清らかな季節
2022年4月 5日 (火)
昨日までの冷たい雨が上がると、温かな春の陽ざしがもどってきました。今日は、二十四節季で「清明」です。すべてが生き生きとして、清らかに見えるという意味です。春の息吹を感じながら、心地よい一日を過ごすことができました。
農園にある柿の木の枝先には、透きとおるような黄緑色の芽が顔を出しました。柿若葉の季節です。初夏にかけて、みずみずしい葉を一枚一枚開いていくことでしょう。今日の午後は、その柿の木の下で先生たちが農作業をしていました。耕運機を使って、少しだけ新学期の活動の下準備。学校が始まったら、腐葉土を混ぜたり畝を作ったりしながら子どもたちが夏野菜を育てていく予定です。
さて、明日は入学式です。小学校では、72名の新入生を迎える準備が整いました。在校生が作ってくれた花飾りが校舎内を彩り、12月に植えたチューリップは赤・白・黄色の花を咲かせて春風に揺れています。予報によれば、明日は今日よりも気温が上がるとのこと。たいせつな出会いの日を、清々しい青空の下で迎えられそうです。