社会科見学(6年生)
2024年11月 7日 (木)
6年生が社会科見学に行ってきました。
歴史学習の一環として訪れた「昭和館」では、戦中・戦後の生活について学びました。戦時中の暮らしを伝える貴重な資料を見たり、防空壕や井戸汲みの体験をしたりして、現代の平和で豊かな暮らしとの違いを感じていた子どもたち。ある子は、「そういえば、ひいお爺ちゃんの話では・・」と、以前耳にした話をふと思い出して話してくれました。現在、そして未来の平和を考える上でも、戦争の事実と向き合いながらしっかりと学んでいってほしいと思います。
午後からは政治に関する学習です。衆議院議員会館では、国会議員の方に貴重なお話を伺うことができました。「政党とはどういうもの?」「国会議員の一日の勤務時間は?」など、小学生らしい素朴な疑問に一つひとつ丁寧に答えていただきました。つい先日の選挙で、政治に関する多くの報道を目にしていたこともあり、子どもたちの関心も高かったように感じます。
最後に訪れたのは国会議事堂です。参議院の特別体験プログラムでは、委員会、本会議の流れで、法案が可決されて法律が成立するまでを模擬体験しました。一つの法案が、様々な角度から審議され、慎重に作られていることを感じ取ったことでしょう。国会議事堂内の見学も、大変興味深い時間でした。国会議事堂は17年もの歳月をかけて、1936年に完成した建物です。ステンドグラスが美しい中央広間、演壇を中心にして半円形に席が配列された本会議場など、子どもたちは重厚な造りの建物を目に焼き付けるように見学していました。
歴史や政治の関心を高める有意義な一日となりました。