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2021年8月

高校教頭ブログ(8/28)

 8月22日付神奈川新聞日曜歌壇の「次点」に次のような短歌がありました。
「一族の絆はうすき世となりて今年もひとり墓参を済ます」(秦野 星光輝)
「評」は「命日やお盆に家族みんなでお墓参りをした習慣は昔のこと、様変わりした今では家族の絆も薄いものとなり、今年もひとりで寂しく墓参を済ますことになってしまったと詠む作者。その嘆きが共感を誘う。」となっています。
 かねて(特に東日本大震災以降)私が気になっていた言葉……「絆」。一見、非常に耳心地がよく、その価値を否定しようもない言葉です。しかしながら、民俗学的見地から見れば、日本社会が選択した「核家族化」や「都市への人口の流入=地方の過疎化」は、「血縁地縁の絆の消失」を目的としたと言えるでしょう。大袈裟に言えば、日本人が「絆」を忌み嫌った結果が今の日本なのです。このことを前提とせずに、または意識せずに使われる「絆」という言葉に私は少々抵抗感を持つのです。
 付け加えて述べると、発生から間もなく10年6ヵ月になる東日本大震災においては、「押しつけの絆」「上から目線の絆」「(人ぞれぞれ違う)人の思いに寄り添っていない絆」が一部で言われました。そして、『絆って言うな!~東日本大震災-復興しつつある現場から見えてきたもの』という著作が2016年10月1日に刊行されてもいます。
 今回のブログは「教頭の私見」としてお許し下さい。

中学陸上部 藤沢市大会

 8月23日、24日に第74回藤沢市中学校陸上競技大会が県立スポーツセンター陸上競技場にて開催されました。両日とも晴天に恵まれ、大きな怪我等もなく無事に終了することができました。Img_6207 3年生の牛島柊翔君が800mで予選2位になり決勝に進出しましたが、決勝は4位に終わり惜しくも県大会進出を逃しました。Img_6211 次年度の高校の大会に向けてこれからも練習に励んでもらいたいと思います。

中学サッカー部 市民総体1位リーグ戦

予選リーグを1位で通過し、24日に市民総体1位リーグ戦が行われました。Image0vs村岡
前1-3
後0-0
計1-3

Image1vs鵠沼
前1-1
後2-4
計3-5

2敗で5.6位決定戦に進みます。
内容で大きな差を感じました。また鍛え直していきます。

高校サッカー部 公式戦大会結果報告

公式戦大会結果報告

【K4リーグ第3節、第4節】
8月1日第3節三浦学苑戦
新チーム体制初の公式戦は敗戦しました。Image0_3

8月15日第4節藤沢工科戦
大雨の中での実施で、惜敗しました。Image1_3

【藤沢市民総合体育大会】
8月17日から8月20日にかけてトーナメント形式による大会が実施されました。
初戦 鵠沼高校戦 勝利
2回戦 湘南高校戦 勝利
準決勝 藤沢清流戦 敗戦
3位決定戦 藤沢工科戦 勝利
3位に入賞することができました。

Image2

Image3

Image4

【湘南地区大会】
8月21日から8月23日にかけてトーナメント形式による大会が実施されました。
初戦 藤沢総合戦 勝利
準決勝 日大藤沢戦 勝利
結果 七里ヶ浜高校戦 勝利
優勝することができました。

Image5

Image6

選手達は暑い中、連戦を勝ち抜きました。

善行中学校との練習試合 中学野球部

善行中学校との練習試合
善行中学校にてImg_6620_2コロナ禍でなかなか練習試合ができませんが、そんな中試合をしていただいた善行中学校に感謝です。Img_6625新チームとしてようやく1勝をあげることができました。これを自信にこれからの活動も頑張ってもらいたいと思います。Img_6621善行中学校の皆さん、ありがとうございました。

高校サッカー部活動報告

湘南ベルマーレ対清水エスパルス戦のボールパーソンをさせていただく貴重な機会がありました。Image0_2目の前でプロのプレーを見ることができて非常に刺激を受けておりました。Image1_2

高校教頭ブログ(8/21)

 6/29の「高校教頭ブログ」において、今野敏著『宗棍』について記しました。そのことについて嬉しい出来事がありました。我が家で購読している読売新聞の8/1付け紙面の書評第2席で『宗棍』が紹介されていたのです。評を書いたのは早稲田大学教授栩木伸明(とちぎのぶあき)氏……アイルランド文学者とのことです。氏は神奈川県立川和高校出身の62歳。2002年から現職で、2014年に『アイルランドモノ語り』で第65回読売文学賞(随筆・紀行賞)を受賞しています。アイルランド文学というと、ジェイムズ・ジョイス著『ダブリン市民(Dubliners)』『ユリシーズ』くらいしか思い浮かびませんので、栩木伸明教授は日本ではかなり珍しい研究者と言えるかもしれません。
 「アイルランド文学」と「今野敏の著作」は、かなりの「距離」がありますが、おそらく栩木教授は今野敏の著作を相当読んでいるはず(私は100冊くらい読みました!)。空手家シリーズ、隠蔽捜査シリーズ、樋口警部補シリーズ、倉嶋警部補シリーズなど、今野敏の著作に私は「はまって」います。今は夜に『隠蔽捜査8 清明』を読み直しています(一度にたくさん読むとすぐに終わってしまうので少しずつ)……あ~今夜がまた楽しみだなぁ。

中学サッカー部 市民総体予選リーグ

8月19日より藤沢市民総体が始まりました。
予選グループ
vs湘南学園中学校
前1-0
後1-0
計2-0 勝利Img_5075

vs六会中学校
前0-0
後0-0
計0-0 引き分けImg_5076
勝ち点4でグループ1位通過。
ベスト6に進出しました。来週より決勝リーグが始まります。
応援ありがとうございました。

大清水中学校・羽鳥中学校との練習試合 中学野球部

大清水中学校・羽鳥中学校との練習試合
大清水中学校にてImg_65521・2試合とも先発投手がテンポよく投げられるようになった中盤からは失点が少なくなりました。Img_6550次の試合でも速いテンポを意識してリズムよく試合を運んでもらいたいと思います。Img_6551大清水中学校・羽鳥中学校の皆さん、ありがとうございました。

高校教頭ブログ(8/6)

 ご存知のように(?)私は僧侶でもあり、小さな寺(鎌倉市西御門来迎寺)の住職もしています。お盆を前にして、日本全国の僧侶は何かと気忙しい日々となっています。
 弊寺では毎年お盆直前の8月10日に「施餓鬼法要」という仏教行事を執り行っています。「施餓鬼」は「餓鬼道に落ちて飢餓に苦しむ亡者のために行う供養法会」であり、同時に檀信徒各家のご先祖供養も行います。弊寺の規模でも200名ほどの参詣者があり(昨年今年はコロナ禍で縮小実施)、450本ほどの卒塔婆を用意します(結構準備は大変です)。そして、施餓鬼法要が終わると、8/11~8/15まではお盆の「棚経(精霊棚の前での読経)」でお檀家を回ります(以前より件数は減りましたが)。したがいまして、来週の「高校教頭ブログ」はお休みとさせて頂きます。悪しからず……。

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