まで合計29回の定期試験を受験することになります。

今回の中間試験は、その第1歩です。

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中間試験(高校)

本日から中間試験が始まりました。高校生は4日間の日程で中間試験が実施されます。

ここまでの学習内容をしっかりと復習して、充実した試験にしてもらいたいと思います。

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新入生にとっては初めての定期試験です。緊張感をもって、これから3年間の試験に臨んでもらいたいと思います。

今年度のポスターが完成しました!!

中学校のポスターはこちらです。

高校のポスターはこちらです。

高校教頭ブログ(5/14)

奇遇

 拙寺のことで申し訳ありませんが……。
 拙寺の本尊以外の三体の仏像は、明治初年に遷されてきた「客仏」なのですが、ときどき「特別展」に呼ばれたり、たまにテレビの撮影などがある「人気者」なのです。現在は、「日曜・祝日の午後1時」に「完全予約制」で本堂内拝観(住職の説明付き)を行っています。
 去る5月5日の拝観(10名ほど)の際に、「小学生の女の子とその母親」がいました。帰り際に「お嬢ちゃんは何年生?」と問うと「4年生」とのこと。「何て言う小学校?」と問うと「鎌倉女子大の小学校」というお返事。……「ん?藤嶺のOBが勤めてるぞ」と思ったのですが、そのOBの名を失念……「えーと、若い男性のイケメンの先生がいるでしょ?」と問うと「あっ、〇本〇弥先生!」と。私は思わず「あっ、そう、その先生!知ってるの?」と。するとそのお嬢ちゃんは「担任の先生!」と。「え~ッ、そうなの?」と言って、私が「〇本先生」をなぜ知っているのかを伝えて、「こんなこともあるのですね~」と、そのお母様ともお話しました。ちなみに、「〇本〇弥先生」は、一貫10期生で香西先生のクラスでした。


 ところで、4月28日付けのブログで「花壇植え替え」を書きましたが、その様子が昨日(5/14)付けの「タウンニュース藤沢」で報じられています。URLを以下に載せておきます。

https://www.townnews.co.jp/0601/2022/05/13/625129.html

開校記念講演会

本日は、本校の開校記念日です。開校から107年を記念して、本日は2名のOBの方にご講演いただきました。

午前中は中学生対象の講演会。災害復興支援のボランティア団体「チーム藤沢」の代表を務める下田亮さんからのお話です。ドローンの研究を行い、それを災害対策や経済発展につなげていく活動のお話はとても魅力的で、いくつになってもいろいろなことにチャレンジする下田さんの姿勢に中学生も感銘を受けていました。

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午後は、お笑いコンビ「ラランド」の西田さん。高校生対象の講演会ということもあり、生徒に近い口調でお話してくださいました。自身の学生時代の体験談をはじめとして、お笑いライブなどのお話をしてくださり、高校生も西田さんの話に引き込まれていました。

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両講演会とも、生徒からの質問も多く出て、とても充実した講演会となりました。ありがとうございました。

中学だより 5月号

中学だより5月号はこちらです。