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中学新入生オリエンテーション(3/5)は予定通り実施致します。

3月5日(土)に行われる「中学新入生オリエンテーション」は、

プラスティックロッカー組立てを省略した上で、

当初の予定通り実施いたしますので、

新入生・保護者同伴でご出席くださいますようご案内申し上げます。

1.実施日時:令和4年3月5日(土)午後1時集合

2.会場:本校「講堂兼体育館」

3.提出物:「入学のてびき」をご参照ください。

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藤嶺学園藤沢中学校
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TEL 0466-23-3150

高校教頭ブログ(2/25)

ダークストア

 日常で「ダーク」と聞くと何となくよいイメージが湧きませんね。例えば、「ダークウェブ」は、「通常の方法ではアクセスできないようになっているWebサイトで、そこでは非合法な情報やマルウェア、麻薬などが取引されている。」ということです。また、「ダークサイド」は、「人間や人間社会における醜悪な側面、という意味で用いられることのある表現。日本語で“暗黒面”と表現されることも多い。」となっています。そして「ダークストア」……「良からぬ品を売っているお店」と想像してしまいます……ところが、大違いなのです。
 ダークストアとは、「実店舗とは異なるネット販売専用の物流センターのこと」で、簡単に言えば「宅配専門のネットスーパー」です。建物の外観は物流施設(コンビニやスーパー)であり、その内部は実際の店舗と同じように商品が陳列されていますが、消費者が直接足を運ぶことはないので「ダークストア」と呼ばれているのです。ネット販売専用である「ダークストア」の“売り”は、とにかく速いことです。近隣であれば、何と注文後最短10分で配送されるそうです。ダークストアを利用できる人はまだまだ限られていますが、今後どのように展開されていくのか注目です。
 ところで、「ダークファクトリー」というものもあるそうです……どういうものなのでしょうか?

中学教頭ブログ(2/24)

 北京冬季オリンピックが閉幕しました。日本選手の活躍は素晴らしく、特に女子カーリング競技にはくぎづけになったのではないでしょうか。藤澤五月選手のコメントがとても印象的でした。「こんなに悔しい思いをした表彰式は初めてです。」日本チームは予選リーグ5勝4敗で決勝トーナメントへの進出が危ぶまれました。普通の人ならば、決勝戦で敗れたとはいえ、銀メダルを獲得したわけですから喜びに溢れるはずです。頂点をめざしていたトップアスリートの思いが伝わってくるコメントでした。

 冬季オリンピックは今回で24回目の開催でした。ご存知の通り、日本では1972年に札幌大会、1998年に長野大会が開催されています。そして、2030年の第26回大会に札幌市が再び立候補しています。経済効果を見込んで、自治体としてはオリンピック招致が重要な政策の一つとなっているようです。

 コロナの影響もあって、オリンピックの開催地を毎回変えることに疑問を抱いています。

 特に東京オリンピック後の各施設の維持費を考えると、開催地を固定化しても良いのではという意見があってもおかしくありません。高校野球の聖地が甲子園球場であるのと同様に、オリンピックの聖地であるアテネを開催地に固定化するという案です。

 もう一つの意見として、競技施設の老朽化を考慮して2回連続の同一開催地もしくは隔回開催(8年間に2度の開催)を検討するのはどうでしょうか。バッハ会長には当然反対されると思いますが。

 オリンピックでの感動は、開催地に関係なく全世界に伝えられるはずです。SDGsが叫ばれている今日、招致活動を含めて10年以上の年月をオリンピック開催のために要するのはナンセンスだと私は思います。オリンピックの開催地を4年毎に変える必要性を感じません。政治評論家・橋本徹氏も私と同じ意見のようです。

高校教頭ブログ(2/18)

バナメイエビ

 唐突ですが……食卓に出されるエビ料理に多く使われているエビの名前を知っていますか?一昔前はブラックタイガーが主流でしたが、現在では、中国、東南アジアでのエビ養殖は「バナメイエビ」というものが主流となり、家庭料理で通常皆さんが口にしているエビは、そのバナメイエビなのです。
 東南アジアなどでのバナメイエビの養殖は、マングローブ林を伐採し、開拓してエビの養殖場にするとか、排水を垂れ流すなど、環境に負荷のかかる方法で行われてきました。ところが、最近「日本初、畑で無添加エビの養殖に鋸南町から挑戦」という謳い文句で、休耕地の農業用ハウスでのバナメイエビ養殖を手がける会社(株式会社SeasideConsulting)が立ち上げられました。「水質改善剤を一切使用しない完全無添加飼育」「循環システムで汚水の排水なし」という持続可能な養殖技術を用いているそうです。「エビの陸上養殖をSDGsで」という新たな試みに今後も注目です。

