授業参観week
今週一週間、学年ごとに曜日を分けて授業参観が行われました。お家の方が見に来てくれる日は、子どもたちがどこかそわそわした様子。でも授業が始まれば、集中していつものようにがんばっていました。
授業参観の日には、休み時間や20分間学習の様子もご覧いただけるようになっています。学校で学ぶ様子をお家の方に見ていただく機会は、多くはありません。それだけに、学校での子どもたちの姿を見て、新しい発見をすることも、成長を感じることもあるでしょう。授業が終わると、お家の方が教室を出てくのを追いかけて行って、タッチをしたり、ハグしたりする子がいます。「がんばったね」のひと言で笑顔になる子どもの姿に、やはりお家の方のパワーは絶大だな、と微笑ましく見ていました。
ある講演会で、「家庭の役割はたっぷり充電をするところ」という話を聞きました。学校の現場にいると、その通りだと感じることがあります。難しい勉強に根気強く取り組むこと、友だちとの関係に悩むこと・・学校で子どもたちは、教員の見えるところ・見えないところで様々な経験をしています。時には少しがんばりすぎてしまうことも。一日の終わりに、短い時間でもよいのでお家で甘えたり、ほめられたり、時には小さなワガママを聞いてもらったりすることが「充電」となって、翌日の元気な笑顔につながることもあるようです。
そんなまなざしで、学校と家庭とがいつも両輪となり、手を携えながら子どもたちの成長を支えていきたいと思います。