学びと成長をささえるもの
2023年5月31日 (水)
今日も一日、子どもたちが様々な学習に取り組んでいました。
3年生音楽の授業ではリコーダーで出せる音が増えてきて、今日は「メリーさんのひつじ」の練習をしていました。ピアノの伴奏にあわせ、4人ずつ音を出していきます。演奏自体も立派なのですが、さらに感心したのが聴いている子どもたちの様子。演奏が終わるたびに拍手をしています。「いい拍手だね」と声をかけたら、周りの子たちもさらに温かい拍手を送るのでした。
このように、学校生活の中では友だちに拍手をする場面があります。先ほどの音楽の話では、練習中のリコーダーですので、うまく音が出ないことも間違えてしまうこともあります。ですが、真剣に取り組む友だちへの「最後までやり切ったね」「がんばったね」という気持ちが、自然と友だちへの拍手になって表れるのでしょう。
午後の体育館でも、素適な拍手を聞くことができました。友だちがゴールを決めたとき、「ナイス!」のかけ声とともに拍手する5年生の姿です。ゴールを決めた子どもはもちろん、拍手を送る子もとても和やかな表情なのが印象的でした。
学校は、得意な子も苦手な子も、時に失敗しながら一つひとつ出来るようにしていくところです。「大丈夫だよ」「その調子!」 そんな温かな気持ちで励まし合い、互いの成長を喜び合える雰囲気の中で、子どもたちはどんどん成長していきます。明日もまた、学校のあちらこちらが温かな拍手に包まれる一日になりますように。