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2022年6月

高校教頭ブログ(6/20)

継承と伝承

「継承」という言葉があります。ある辞書には「前代の人の身分・仕事・財産などを受け継ぐこと」とあります。また、「伝承」は「ある集団の中で、古くからあるしきたり・信仰・風習・言い伝えなどを受け継いで後世に伝えていくこと。」となっています。
 私事で恐縮ですが……私は夕食後にアイスなどを食べながら15分くらいYouTubeを視聴するのが最近の日課となっています。現在よく視聴しているのは、雨宮宏樹氏という「影武流合気体術宗家」が出ている動画です。この方、すごい武術家なのです!何しろ「1520年(永正17年)より宗家の御家に代々家伝として継承されてきた体術」を父上の伝承により継承し、そして、今の世の中で「一子相伝」は難しく、「途切れてしまっては…」という危機感から、この武術を公開・開放し、伝承者となって活動しているのです。雨宮先生出演動画で特に面白いのが、「福地勇人チャンネル」のものです。「フルコン系空手家」が雨宮先生の技術に刮目する様子は見物です。
 さて、先日「体育祭」が行われました。3年ぶりの開催であり、中高別々であり、無観客でありました。そのような体育祭ではありましたが、体育祭実行委員5名と生徒会からのサポート2名の生徒たちの活躍には感心しました。彼らは、コロナ禍の影響で体育祭実行委員の仕事を先輩たちから継承することはできませんでした。しかしながら、数々のアイデアを出し、全校生徒の前で体育祭に向けて一席ぶち、できる限りの準備をし、当日は献身的に動き……とにかく大活躍したのです。そして、おそらく、見事に、後輩たちへ「体育祭実行委員会」を「伝承」したのです。すなわち、「来年の体育祭の成功は決定している!」と言えるのかもしれません。3年生よ、ありがとう!

春期日本フラッグフットボール2022 南関東地区代表決定戦 【中学タッチフットボール部】

6月19日(日)に東京都東村山市の明治学院中学校グラウンドにて、中学タッチフットボール部 春期日本フラッグフットボール2022 南関東地区代表決定戦が行われました。

藤嶺学園の現メンバーとしては、初めての対外試合です。

本日は2チームに分かれて各チーム2試合ずつの試合が行われました。

Aチーム第1試合の対戦相手はノジマ相模原RISEさんです。

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試合結果は7-13で惜敗でしたが、初めての試合で堂々とした戦いぶりでした。

 

 

Bチーム第1試合の対戦相手は富士高等学校附属中学校Bチームさんです。

2試合結果は6-37でしたが、最後まで諦めずに一生懸命に戦いました。

 

 

Aチーム第2試合の対戦相手は富士高等学校附属中学校Aチームさんです。

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試合結果は38-12と初対外試合で初勝利を飾りました!

試合中には毎ターンごとに25秒のハドルタイム(作戦タイム)があります。この時間をうまく使いきり、作戦をどう展開していくのかが試合のカギを握ります。オフェンスはうまくパスをつなぎ、ディフェンスはしっかりと守り切ることができました。

日ごろからの練習の成果を発揮することができたナイスプレーでした。

 

 

Bチーム第2試合の対戦相手は足立学園さんです。

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試合終了2分前、6点を追いかける展開で、タイムアウトをうまく駆使しながらオフェンスに与えられた時間はわずか40秒足らず。

ここでトライを決め、トラポンのサドンデス(サッカーでいうところのPK)に突入します!

互いに、1-1で譲らず。藤嶺の2回目、タッチダウンまでわずかのところで失敗してしまいます。

藤嶺はここを守り切れないと負けが決まってしまう正念場。ここでうまく防ぎ、さらにそのボールをインターセプト(相手のパスを奪うこと)し、逆転のタッチダウンを決めました!

 

藤嶺Aチーム・Bチームともに見事な勝利をつかみました。

両チームともに次の秋季大会につながる大きな一歩となりました。保護者の皆様、最後まで大きな声援、本当にありがとうございました!

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神奈川私立男子中学校フェア 交流戦 【中学サッカー部】

6月19日(日)に神奈川県私立男子校フェアに参加しました。

vsサレジオ学院

1-0

3-0

vs聖光学院

1-0

1-2


5

素晴らしい環境で、ナイスゲームでした。

ミスからの失点がなければ、もっと楽な展開になっていたはずです。

夏の総体に向けて、チームレベルをさらに上げていきます。

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会場を提供して頂いたサレジオ学院の皆様、そして聖光学院の皆様、ありがとうございました。

前橋育英高校との練習試合 【高校サッカー部】

6月19日群馬日帰り遠征

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この日は日帰り遠征として群馬県に行きました。練習試合の相手は全国最高峰クラスの前橋育英高校でした。レベルの差は歴然でしたが、選手は日頃練習していることにトライしていました。中々経験できないようなことを経験させてもらえたので、しっかりと成長に繋げていきたいと思います。

