桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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校長からのメッセージ

平成28年5月31日 気遣い

2016年5月31日 (火)

 校長室にときどき遊びに来る子が・・・
 「先生、休み時間が終わって私たちがみんな教室に帰ってしまうとさみしい?」と私に尋ねました。
 「一人でいるときは仕事をしているから大丈夫だよ、ありがとう」と答えました。そういうえば何日か前に、その子は自分のクラスの中でときどきもめごとが起きる2人の友だちのことを心配していることを私に話してくれていました。クラスの友だちのこと、そして校長室の私のことまで気にかけてくれる優しさを嬉しく思いました。
 自分のことだけでも大変な低学年の子でも、いろいろなことを思いながら日々の生活を送っています。
 そういう子どもたちの思いや気づきに、「ありがとう」って言える場にいることができたことに感謝。子どもたちの優しさにふれることができたことに感謝。

平成28年5月9日 神奈川私立小学校フォーラム

2016年5月 9日 (月)

 昨日(5月8日)は新横浜プリンスホテルにおいて、第5回の神奈川私立小学校フォーラムが行われました。様々な相談会や説明会が行われていますが、このフォーラムは神奈川県私立小学校協会が主催しています。私立小学校について多くの方にその本当の姿を知っていただきたい、興味を持たれた学校を是非訪問していただきたい、そういう気持ちで加盟校が力を合わせて毎年行っております。

 私は、桐光のブース、そして「何でも相談コーナー」を担当していましたが、
 私立小学校はどんなところ? 
 女子校にはどんな学校がありますか? 
 通学にかかる時間はどのくらいまでがよいでしょうか? 
 月謝や経費はどのくらいかかるのですか?
 母親が仕事を持っているので負担が少ない学校を選びたいが、それで子どもの教育がいいのか。
 公立と私立の教育の違いは何ですか?
 幼児教室いかなければ入学試験はパスできないのですか?
 学校選びの基準をどう考えればいいですか?
 さらには、防災・給食・アフタースクールのことなど、学校選びにおいては多くのことをお考えになっている保護者がたくさんいることが伝わってきました。
  桐光学園小学校では、これからオープンスクール、学校説明会、公開授業などを実施し、学校の様子をご覧いただくことにしています。多くの方のご来校をお待ちしております。
 また、6月4日の学校説明会には、教員だけでなく、卒業生保護者にも参加していただき、いろいろな質問にお答えできるようにしますので、ご心配なことがありましたら何でもおたずねください。

平成28年4月13日 希望に満ちた春

2016年4月13日 (水)

平成28年度のスタートです。
  春は別れと出会いの季節と言われます。しかし、この学園では3月に小学校を卒業した子どもたちの中学校の制服姿を見ることができます。そういう卒業生の姿を見ながら生活できるのは嬉しいものです。
   中学校や高等学校に進んだ子どもたちも、学園の風景の中にいつも自分たちが6年間生活した小学校があり、身近には小さい頃から共に過ごした仲間たちがいます。そういうことが一人ひとりの心の支えになってくれていたらと思います。
 入学式後4日間は午前中に下校していた1年生も今日から平常授業です。休み時間に校庭を走り回ったり、校舎内を友だちと一緒に探検したりしているようです。午前中に行われた校医さんによる内科検診では、検診後にワイシャツやブラウスのボタンかけに苦労する子もいました。今はそういうことに時間がかかりますが、まもなくみんな上手にできるようになります。これからたくさんのことに挑戦していく子どもたちを応援していきます。

平成28年1月 1年の始まりに

2016年1月 1日 (金)

 新年明けましておめでとうございます。        
 今年の春、桐光学園小学校は開校して20年となります。1996年の3月1日に建築が完了した校舎に荷物を運び入れた日のことを思い出します。職員室には教員用の机が少しあるだけでした。そのときの職員室の写真を見る度に初心にもどって自分を見つめることができるように思います。
        
 6年間かけて全学年がそろった小学校、今は14期生までが卒業していき、この春には15期生を中学校に送り出すことになります。この間大きな出来事がたくさんありましたが、特に2011年の震災は私たちに大きな衝撃を与え、学校のあり方をも考えさせることになりました。
        
 学校ってなんだろう?学校でしかできないことってなんだろう?そんなことを改めて考えます。小学校での英語教育、道徳教育などが最近話題になっています。アクティブラーニングという用語もあちこちに見られ始めました。みんな大切なことですし、学校でそれらをどのように実践していくかを考え、具体化していくことが求められています。しかし、やはり学校は子どもたちが集い、持ち寄った個性を発揮し、それが学び合いにつながる。そういう場でなければならないと考えます。よいと思うことは進んで取り入れつつも、子ども同士、子どもと教師の心のつながりを大切にした学校にしていけるように皆で力を合わせていきたいと考えます。

           【今年の子どもたちへのメッセージ】

            やさしい こえかけは

              まつのではなく あなたから

             あたたかい こころは

              いただけたことに かんしゃを

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