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校長ブログ(4/27)

禁断の扉

 ついに使ってしまいました……ChatGPTを。
「誰でも使えるAI」と言われる「生成AI」の中心に位置するChatGPTは、オープンAIという会社が2022年11月に発売しました。発売後5日でユーザー数100万人、2ヵ月で1億人を突破し、今も爆発的に普及を続けています。従来、このようなAIを操作するにはプログラミング言語が必要で、誰でも使えるというわけではありませんでした。それを一気に一般の人たちが操作できるようにしたのがChatGPTなのです。多言語処理も得意で、日本語を打ち込めば、そのまま自然な日本語で回答してくれます。また、「生成AI」とは、与えられたデータから新たなデータ(文章・画像など)を作り出すことができるというものです。
 この「驚異」を前にして、欧米各国は規制をかける動きが相次いでいます。一方、日本では、4月10日にオープンAI社のサム・アルトマンCEOが来日し、岸田首相と面会したことに関係するのかは不明ですが、今のところChatGPTを国として規制する動きはないようです。それどころか、西村経産相は「ChatGPTの経産省での活用を検討」という発言までしています。これは、公務員の負担軽減を期待してとのことです。また、先日のNHK「日曜討論」では、DX(Digital Transformation/デジタルトランスフォーメーション)に後れを取った日本の「起死回生」の手段となるかもしれないという発言もありました。例えるなら、「家電」が普及する前にいきなり「携帯電話」が普及したようなものだそうです。
 私が今回ChatGPTを使用したのは、ある文章をASAP(As Soon As Possible/大至急)で頼まれたからです。もちろん、ChatGPTの回答をそのまま使えるということはありませんでした。しかしながら、参考になると言ったらいいのか、ヒントとなると言ったらいいのかは別として、とりあえず「時短」にはなりました。「生産性に劣る」と言われる日本社会にとって、もしかしたら本当に「救世主」となるかもしれないというのが、今の感想です。
 ちなみに、「音声認識」や「文字起こし」のための「無料で使えるAIツール」に「CLOVA Note」というものがあり、試しに使いましたが、これもなかなか使えそうです。

 ここまでお読み頂きましたが、この文はChatGPTで作成しました……というのはブラックジョークです。

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