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中学教頭ブログ(9/22)

 9月21日(火)、藤嶺学園関係者の合同慰霊法要が遊行寺本堂にて営まれました。例年は藤嶺学園三校の高校1年生が一堂に会し行われる行事ですが、感染防止のため生徒の参列は見送られました。

 毎年、慰霊祭は秋のお彼岸の時期に行われているのですが、お彼岸に仏様にお供えするものに「おはぎ」があります。漢字で表すと「お萩」となります。つまり、「萩」は秋の七草の一つに含まれているわけです。一方、春のお彼岸に供えるのが「ぼたもち」となります。漢字では「牡丹餅」と記します。「牡丹」は春の花となるわけです。それでは、「おはぎ」と「ぼたもち」の違いは一体何なのでしょうか。調べてみました。「おはぎ」は粒あんで、「ぼたもち」はこしあんから作られたものを指すそうです。

 小豆の収穫時期は8月下旬~9月上旬です。収穫したての小豆は香りがよく、皮も柔らかいので、粒を生かして「粒あん」で食べる習慣となったようです。一方、春は貯蔵していた小豆を使って作るため、硬い皮を取り除き、「あんこ」のみにして「ぼたもち」にするそうです。要するに、「こしあん」と「粒あん」の違い、「ぼたもち」と「おはぎ」の違いは季節が生み出したものとなるようです。

 年齢を重ねるごとに、食後に甘味を欲してしまうのは私だけでしょうか。特に、「あんこ」は大好物です。ちなみに私は、「粒あん」派です。横浜に出向いたときに必ず買って帰る逸品があります。横浜高島屋B1Fで売っている「大判焼き」です。いつも行列ができている有名店だそうです。甘味好きな方は是非お立ち寄りください。おすすめです。

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