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中学教頭ブログ(11/26)

 11月24日に年末ジャンボ宝くじが発売されました。1等の当選金は前後賞を合わせると10億円。当選を夢見て、発売当日は徹夜組を含めて多くの人が列を作るそうです。時間をもてあましている人が多いことに驚きます。発売前の数日間、あまりにもジャンボ宝くじのテレビCMが頻繁に流れるので、その売上金の配分を調べてみました。

 令和2年度の宝くじの販売実績額は8,160億円。当選金として当選者に支払われた金額は3,839億円。この時点で、売上金の半分以上は当選金以外の目的に使われているのです。多くは、発売元である各都道府県および20の指定都市へ収められ、公共事業等に使われているそうです。よく、X線検診車両に「宝くじ号」と書かれているのを目にするのはそのせいです。そして、売上金の15% (1,226億円) が印刷経費や販売手数料として計上されています。おそらく、広告・宣伝費はこの中から捻出されているのでしょう。購買意欲を掻き立てるテレビCMが頻繁に流れるのも理解できます。

 宝くじを購入すればするほど社会貢献度が増すことに繋がります。宝くじの購入経験者は、男性が81%、女性が71%。やはり、男性の方が欲が深いようです。4人中3人が宝くじの購入経験があるのを知って、ちょっと驚きました。年齢による購入制限はないようですが、未成年者が当選した場合は保護者に当選金が支払われるそうです。ご注意ください。

 私は「ジャンボ宝くじ」には関心がありません。自分で好きな数字を選ぶことができないからです。つまり、「数字選択宝くじ」派ということです。実を言うと、過去に1度だけ当選したことがあります。宝くじを購入することで社会貢献しているという意識で買うと当たる確率が増すのかも知れません。

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