桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

良薬はなぜ苦い!?(4年生 知的財産の授業)

2018年11月 9日 (金)

 知的財産の授業は今日で3回目です。毎回「人が考えたいいこと・いいモノ」を題材に学んでいますが、今日のテーマは「薬」でした。
 「薬にはどんな種類がありますか?」「錠剤の形にはどんな理由がありますか?」―先生の問いかけに子どもたちは頭をひねり、活発に意見が交わされます。病気を治すための薬にも様々な種類があり、目的に応じて工夫されていることに気づきました。そこで、先生からの次の質問です。「
大昔の人々にとっての《病気》とはどんなものだったのでしょうか?」ーある子は「悪魔のようなものじゃないかなぁ」とつぶやきました。すると別の子は、「わざと美味しくないものを食べて退治したのかもしれない」と答えました。
 正解は、そこにありました。苦いものを体に取り込む行為が薬の原点だったのです。はじめは偶然だったのかもしれませんが、苦みの強い柳の樹皮が後に鎮痛剤として活用されたのはその一例です。《良薬は口に苦し》とは、まさにその通りなのでした。子どもたちの好奇心をくすぐる知的財産の授業は、これからも続きます。

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芸術鑑賞会

2018年11月 8日 (木)

 3・4時間目に芸術鑑賞会がありました。トランペット、ホルン、チューバなどの金管楽器に、ドラムなどのパーカッションを加えたアンサンブル「Toot Brass!」をお招きして、様々な音楽を鑑賞しました。
 いくつもの金管楽器によって主題が重なり合うように展開する「小フーガ」、子どもたちが体を動かしながら聴き入っていた「剣の舞」など、楽器の特徴がよく感じられる演奏が続きました。校歌「桐光われら」の演奏では代表の児童が指揮者を務め、全校児童で歌いました。生演奏を包み込むような温かい音楽が響き渡りました。
 「Toot Brass!」の主宰者である小島先生は、5・6年生のコルネットの授業や音楽クラブで普段から指導に当たっています。鑑賞会の後、低学年の子どもたちが廊下で先生を見かけて声をかけていました。今日の演奏で楽器ごとの音色を味わい、金管楽器に興味を持った子どもたち。高学年の音楽の授業でコルネットを練習する日を、今から楽しみにしている様子でした。

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籾すり作業(5年生 総合)

2018年11月 6日 (火)

 先日、脱穀の作業を終えた子どもたちは、今日の総合の授業で「籾すり」の作業を行いました。白いお米にする工程の2つ目の作業です。
 籾すりでは、小さなすり鉢とボールを使います。ボールでゴリゴリとすっていきながら、籾の周りの殻を取り除いていきます。ある程度すったら息を吹きかけるのですが、この加減がなかなか難しいものです。次第に作業に慣れてきた子どもたちは、籾殻だけを息で上手く吹き飛ばせるようになってきました。このようにしてすり鉢に残ったものが「玄米」です。まだ白いお米にはなっていませんが、ずいぶんお米らしくなってきました。

 手作業によるお米作りは、根気の要る作業が続きます。でもそれだけに、これから自分たちが食べるお米への期待が高まっていくことでしょう。いよいよ次は最後の工程である「精米」の作業へと移っていきます。

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高校サッカー応援

2018年11月 5日 (月)

 現在、全国高校サッカー選手権 神奈川県大会が行われています。先日、等々力競技場で準決勝(東海大相模高校戦)が行われました。小雨の舞う肌寒い日でしたが、桐光学園の応援席からは生徒たちの熱い声援が響いていました。応援に駆けつけた50名ほどの小学生も、応援歌に呼応するようにメガホンを振って応援しました。
 試合は、4-0で桐光学園が勝利しました。2年ぶりの全国大会出場への切符を手にするまで、あと一勝です。

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美しい日本語の話し方教室(5年生)

2018年11月 2日 (金)

 私たちが使う言葉には、作文や読書などを通して学ぶ「書き言葉」、身近な人との会話を通して身につける「話し言葉」があります。今日は、子どもたちの話し言葉をより豊かなものにするためのヒントを、たくさんもらうことができました。
 「美しい日本語の話し方教室」は、劇団四季による特別授業です。指導してくださるのは、舞台で活躍されている劇団四季の俳優の方々です。独自のメソッド「母音法」を使って、日本語を一音一音ハッキリと発声する練習をしていきました。例えば「おはようございます」を母音だけで発音すると、「おあおーおあいあう」になります。このように、母音の響きを大切にして何度か練習した後に、今度は子音も入れて言ってみました。「おはようございます!」― 違いは明らかでした。母音を大切に発音する意識が高まったことにより、心地よく響く挨拶に変化しました。何よりも、子どもたち自身がそのことを実感したことでしょう。
 今日学んだことは、演劇や研究発表など人前で表現する場面はもちろんのこと、日常生活での会話にも生かされると思います。身近な人と気持ちを伝え合える豊かな話し言葉が、これまで以上に増えていくことを期待しています。

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柿農園見学(3年生 社会科)

