秋の自然教室(5・6年生)④ -富岳風穴・鳴沢氷穴-
2022年11月 3日 (木)
富士山麓にある二つの溶岩洞窟、「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」。山登りで身体を動かした子どもたちが、今度はひんやりとした洞窟に挑戦です。
まずは、二つの洞窟の簡単なプロフィールをご紹介。いずれも溶岩で出来た洞窟です。風穴は総延長201m、高さは8.7mにおよぶ横穴で、昔は蚕を貯蔵したり種子を保存したりする時に使われたそうです。氷穴は竪穴環状形で総延長153m、一年中氷におおわれています。氷柱は、天井からしみ出した水滴が凍ってできたものです。
子どもたちは「風穴」「氷穴」の二つの文字を見て、「氷穴の方がきっと寒いはず」と予想して出発しました。二つの洞窟の中を歩いた結果は・・いずれも同じ気温でした。風穴も氷穴も、年間を通して平均3℃ですから、 涼しいというより、寒い! と感じる洞窟探検でした。子どもたちは自然の神秘を感じたことでしょう。