前期終業式
2024年9月27日 (金)
春に新入生を迎えてスタートした今年度の学校生活も、昨日で半分が終わりました。1時間目に行われた終業式。子どもたちは校長先生のお話を聞きながら、この半年間を思い返していたことでしょう。教室に戻ると、子どもたちに通知表が手渡されました。所見欄には、その子の長所や、日々の学校生活で特にがんばっていたことなど、担任の先生方からの一人ひとりへのメッセージが書かれています。子どもたちが言葉を受け取め、励みにして、これからも自分のよさをさらに伸ばしていけるよう願っています。
先日の6年生の国語宿題プリントは、渡辺和子さん(1927-2016 ノートルダム清心学園前理事長)の文章を題材にした読解問題でした。文章のテーマは「一回性」。同じことを繰り返すことしかできない機械に対して、人間は全く同じことを繰り返すことができない。全く同じことが二度とないからこそ、「今という時を大切に」と、渡辺さんは締めくくっています。
宿題の最後に、子どもたちの感想を書いてもらいました。「辛いことも嬉しいことも一回きりだから、ちゃんと向き合いたい」「この宿題をやっている瞬間も大切にしたい」「やっぱり人間らしさが大事。人間が活躍できる社会であってほしいな」「ぼくの "今という時" は、サッカーでシュートを打つ瞬間!」 など、一人ひとりの「今という時」がありました。
友だちとの関わりも、勉強も、全て一回きりの大切な時です。そんな一瞬、一瞬を大切に学んでいってもらいたいなと思います。