中学教頭ブログ(2/15)

 男子校とバレンタインデー。全く無縁のように思いますが、実はそうでもありません。生徒たちは意外と通学途中にチョコレートをゲットしているようです。私も高校時代は男子校に通っていましたが、チョコレートをもらうのを楽しみにして電車通学したものでした。

 2月14日に「女性が男性に愛を告白できる日」としてチョコレートを贈る習慣を根づかせたのは、チョコレート会社の策略です。欧米ではこの日に恋人や家族など大切な人に贈り物をする習慣がありましたが、決してチョコレートである必要はなかったのです。

 「義理チョコ」ではなく、「本命チョコ」をもらった経験は生涯忘れられない思い出です。

 小学校6年生のとき、カバンの中に「チョコ」が入っているのに気づきました。心臓がバクバクしていました。家に帰ってから箱を開けるのを楽しみに、友だちと会話をしていました。すると、私の様子の変化に気づいたのか、ある女性の先生がカバンを開けて私がもらった「本命チョコ」を取り出したのです。その当時、好意を抱いていた「笠原さん」からいただいたものでした。そして、周囲にいた仲間たちに見せびらかしたのです。驚きと怒りが同時に込み上げてきました。その先生の軽率な行為は教師になった自分に教訓として残っています。

 下駄箱の中にも「チョコ」が置いてありました。手渡しではお互いが恥ずかしい思いをすることを危惧しての方策だったのでしょう。学園ドラマのような話ですが、この頃の純粋な心は歳をとっても持ち続けたいものです。

 60歳になった今でも、チョコレートをもらうと何となく嬉しいものです。「義理チョコ」文化はコロナの影響もあって自粛の方向にあるようです。チョコレート会社の策略は思わぬ方向へと向かっています。「ホワイトデー」への影響も懸念されます。日本独自のバレンタイン文化はこれからも大切にすべきだと私は思います。

高校教頭ブログ(2/14)

涅槃会(ねはんえ)
 涅槃会は、仏教を開いたお釈迦様がお亡くなりになった日に修行される法要で、日本では2月15日に遺徳追慕と報恩のために行われます。実際は、お釈迦様が亡くなった日は不明ですが、日本と中国では2月15日と定められています。また、涅槃とは、本来は「迷いのなくなった境地(ニルヴァーナ)」のことですが、この場合はお釈迦様が亡くなった意味に用いられています。
 涅槃会の際に掲げられる「涅槃図」は、沙羅双樹(さらそうじゅ)の下でお釈迦様が入滅される情景を描いた図のことです。ちなみに、遊行寺の涅槃図は、縦6m45cm、横3m64cmの大きなものです。多くの涅槃図では、宝台上にお釈迦様が「頭北面西右脇臥」の状態で横たわり、その周囲に会衆人物や鳥獣虫類が数多く集まり、悲嘆の様子が描かれています。また、樹上には飛雲に乗ってお釈迦様の臨終に馳せ参じようとする摩耶夫人(まやぶにん=お釈迦様の母上)の一行が描かれています。2/15に遊行寺本堂を覗くと「涅槃図」が掲げられていますので、どうぞ拝観してみて下さい。
 本題からは外れますが……「偉人が亡くなった日に生まれた」とか「偉人が亡くなった翌日に生まれた」ということで、「その偉人の生まれ変わり」がよく言われます。手元にある『令和4年時宗寳暦』の2月15日には、「釈尊ねはん会(ママ)」とともに、何と「一遍上人降誕会」とあるのです!また、2月16日には「日蓮聖人降誕会」とあります。それぞれの宗派においては、一遍上人も日蓮聖人も「お釈迦様の生まれ変わり」という“神格化”を望んだのかもしれません。

中学入学準備説明会(2/11)は予定通り実施致します。

中学新入生保護者対象「入学準備説明会」(2/11)は予定通り実施致します。

実施日:令和4年2月11日(金・祝)

時 間:午前10時集合~11時終了(短縮

場 所:本校「講堂兼体育館」

保護者1名のみでご出席下さい。

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中学教頭ブログ(2/8)

