茶器の紹介 ~平茶碗~
2023年6月21日 (水)
まだ梅雨は明けていませんが、日差しが強く夏を感じますね。
今回は平茶碗について紹介したいと思います。平茶碗は、暖かくなる5月から10月頃まで使われるもので、「平茶碗」「夏茶碗」と呼ばれています。底が浅く口が広いのが特徴です。千利休は「夏はいかにも涼しきように、冬はいかにも暖かくなるように」と言っています。暑いときには冷めやすい方が茶が美味しく感じられ、涼しさの演出もできます。
夏ならではの茶碗やお菓子で少しでも皆様に涼を届けられますように。