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新着情報

高校教頭ブログ(11/27)

 私は鎌倉市西御門(にしみかど)という住居表示の地域に住んでいます。町内には「源頼朝公の墓」があり、このあたりの地名は、源頼朝公と関わりのある地名がいくつかあります。
  私が住む西御門という地名の由来は、鎌倉幕府の大倉御所(大蔵幕府)の西門があったことによります。正確には西門前を南北に通ずる西御門大路の北方の地域になります。『吾妻鏡』によると文治2年(1186年)正月五日に「美濃藤次安平西御門家」と記されているのが初見とのことです。
  西御門の東側に隣接する地域が「二階堂」です。地名の由来は、源頼朝公が奥州合戦後の鎌倉凱旋の際、中尊寺大長寿院の二階堂を模して、永福寺という二階堂(=二階建ての建物。当時、二階建ての建物はかなり珍しく、いわば「非常に立派な建物」を意味した。)を建立したことに由来するそうです。建久3年(1192年)11月25日に本堂が完成し落慶供養が行われましたが、応永12年(1405年)に焼失し、以後は再建されることはありませんでした。現在は「史跡永福寺跡」として整備され、往時の「浄土式庭園」が偲ばれます。
 西御門の南側に隣接している地域が「雪ノ下」です。地名の由来は、『吾妻鏡』によると、建久2年(1191年)2月17日に降雪が5寸になった雪見のため、鶴岡八幡宮を訪れた源頼朝公が佐々木盛綱らに山辺の雪を長櫃(ながびつ)に入れて夏に備えて貯蔵させたこととされます。地名は『吾妻鏡』の建保元年(1213年)正月四日が初見とされます。
 現在の西御門と二階堂、雪ノ下を比較してみると以下のようになります。

          面積      世帯数       人口

  二階堂  1.66k㎡   1,158世帯   2,713人

  雪ノ下   0.72k㎡   1,260世帯   2,800人
  
  西御門  0.33k㎡     402世帯   1,016人

 さて、その雪ノ下で先日殺人事件が起きたのです。バス通りから雪ノ下を通って私が住む西御門に通じる道はただ1本だけ……その道沿いの家で、78歳の男性が同居していた甥に殺されたという、何とも痛ましい事件でした。
 少々古い統計(平成22年版犯罪白書特別調査)ですが、殺人の被疑者と被害者との関係 は、約30%が「親族」となっています。関係が濃いからこそ「憤まん・激情」の感情を抑えられずに「殺人」という最悪の結果となってしまうことがあるのでしょう。仏教の戒律(仏教徒が守るべき生活規律)の第一は「殺生戒(せっしょうかい)」=「生き物を殺すこと、特に人を殺すことを戒める戒律」です。この「戒」が守られて、殺人事件という痛ましい出来事が少しでも減り、世に安穏が常住不断なることを願うばかりです。

中学教頭ブログ(11/26)

 11月24日に年末ジャンボ宝くじが発売されました。1等の当選金は前後賞を合わせると10億円。当選を夢見て、発売当日は徹夜組を含めて多くの人が列を作るそうです。時間をもてあましている人が多いことに驚きます。発売前の数日間、あまりにもジャンボ宝くじのテレビCMが頻繁に流れるので、その売上金の配分を調べてみました。

 令和2年度の宝くじの販売実績額は8,160億円。当選金として当選者に支払われた金額は3,839億円。この時点で、売上金の半分以上は当選金以外の目的に使われているのです。多くは、発売元である各都道府県および20の指定都市へ収められ、公共事業等に使われているそうです。よく、X線検診車両に「宝くじ号」と書かれているのを目にするのはそのせいです。そして、売上金の15% (1,226億円) が印刷経費や販売手数料として計上されています。おそらく、広告・宣伝費はこの中から捻出されているのでしょう。購買意欲を掻き立てるテレビCMが頻繁に流れるのも理解できます。

 宝くじを購入すればするほど社会貢献度が増すことに繋がります。宝くじの購入経験者は、男性が81%、女性が71%。やはり、男性の方が欲が深いようです。4人中3人が宝くじの購入経験があるのを知って、ちょっと驚きました。年齢による購入制限はないようですが、未成年者が当選した場合は保護者に当選金が支払われるそうです。ご注意ください。