 北京冬季オリンピックが開幕しました。オリンピック史上初めて夏季・冬季両大会が同じ都市で開催されることになりました。日本選手の活躍に期待したいと思います。

 東京オリンピックの際に、注目競技として「男子50km競歩」を取り上げました。今回の北京冬季オリンピックでは「バイアスロン」に興味が湧いています。「バイ+アスロン」とは「2つの+競技」という意味です。「トライアスロン」=「3つの競技」の方がよく知られていますね。

 その2つの競技とは、「クロスカントリースキー」と「ライフル射撃」を組み合わせたものです。1960年にアメリカのカリフォルニア州スコーバレーで行われた大会から正式種目となったそうです。その競技自体はフィギュアスケートのような華やかさは全く感じられません。非常に地味な競技です。

 「バイアスロン女子・個人」をテレビで観ていました。15kmのコースを走破するまでに4ヶ所の射撃場があります。「立射」と「伏射」を交互に行い、タイムを競うのです。1回の射撃につき5発を発射し、1回ミスをする毎にペナルティーとしてタイムが1分加算されるルールです。つまり、射撃回数は合計で20回あり、すべてミスをしてしまうとクロスカントリースキーのタイムに20分が加算されてしまうのです。

 「バイアスロン」は、観ていて決して楽しい競技ではありません。私たちの日常生活のあり方を考えさせる競技なのです。「動」と「静」のコンビネーションは、毎日の生活の中で私たちも体感しているのです。各選手は4km程の距離を滑った後に射撃場へと向かいます。息を切らしながら標的をねらう選手の姿が印象的です。呼吸を整え、集中力を高めないと的を射ることができません。体力だけでなく、精神力が求められる競技であることを知って興味が湧きました。

 自分が「バイアスロン」競技に参加したいとは思いませんが、この競技のルールは人生の縮図のような気がしてなりません。「動」いているばかりでなく、少し立ち止まって「静」かに考える時間が日常生活においても必要なのではないでしょうか。

 もしも、冬のオリンピック競技を体験できる機会があるとしたら、私は「ジャンプ競技」の「ラージヒル」に挑戦したいと思います。何も考えずに、鳥のごとくジャンプ台から飛び下りてみたいのです。札幌の大倉山シャンツェを訪れた際に、できるものなら一度は挑戦したいと思った次第です。

中学入試 結果速報

令和4年度 中学入試 結果速報

  2/1AM 2/1PM 2/2PM 2/3AM 2/5AM
 

2科4科①

2科

得意2科A

2科4科②

得意2科B

 

募集定員

60

25 10

10

105

志願者数

2科 4科

12  24

146 114

2科 4科

13  54

66 484

受験者数

12  21

139 78 5  25 26

306

実合格者数

103

49 19 19  190

実質倍率

1.39

1.59 1.57  1.36  

高校教頭ブログ(2/5)

大学校

 本校では、中学入試が終わり、来週は高校入試です。一方、本校の現役生・浪人生がチャレンジしている大学一般入試は、2月上旬にスタートし、3月半ば過ぎまでの長丁場で行われます。
 さて、「高校を卒業した者が専門的な高等教育を受ける文部科学省が所管する教育機関」を「大学」と呼びますが、大学と同等の学位を取得できる他省庁所管の「大学校」があるのを皆さんは知っているでしょうか。例えば、防衛省所管「防衛大学校,防衛医科大学校」、気象庁所管「気象大学校」、水産庁所管「水産大学校」などです。
 2月2日(水)朝のNHKラジオで、「海上保安大学校」の入学試験の学科試験が30年ぶりに変わるという話をしていました。海上保安大学校とは、広島県呉市に本部を置く、国土交通省所管の大学校で、海上保安庁の幹部職員の養成を目的に設置されているものです。海上保安大学校の学生は、一般職の国家公務員の身分なので(給料が出ます)、いわゆる入学試験は「採用試験」が正式呼称になります。「採用試験」の学科試験は、「数学・英語・物理または化学」でしたが、令和4年度採用試験から「数学及び英語についての筆記試験」に変更されます。この変更は、志願者増を目指していることもありますが、もう一つ大きな理由があるそうです。それは、外国船舶と相対する機会が増えているからで、例えば中国の海洋進出による尖閣諸島問題などへの対処が重要視された結果です。航海技術や通信技術習得のための「物理・化学」よりも、国際法の知識や語学力が今後はより重視されるのです。
 大学進学を目指す高2以下の皆さんは、文科省以外の省庁所管の「大学校」を選択肢の一つにするのもいいのではないでしょうか。