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2023年1月

高校教頭ブログ(1/22)

宇宙飛行士になるには

 昨年12月に次のような報道がありました。
「未来の月探査を担う日本人宇宙飛行士を選ぶ試験で、1次選抜を通過した50人のうち、10人が2次選抜を突破したことがわかりました。」
 JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、昨年13年ぶりに「宇宙飛行士候補者募集要項」を発表し、現在宇宙飛行士の選考が行われています。宇宙飛行士になるのは大変だとはわかっていましたが、実際にどんな選考があるのか知りませんでしたので、調べてみました。
 「募集要項」には、「日本人宇宙飛行士が月面でも活躍することを想定し、新たな宇宙飛行士の候補者を募集します。今回募集する宇宙飛行士候補者は、宇宙飛行士として認定された後、国際宇宙ステーション(ISS)や日本実験棟「きぼう」をはじめ、「ゲートウェイ」や月面が活動の場となることが見込まれます。」とあり、「未来を創造する宇宙飛行士の重要な役割を通じて、人類・社会への貢献を志す多様な方々の応募をお待ちしております。奮ってご応募ください。」となっています。
 今回の応募受付期間は、2021年12月20日(月)から2022年3月4日(金)まででしたが、実に4,127人の応募があったというのです。そして、書類選抜で2,266名が通過し、次に「0次選抜」では英語能力の試験が課され205名に絞られました。さらに、「第1次選抜」で「一次医学検査」「医学特性検査」「プレゼンテーション試験」「運用技量試験」「資質特性検査」が実施され50名に絞られ、「第2次選抜」にて「二次医学検査」「医学特性検査」「面接試験(英語,資質特性,プレゼンテーション)」が課され、その結果10名が通過しました。その10名が、残る「第3次選抜」に本年臨むことになるのです。
誰でも一度や二度は「宇宙飛行士」になりたいと思ったことがあるでしょう。しかしながら、実際に宇宙飛行士になるには、高いレベルの「STEM系の知識や論理的思考力」「英語運用能力」「協調性」「自己管理能力」、そして「コミュニケーション能力」等が求められるのですね。
 ちなみに、現在、日本人宇宙飛行士として搭乗ミッションに就いているのは、若田光一さん一人で、来年には古川聡さんがミッションに就く予定となっているそうです。

高校推薦入試について

本日の高校推薦入試は通常通り実施いたします。

受験生の皆さん、気を付けて来校してください。

研究発表会(中2) 発表者インタビュー

 今週は、研究発表会(中2)発表者を代表して、2年1組の大橋侑右くんにインタビューしてみました。

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「研究発表会はどのような形式で行われますか?」

 学年全体としては「日本の文化」がテーマになっています。2つの文化を比較して、その違いが生じた理由について自分の意見を発表するという形式です。発表資料はロイロノートで作成します。ロイロノートは授業でも使用しているので、とても使いやすいです。

「君の個人のテーマは?」

 私のテーマは「伝統的な和室と現代の和室の違いについて」です。ある日、茶室に入った時に、飾られている花に目を留めました。茶道では季節ごとにその季節に合った花を飾っているそうです。また、そうやって室内を見ていくと、掛け軸にも目を留めることができました。掛け軸は昔の言葉で書かれていて、その言葉を調べていくのがとても面白いと感じました。

「研究発表会に向けて」

 今回の発表では資料がなかなか見つからなくて大変でした。また、発表中に映し出すためのきれいでわかりやすい写真もあまり見つからなかったのがとても大変でした。しかしながら、みんなで協力しながら発表原稿を作れたので、当日は原稿をただ読むだけではなく、聞いて下さる方が聞きやすいように話せるようたくさん練習したいと思います。

梅の花が咲いています。

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遊行寺のいろは坂を登ってきたところにある梅の木に白くて可愛らしい梅の花が咲き始めました。

梅は年初めに咲くことから兄弟に見立てて「花の兄」と呼ばれています。

1月は木や草が芽吹くことから「早緑月」という異名を持っています。

花が咲くことで春の訪れを感じますが、まだまだ寒い日が続きますので、皆様ご自愛下さいませ。

総合学力テスト 【高校1年】

本日、高校1年生の生徒は【ベネッセ総合学力テスト】を受験しました。

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高校2年次の「国公立/私立クラス・文系/理系専攻」選択を目前にして、2年後のそれぞれの希望進路の実現に向けて、頑張っている生徒の姿が見られました。

前回の結果から、どれくらい得点が伸びているでしょうか。
1ヶ月後の結果を期待しましょう!

