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中学教頭ブログ(12/25)

 明治安田生命保険が2022年生まれの「子供の名前ランキング」を発表しました。男の子の名前のベスト3は、蒼(あおい)くん、凪(なぎ)くん、蓮(れん)くん、となったそうです。漢字一文字の名前が流行のようです。漢字で自分の名前が書けるようになるのは一体何歳になるのでしょうか。
 年賀状の宛名を書くときに、いつも文字のバランスに慎重になるのが、漢字二文字の氏名です。「林一」(はやし はじめ)と書く叔父がいます。いつも時間をかけて文字バランスを考えてしまいます。とても難しいのです。ちなみに、高校教頭も難しい文字配列です。現神奈川県警本部長と同姓同名で「林学」(はやし まなぶ)と書きます。かっこいいですよね。
 人生100年時代がやってくるわけですが、80年後を想像すると「あおい」じいちゃん、とか「なぎ」おじいさんと呼ばれても違和感のない時代になっているのでしょう。太郎くんや健作くんのような名前が命名される時代は終わってしまったような気がします。
 私の妻の名前は「さゆり」といいます。吉永小百合さんに代表されるように、ほとんどの人は「小百合」と書きます。ところが、妻の名前は「小百里」となります。おそらく、ご両親が姓名判断などを研究して画数にこだわった結果、このような漢字となったのでしょう。頻繁に漢字が間違った郵便物が届くたびに愚痴をこぼしています。
 年賀状を書く時期となりました。お世話になった方々への、また懐かしい友人たちへの新年のご挨拶です。相手のお名前を拝見しながら、一文字一文字に込められた思いを想像してみると楽しいかもしれません。
 今年も残りわずかとなりました。一年間お世話になりました。皆様、よいお年をお迎えください。

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