柿農園見学(3年生 社会科)
2024年11月 7日 (木)
今日は立冬。暦の上で冬を迎えました。日中は過ごしやすい陽気に包まれていても、朝夕の冷たい風に季節の移ろいを感じる季節です。
今日は、3年生が柿農園へ見学に行きました。黒川営農団地で農業を営まれている志村政幸さんが、今年も桐光小の子どもたちを出迎えてくださいました。
柿作りについて様々なお話を聞くことができました。多くの子たちが、驚きや関心を持って話を聞いていたのは、作物を収穫するまでに年間を通して様々なお仕事があるということです。寒い時期に行う剪定作業、肥料や消毒、摘花などの時間も手間もかけて行われる数々の作業。それらの作業を経て、ようやく秋の収穫の時期を迎えるということを知りました。
とりわけ、剪定作業は時間と手間をかけて行われる大切な作業の一つです。柿の木1本に一時間ほどかけて剪定することにより、毎年新しい枝を伸ばし、適切な数の実が出来るようにしているのだそうです。畑全体には約200本の柿の木があると聞き、驚きの表情を浮かべる子どもたち。「剪定作業って大変だなんだね・・」と、子どもたちは感心しながらお話を聞いていました。
さて、見学の最後のお楽しみは柿もぎ体験です。鮮やかに色づいた「次郎柿」という品種の柿を、一人一つずつ収穫しました。「これがいい!」と即決する子も、志村さんに美味しい柿の選び方を相談している子もいました。嬉しそうに柿を持って帰った子どもたち。お家で、家族の方と一緒に味わうことでしょう。