教育実習生
2024年11月 1日 (金)
先月、小学校の卒業生(15期生)の教育実習がありました。4週間の実習期間は、実習生にとっても在校生にとっても学びの多い日々でした。
教育実習生を、みんなで温かく出迎えた10月上旬。在校生にとっては憧れの先輩であり、私たち教員にとっては大切な教え子である実習生。教員を志して母校に帰ってきて真剣に学ぶ姿を、心から嬉しく思いました。教育現場では、机上の学びとは違った気づきがあったことと思います。時には、子どもと向き合い、導くことの難しさを感じる場面もあったのではないでしょうか。
実習期間は5年生の教室に入りました。そのため、5年生の子どもたちは多くの時間を一緒に過ごすことができました。陸上が得意だと聞くと、休み時間には多くの子どもたちが集まり、毎日のように鬼ごっこをして遊んでいました。授業では、一生懸命授業を行う実習生の姿を見て、子どもたちも一段とやる気スイッチが入っていたようです。最終日に、毎日過ごした教室でお別れ会が開かれました。子どもたちの中には、思わず涙をこぼす姿も。勉強を教えてもらったり遊んだりしたことを振り返り、感謝と寂しさがこみあげてきたのでしょう。素敵なお別れ会でした。
5年生の子どもたちが最高学年になったら、実習生が再び教育実習で桐光小に戻ってきます。そのときには、一年間でぐんと成長した姿を見せてほしいなと思います。