K4リーグ第3節 【高校サッカー部】

6月18日公式戦 K4リーグ第3節
大師高校戦

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前半0-3
後半0-3
計0-6

敗戦しました。
チームの調子も良く、前節と入れ替えて臨みましたが、力を発揮できず、大敗しました。
まだリーグ戦は続きます。上位を維持できるように頑張ります。

藤ヶ岡中学校との練習試合 【中学サッカー部】

6月18日(土)に藤ヶ岡中と練習試合を行いました。

A戦

1-0

0-1

B戦

2-2

0-2
1

戦術を全員が理解し、集中力を切らす事なく、戦い抜きました。内容、結果ともに満足のいくものでした。

2藤ヶ岡中学校の皆様、ありがとうございました。

体育祭副実行委員長へのインタビュー

今週は、体育祭副実行委員長の村山岳くんにインタビューしてみました。

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「体育祭実行委員に立候補した理由は?」

 実行委員長の前田くんと同じですが、高校に入って行事がなかったので、ようやく行事らしい行事ができることが嬉しく、その体育祭を自分たちで運営したいと考えたからです。

「実行委員として苦労したことは?」

 Tシャツのデザインや競技内容を考えるのはとても楽しかったのですが、細かいところをつめていくときに、想像以上にいろいろなことを考えなければならなかったところです。

「実行委員をやっていて良かったことは?」

 自分たちが考えた体育祭をみんなが楽しんでくれるかどうかとても不安でしたが、みんながとても楽しそうにしてくれているのを見て、とても嬉しく感じました。

 また、私は開閉会式で司会を務めたのですが、前からきれいに整列しているみんなの姿を見て、とても感動しました。

「体育祭を振り返って、一言」

 なかなか準備の時間がない中での体育祭で、いろいろと後輩たちに迷惑をかけてしまった部分がありました。後輩たちには、これからも自分たちが納得のいく行事を創り上げていってもらいたいと思います。そして、今回の体育祭で多くの方にご協力いただいたことに感謝しています。

中学教頭ブログ(6/17)

1年生の部活動が始まりました。本校では第1学期の中間試験が終わって初めて1年生の部活動がスタートします。運動系クラブに74名、文化系クラブに12名の生徒が入部を決めました。まだ、入部を決めていない生徒が若干名いるようです。全学年合計での部員数のトップは、サッカー部の37名。続いて卓球部の34名。そして、バスケットボール部の26名と続きます。

人数を減らしている部は軟式野球部とバレーボール部です。これは本校だけの現象ではありません。高校野球は2015年頃から新入部員が激減しているそうです。夏の神奈川大会への出場校も2000年の207校をピークに、今年は170校となってしまいました。学童野球も神奈川県では7年前には2,000チームもあったのが、現在は約500チームに。なんと、7年間で4分の1の数まで減ってしまったのです。

慶應義塾高校野球部前監督の上田誠先生の分析によると、この危機的状況を作り出しているのは次の要因にあるようです。①試合数の多さ②スポーツ障害の増加(指導者の乏しい知識)③旧態依然とした指導法(罵声や長時間練習)④野球用具の高騰⑤時代遅れの保護者のお茶当番制度⑥勝利至上主義、などが挙げられるようです。時代の流れとともにスポーツ振興に携わる人々の意識も変わらなければならないということなのです。

本校の伝統的なスポーツはバレーボールであり、硬式野球であることに違いはありません。伝統競技復活のために、私たち指導者が知恵を出し合わなければならない時期を迎えているのです。

オーストラリア・ケアンズ研修旅行 オンライン交流

本日よりオーストラリア・ケアンズ研修旅行に向けてのオンライン交流会が始まりました。

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8月出発に向けて、これから現地の方々といろいろな交流を図っていきます。

Img_8305今日のところは第1回ということで、最初はとても照れくさそうに話をしていました。しかし、徐々に慣れてくるとお互いリラックスをして笑いも起こる和やかな雰囲気の中で交流は進みました。来週は現地でバディとなる生徒との交流となります。

オーストラリア・ケアンズ研修はこのオンライン事前交流・チュートリアルイングリッシュ(少人数英会話レッスン)・現地研修という3本立てで実施され、より生徒にとって実りあるユニークな研修となっています。

授業風景(剣道)

今日のメインは「日本剣道形・4本目」の練習でした。

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写真1・2では「五行の構え」の確認を、写真3では今まで学んだ「形」の復習をしています。

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担当の樋口先生(七段)に聞きました。

「3年1組を見ていてどう思われますか?」

「2年生の時に比べてぐっと落ち着いた雰囲気になりました。」

「彼らに何か要望はありますか?」

「剣道ではもっともっと元気を出してくれると良いと思います。」

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