 社会の単元「農家で働く人々」の学習の一環として、柿農園の見学に行きました。毎年お世話になっている近隣の農家を訪れると、柿農園は鮮やかな橙色で覆われ、実りの季節を迎えていました。
 今日のお話の中に、木の剪定作業に関する説明がありました。寒い冬の時期、1本に1時間以上かけて剪定を行い、風通しのよい木を育てるそうです。農作業と聞くと収穫の様子をイメージしがちですが、年間を通した様々な工夫や努力によって作物は育てられます。メモを取りながら、真剣なまなざしで話を聞いていた子どもたち。驚きや新しい発見がたくさんあったことでしょう。
 見学の終わりには柿をもぐ体験をさせていただきました。子どもたちが収穫したのは、四角い形が特徴的な「次郎柿」という品種です。木になっている柿の色や形を見比べながら、一番のお気に入りをもいでいました。生産者の思いが込められた柿を、子どもたちは大事そうに手に持って帰りました。

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全校集会

2018年11月 1日 (木)

 今日の1時間目は、集会委員会の子どもたちによる全校集会でした。今回の企画は「鉄道工事」というゲームです。各クラスが1列に並び、ゴールに向かって敷かれた新聞紙の上を一歩ずつ進みます。鉄道工事員に選ばれた6人の子どもたちが、最後尾側から新聞紙を回収して最前列へと運んでいきます。新聞紙の《レール》が一番早くゴールに到達したクラスの勝ちです。低・中・高学年に分けて行った対戦はいずれも大接戦。応援にも熱が入り、子どもたちは大盛り上がりでした。
 1~6年生に楽しい時間を過ごしてもらおうと
アイディアを出し合い、委員会の時間に話し合ってきました。綿密に準備を重ねたつもりでも、実際にゲームを進めると予想外のことが起きたり、その場での適切な判断が求められたりします。今日の「委員会ランチ」の時間には、集会委員の子たちがさっそく集会の振り返りをしていました。次の全校集会は、来年2月に予定されています。今度はどんな企画が生まれるのでしょうか。楽しみにしていたいと思います。

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国会議事堂見学(6年生 社会科)

2018年10月31日 (水)

 6年生は現在、社会の授業で政治について学んでいます。その学習の一環として今日は国会議事堂へ行ってきました。議員の方のお話を伺ったり、参議院特別体験プログラムに参加したり、国会議事堂の中を歩いたりと、子どもたちの見聞を広げる充実した学びの場となりました。
 議員の方からは、国会の仕事についての説明や、最近取り組んでいる問題についてなど、現場での貴重なお話を伺うことができました。ニュースで聞いたことのある話題が、急に身近な問題に感じられたのではないでしょうか。その後、国会議事堂に入りました。建物の中には大理石の壁や階段があり、重厚な雰囲気に包まれています。子どもたちは赤絨毯の上を踏みしめるように歩きながら、御休所や衆議院本会議場などを見学しました。
 社会の授業では、もうしばらく政治の単元が続きます。今日の見学で見て、聞いて、学んだことを、これからの学習に生かしてほしいなと思います。

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対外試合(ハンドボールクラブ)

2018年10月29日 (月)

 先日、ハンドボールクラブが校外の交流会「竹の子杯」に参加しました。竹の子杯では、いろいろな地域のハンドボールチームが集まって試合を行いました。
 本校のチームは、学校のクラブの時間に活動している4~6年生で構成されています。この日の試合には、4年生を中心にした8人の子どもたちで臨みました。対戦相手はいずれも高い技術を持ったチームです。一生懸命ボールを追いかけた子どもたちでしたが、どの試合でも力の差を少なからず感じていました。それでも、子ども同士で話し合って臨んだ最後の試合では、ハンドボールらしいフォーメーションを随所に見ることができました。試合を通して多くのことを学び、自分たちの上達につなげることができたのでしょう。
 「全部の試合に負けてしまったけれど、楽しかった。」「すごく強い人がいました。」ハンドボールクラブの子どもたちの日記には
、このように綴られていました。2月には、別の交流会に参加する予定です。その時には、さらに成長した姿を見せてほしいと期待しています。

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第21回保護者球技大会

2018年10月27日 (土)

 「パパ、がんばれーっ!」子どもたちの声援を受けながら、お家の方々がバレーボールを楽しみました。今日は保護者球技大会。普段は子どもたちが過ごす学校ですが、この日だけはお家の方が主役です。パスがつながって得点に結びついた時や、見事なプレーが見られた時、保護者同士でハイタッチを交わしながら喜びを分かち合っていました。優勝チームに子どもたちがかけよって祝福する姿も、とても印象的でした。
 2009年に始まった保護者球技大会は、今回で21回目を迎えました。ここ数年は年に2回実施して、教職員と共に多くの保護者に楽しんでいただいています。今回が初めての方も毎回のように参加されている方も、スポーツで汗を流しながら、心を通わせることができたことと思います。
 お母さんはもちろんのこと、お父さんも気軽に足を運べる学校。これは、本校の特色の一つといえるかもしれません。子どもたちと一緒に学校を楽しみ、好きになることが、より充実した6年間を支えることになるでしょう。これからも、そのような場を大切にしていきたいです。

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