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中学教頭ブログ(3/22)

 3月21日(春分の日)に、藤沢市みらい創造財団主催ふじさわ文化体験「遊行寺で学ぼう!」が行われました。抽選で選ばれた小学4~6年生の男女36名が参加しました。本来ならば、夏休みの時期に「遊行寺に泊まろう!」という企画が1泊2日で行われる予定でした。

 藤沢市の青少年育成事業の一つとして3年前にスタートしたイベントで、小学生にはとても好評のようです。「ふじさわ宿交流館」で藤沢の歴史を学び、「遊行寺」で雑巾がけによる清掃活動と写経体験が行われます。本堂での法話の後、本校の食堂で昼食をいただきます。午後からはグループ毎に「茶道体験」「フィールドビンゴ」「自由遊び」の班に分かれて初めて出会った仲間たちと友好を深めます。

 中学校を卒業したばかりの本校の3年生6名がグループリーダーとして参加しました。また、大学生や社会人のボランティアスタッフ4名も加わり、小学生たちの指導にあたります。本校茶道部の生徒にも協力をお願いし、茶会が行われました。参加した生徒たちの声をまとめてみました。

 圧倒的に多かった感想は、「指導者の大変さがよくわかった。」「自分たちも先生方に迷惑をかけてきたに違いない。」というものでした。普段の私たち教師の苦労を生徒たちが肌で感じることができたのです。体験学習の重要性を再認識した1日となりました。

 感染症の影響で、本校でも2年間にわたって「体験学習」が制限されてきました。「職業体験」に「勉強合宿」、そして「スキー教室」は生徒たちの成長を確認できる大切な行事になっています。令和4年度は生徒たちのために、何とかして宿泊行事を実施したいものです。

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