 私は「ジャンボ宝くじ」には関心がありません。自分で好きな数字を選ぶことができないからです。つまり、「数字選択宝くじ」派ということです。実を言うと、過去に1度だけ当選したことがあります。宝くじを購入することで社会貢献しているという意識で買うと当たる確率が増すのかも知れません。

新聞部 大銀杏43号掲載

皆さまこんにちは。新聞部です。

藤嶺藤沢新聞 大銀杏 第43号を出来上がりました。 「大銀杏43号」はこちら
 
本号は、熊野研修初日、2日目の様子や高校弁論大会、
球技大会の写真などを掲載しました。
お読みください。

円蔵中学校との練習試合 中学野球部

円蔵中学校との練習試合
円蔵中学校にてImg_7123練習したゴロでの得点パターンで先制することができました。しかしながら、守備の乱れからの失点で同点に追いつかれてしまい、残念ながら勝ちきることはできませんでした。Img_7124今度の日曜日も練習試合ができるので、この試合の反省を活かして頑張ってもらいたいと思います。Img_7126_3円蔵中学校の皆さん、ありがとうございました。

高校サッカー部活動報告

公式戦 新人戦
栄光学園戦Image0勝負のかかったゲームでしたが、力を発揮しきれず敗戦しました。
次戦まで時間があるので、しっかりと準備していきます。

オンライン藤嶺祭開催

本日より本校HPでオンライン藤嶺祭が開催されました。今年の藤嶺祭はVRツアー中に各種コンテンツを埋め込むという形式で作られています。画面中の様々な箇所にコンテンツが配置されているので、校内を探索するつもりでお楽しみください。

オンライン藤嶺祭はこちら

<VRツアー操作方法>
PCでVRツアーを見る場合は、画面をクリック&ドラッグすることで視点を360°動かすことができます。

スマホやタブレット端末で見る場合は、クリック&ドラッグに加え、端末を見たい方向に動かすことで視点変更することができます。(Aのアイコンで切替)
VRゴーグルを持っている場合は、VRモードでツアーを見ることも可能です。(Bのアイコンで切替)
Vr

※360°視点はVRツアーのみ。各種コンテンツは2D映像・2D画像です。

藤嶺祭実行委員会

オンライン藤嶺祭開催

本日より本校HPでオンライン藤嶺祭が開催されました。今年の藤嶺祭はVRツアー中に各種コンテンツを埋め込むという形式で作られています。画面中の様々な箇所にコンテンツが配置されているので、校内を探索するつもりでお楽しみください。

オンライン藤嶺祭はこちら

<VRツアー操作方法>
PCでVRツアーを見る場合は、画面をクリック&ドラッグすることで視点を360°動かすことができます。

スマホやタブレット端末で見る場合は、クリック&ドラッグに加え、端末を見たい方向に動かすことで視点変更することができます。(Aのアイコンで切替)
VRゴーグルを持っている場合は、VRモードでツアーを見ることも可能です。(Bのアイコンで切替)
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※360°視点はVRツアーのみ。各種コンテンツは2D映像・2D画像です。

藤嶺祭実行委員会

藤嶺アカデミア 進路指導部

本日、藤嶺アカデミアを開催しました。今回はズームを利用して遠くの大学(千葉大、秋田大、北九州市立大、金沢工業大)に通う先輩と近場の大学(早稲田大、青山学院大、星薬科大、日本歯科大、東京理科大、都留文科大)に通う先輩が来てくれました。20211120_141628文系と理系に分かれて座談会形式で行いました。
文系は楽しく笑がありながらコロナ前と今の大学生の生活についての話ができました。

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理系はレポートや課題の内容、テスト勉強などの話を先輩がしてくれました。
今日、先輩から聞けた話は藤嶺生が大学選びの参考にしてくれることでしょう。

中学3年 熊野研修旅行

熊野研修旅行4日目  11月19日(金)

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 今日は、那智大社、青岸渡寺、速玉大社にて正式参拝をさせていただきました。Img_70884日目ということで疲れが出ている中ですが、しっかりと参拝することができました。

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 いろいろな方のご協力のもと、本当に充実した研修旅行となりました。Img_7108朝の出発式でも話がありましたが、こんな素敵な旅行に行けたことへの感謝の気持ちを持ちながら、また来週から新たな気持ちで充実した学校生活を送ってもらえたらと思います。

