【笑顔の力(それを作り出す力)】 ・・・校長室だより108号から
お子さんは笑顔でいてくれる時間が多いですか?もし、そうだとしたら一緒に過ごすご両親、ご家族の皆さんもきっと笑顔で過ごす時間が多いのでしょう。子どもたちの「素敵な笑顔」に力をもらうことがたくさんあります。ありがたいことです。
低学年の子どもが校長室の前を行ったり来たりしながら、ときどき部屋の中を見ています。何人かが遊んでいると入っていいのかいけないのかちょっと悩んでいるような様子が見られます。そんなときに「こんにちは」と私が部屋の中から声をかけると、安心して部屋に入ることができ、そのときはもう笑顔に変わっています。子どもを笑顔にできるかできないかの一つのきっかけが「こんにちは」の一言であることは多いのではないでしょうか。「自分はこの部屋に入っていいんだ。この部屋にいていいんだ。この部屋で遊んでいいんだ」と思えたとき、心の中の「ドキドキ」は「安心」に変わります。
学校のいろいろな場面で、同じようなことがあると思います。そしてだんだんと、誰かに声をかけられるのを待たなくても、自分が笑顔になれる場所をたくさん見つけることができるようになります。
子どもたちの笑顔から元気をいただくお礼に、子どもたちが笑顔になれるきっかけ作りの役に立てたら、なんてうれしいことでしょう。
本日の公開授業には大変暑い中、多くの方にお越しいただきました。
授業の前に、私からご挨拶をさせてただく時間がありましたので、今回は桐光学園小学校の学習指導において大切にしていることをお話させていただきました。
専科制について、課題について。さらに、「授業」「家庭学習」「土曜講習」の3つの学習指導の柱について。また、「欲張らないこと」「学び合い・深め合い」をいつも心がけていることをお伝えしました。
最後に、育みたい力として次の4つをあげて授業の参観をしていただきました。
・学ぶことが楽しいと感じられる前向さ
・努力することが楽しく、そして結果をきちんと受けとめることができる力
・コミュニケーション力
・人を大切に思うことができる力
さきほど、参観された皆さんにご記入いただいたアンケートを拝見いたしました。貴重なご意見をいただけたことに感謝いたします。ありがとうございました。
今年度第1回目の授業参観日。
家族が参観に来てくれることを楽しみにしている子どもたち。年に何回かの公開授業などがあるためか、大勢の人たちに授業中の様子を見られてもほぼいつもと同じように授業に参加できる子どもたちだと思います。
私も、久しぶりに3年生の書写(硬筆)の授業を参観していただきました。課題にある漢字の中で、特に気を付けて書いてほしいものを伝えてからそれぞれが課題に取り組むようにしました。授業中に真剣に取り組む様子と、出来上がった課題からいつも以上に丁寧に書いていたことが分かりました。
参観してくださった方にお願いしたのは、「他の子が書く字と比べないこと」。
私はとても楽しい時間を過ごすことができましたが、さて、子どもたちはどうだったかな?