頼もしい上級生の姿
2024年5月25日 (土)
昨日は30℃近くまで気温が上がりました。登校してくる子どもたちの顔にも、汗が光っていました。冷房を適度に使いながら、子どもたちがこれからの季節を健康に快適に過ごしていけるようにしたいと思います。
一日の授業を終えると、1~3年生はスクールバスに乗って下校します。4年生以上は徒歩下校となりますが、すぐに帰る子と学校に残って遊ぶ子に分かれます。帰りの会が終わってから15:50までの約30分間は、自由に過ごせる時間。特にお天気のよい日は、元気に遊ぶ子どもたちで賑わいます。
昨日の放課後、6年生がフリスビーを使って遊んでいると、「一緒に遊びたい」と4年生の子どもたちがやってきました。「もちろん! じゃあ、こっちに2人、あちら側に1人入ってね。」と、遊びを一旦止めてチームを振り分けていた6年生。ごく自然にこのような振る舞いのできる上級生の存在が、下級生の心を育て、あたたかい雰囲気の学校を作るのでしょう。日常の小さな光景ですが、心がほっこりする一場面でした。
最近、学校の中に嬉しい変化が見られます。それは、休み時間後にサッと遊びを切り替える子たちが増えてきたことです。変化の要因は、高学年の子たちが率先して遊びを終えて教室に向かうようになったことでしょう。ドッジボールでは「あと一球!」、サッカーでは「ラストワンプレー!」と言いたくなるのが子ども心。その気持ちをぐっと抑え、5分後に始まる授業に心を向けています。最初のうちは小さな “我慢” なのかもしれませんが、それが当たり前の習慣になると、いろいろな場面によい影響を与えるのではないでしょうか。
下級生の子どもたちは、優しくて頼もしい、かっこいい上級生が大好きです。