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熊野研修旅行3日目  11月18日(木)

 今日は熊野古道を歩きました。発心門王子からはじまり熊野本宮大社まで、語り部さんにいろいろなことを教えていただきながら一遍上人の足跡をたどることができました。

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 熊野本宮大社での正式参拝の際には、宮司自らお話ししてくださいました。静寂の中の緊張感の中で、みんな真剣な表情で話を拝聴できました。

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 明日は那智大社や青岸渡寺、そして速玉大社などを参拝し、特急や新幹線で帰路に着きます。

 

熊野研修旅行2日目  11月17日(水)

今日は、午前中になんばグランド花月で漫才や吉本新喜劇を見ました。普段テレビの中でしか見られない芸人さんを生で見られて、みんな大興奮でした。

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教頭先生からは、夜のミーティングで「あれだけ人を笑わせるには、陰で相当な努力があるのです。みなさんもたくさん努力して下さい。」とのメッセージがありました。

観劇後は、班ごとにたこ焼きなどを自由に食べ歩きました。やはり、本場で食べるたこ焼きの味は格別で、みんな喜んで食べていました。

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午後からはいよいよこの旅のメイン、「一遍上人の足跡をたどる」ということで、まずは一遍上人がご賦算を始めたとされる四天王寺を参拝しました。気持ち新たに、旅の後半に向けてしっかりと出発できたと思います。

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明日は熊野古道を歩きます。天気も良さそうです。

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明日も充実した研修になるよう頑張りたいと思います。

熊野研修旅行1日目  11月16日(火)

当日欠席なく、無事に新横浜駅を出発しました。

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本日は、奈良での自主研修がメインでしたが、東大寺の大仏の大きさにびっくりしたり、奈良の自然の雄大さに心動かされたりと、とても充実した1日になりました。

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夕食時には、新横浜駅で行えなかった結団式を行いました。教頭先生からお話しを頂戴し、2日目に向けて気持ちを新たにすることができました。

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明日は、朝から大阪に入り、まずは吉本新喜劇を観劇します。その後、四天王寺を拝観し、いよいよ和歌山に入ります。Img_6950_2

中学教頭ブログ(11/19)

 今回は、本校の修学旅行をご紹介します。毎年11月中旬に3年生は熊野古道を歩きます。今年は奈良県に一泊した後、大阪・四天王寺を起点にして時宗の開祖である一遍上人が遊行された和歌山県・熊野へと向かいます。二泊目は南紀白浜にて、三泊目は那智勝浦にある巨大ホテルに宿泊してマグロ料理を堪能します。そして、JR新宮駅から特急「南紀」に揺られ、名古屋を経由して戻ってくるルートです。

 2004年に世界文化遺産登録された熊野古道。発心門王子から中辺路ルートを約3時間かけて歩き、熊野本宮大社を参拝します。歩きながら、語り部(かたりべ)さんから熊野について学ぶ研修の旅です。本宮大社旧社地である大斎原(おおゆのはら)には、「南無阿弥陀仏」と刻まれた一遍上人神勅名号碑が建てられています。熊野と一遍上人とのつながりの深さを物語っています。

 熊野三山(熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社)を巡る旅は、生徒たちにとっては退屈なものかも知れませんが、不満を言う生徒がほとんどいないのが不思議です。「黄泉がえり(よみがえり)」の地を訪れることで、いつもと違った空気感を感じ取っているからだと思います。私は今回で5回目の訪問となりますが、熊野が神聖な地であることを毎回肌で感じています。昔は大勢の人たちが訪れ、「蟻の熊野詣」と言われていた理由が理解できます。私の義父母は55年前に新婚旅行で熊野三山を訪れていたことを知って驚かされました。

 最終日は熊野速玉大社を参拝し、お土産に「もうで餅」を購入して列車に乗り込みます。「特急」とは言え、名古屋まで3時間以上の長旅です。松坂牛のお弁当を食べながら時間を過ごします。寝不足の人が多いせいか、帰路の車内は静けさが漂います。「特急南紀」は来年新型車両が登場するそうです。今年が最後のチャンスとなります。海岸線の景色を思う存分楽しんでほしいと思います。