新人大会湘南地区予選会 【高校バレー部】

1月15日 新人大会湘南地区予選会

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1回戦

対 七里ガ浜

25-23

30-28

◯勝利

 

2回戦

対 藤沢翔陵

8-25

9-25

×敗戦

※県大会出場の最後の1枠をかけて代表決定戦へ

 

代表決定1回戦

対 鶴嶺

25-20

25-23

◯勝利

 

代表決定戦

対 鎌倉学園

14-25

19-25

×敗戦

※県大会出場とはなりませんでした。

 

残念な結果となりましたが、この長い1日を最後まで戦い抜くことで、また成長をしてくれたと思います。


応援ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

中学教頭ブログ(1/18)

 お正月料理に飽きた頃、あるテレビ番組に刺激されて久しぶりに中華ファミレスを訪れてみました。おそらく、約10年ぶりの訪問です。夜の8時を過ぎた頃、入店してタブレットを使って料理を注文しました。お店に入った時は、「いらっしゃいませ」も「こちらへどうぞ」の案内も一切ありません。勝手に空いている席に座ります。アルバイト店員と思われる方がテーブルの後片づけに忙しそうでした。

 10分程して、注文した料理が運搬ロボットに乗って運ばれてきます。ロボットがしゃべることはありません。「お待たせしました」くらいは話せないのかと思ってしまいます。お客様との接触防止のため、何らかのメロディーは流れています。

 テレビ番組では出演者の方たちが美味しそうに料理を食べていた記憶です。私たちはワンタン麺を2つと油淋鶏1つを頼んで約2,500円。そんなにコスパが良いわけではありません。あとは味に期待するのみです。

 一つ一つの料理は美味しかったのかもしれませんが、店の雰囲気が料理の味を台無しにしてしまいます。やはり、ロボットの接客では美味しくいただけないことが明白となりました。そして、会計はスマホによるセルフレジ。徹底した人件費の削減ぶりには感服しましたが、これでいいのかと考えてしまいました。もう二度とこの店を訪れることはないでしょう。

 今年一年の私自身のテーマは「わ」を選びました。「話」「輪」そして「和」。さまざまな「わ」が存在します。人と人とのふれあいを大切にする「話」。一人では何もできないという、つながりを大切にする「輪」。そしてみんなで協力し合って、和やかに物事をすすめる「和」。この3つの「わ」がテーマです。

 3年間におよぶコロナ禍の中で、私たちはいろいろな経験を積むことができました。その経験の中で私が痛烈に感じたことは、人と人との「対話」の大切さです。SNS上では解決できない「対面による話し合い」の大切さなのです。

 利益だけを追求してしまうと、人間関係をぶち壊してしまいますし、孤立してしまうような気がしてなりません。まだまだコロナウイルスに悩まされる時期が続くようですが、この3年間で学んだことを生かして他人と接していくべきだと思います。皆様の一年が和やかな時間となるようお祈り申し上げます。

藤沢市中学校卓球強化リーグ 【中学卓球部】

1/14(土)に秋葉台文化体育館にて藤沢市中学校卓球強化リーグが行われました。

この大会は来年度の春の大会のシードを決めるものとして、午前と午後に分かれてリーグ戦を戦いました。

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午前は一番上のAリーグでのスタートでした。

初戦は1-3で手痛い敗北。

2戦目は2-2のフルセットにもつれ込むと、最終セットもフルゲームデュースというギリギリの戦いを何とか拾い、1勝を勝ち取りました。

3戦目は第1シード相手に2-2までもつれるも、同じくフルゲームデュースで敗れ、1勝2敗の3位で辛うじてBリーグへの降格は免れましたが、課題の多く残る内容となりました。

 

午後は午前の初戦で敗れた相手に3-2で競り勝つ良いスタートでしたが、2戦目で第1シード相手に0-3で完敗。3戦目はBリーグを1位で抜けAに昇格した第5シードとの戦いになり、3-1で勝利。

2勝1敗でAリーグ2位となり、春の大会は第2シードとして臨むことになりました。

 

結果としては2位という素晴らしいものでしたが、それ以上に各部員の課題が浮き彫りになった大会となりました。

結果に決して満足せず、春の大会までにさらに精進を重ねていきたいと思います。

高校だより 1月号

高校だより1月号はこちらです。

高校教頭ブログ(1/15)

昨年も紹介しましたが……

 新年を迎え、皆さんのご家庭にも新しいカレンダーが掛けられていることでしょう。一口にカレンダーと言っても実にさまざまな種類があります。また、人によっては好みがあり、わざわざ書店などで購入する場合もあるでしょう。
 私の手元に「令和五年時宗月訓カレンダー」というものがあります。「月訓」ですから、毎月「言葉」が載っているのです。例えば、1月は「今日こそ努め励むべきなり」、5月は「あらゆる壁が扉になる」、10月は「君は君 我は我也 されど仲良き」となっています。悩み多きわれわれの、憂い多き現代の、指針となる言葉が見つかるかもしれません。
 つきましては、「時宗月訓カレンダー」は残部が少しありますので、下記メールアドレスまでお申し出頂ければお分けします。外部の方には送付することもできます。

 tohrei.hayashi2510001@gmail.com

追伸 ①遊行寺発行(季刊)「遊行」誌もお分けします。
    ※巻頭に遊行七十五代他阿一浄上人(藤嶺学園理事長)の年頭のお言葉があります。
   ②「時宗こよみ」もお分けできます。

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