成長の「芽」
2022年1月27日 (木)
「初めて二重跳びが出来たよ!」火曜日の体育の授業後、子どもたちがそんなことを口にしながら教室に戻ってきました。一方、「もう少しだった~!」と悔しい表情を浮かべている子もいました。
翌日の朝、普段のようにドッジボールや鬼ごっこなどで賑わうグラウンドの片隅に、縄跳びを練習する子どもたちの姿がありました。昨日、練習をがんばっていた3年生です。教員の姿を見つけると、「先生、二重跳びするところ、見ていてくださいね」と、ある子が練習の成果を披露してくれました。それを見て、「あ・・私も!」と教室に跳び縄を持ちに行く子の姿も。次第に子どもたちが集まってきて、前跳び、交差跳び、二重跳びなど、各自が目標にする技を熱心に練習していました。
出来なかったことが、ふとした瞬間に出来ることがあります。そんな子どもたちの成長の場面に立ち会えることは、教員にとって幸せな瞬間です。努力をして何かを出来るようにすること、自分なりの成長を実感すること。日々の生活の中で、一人ひとりにある大切な成長の「芽」を育んでいきたいです。