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高校教頭ブログ(11/24)

「家事を手伝うとサッカーがうまくなる」!?

 いよいよFIFAワールドカップカタール大会が開幕しました。中東で開催される初めてのW杯ということでも注目を集めています。どんな戦いが繰り広げられるのか、日本代表チームは予選リーグを突破できるのか、4週間にわたるスポーツの一大イベントに注目です。
 さて、最近のNPBプロ野球と藤嶺藤沢の「接点」は、何と言っても矢澤君ですね。では、今回のFIFAワールドカップと藤嶺藤沢の「接点」はどうだろう……と思っていたらありました!今回の日本代表に背番号14をつけている伊東純也というMFがいます。伊藤選手は、横須賀市立鴨居中学校(横須賀シーガルズジュニアユース)から神奈川県立逗葉高等学校(サッカー部)に進学しました。その後、複数の大学から推薦入学のオファーがあり、2011年に神奈川大学へ進学したのです。そして、神奈川大学サッカー部監督は、藤嶺藤沢サッカー部出身の大森酉三郎(おおもりゆうざぶろう)氏なのです。すなわち、日本代表MF伊東純也選手は、大学時代に本校サッカー部出身の大森酉三郎氏の薫陶を受けたということになるのです。意外な「接点」があったということです。
 「大森酉三郎」をネットで検索すると、「地域活動は最高のトレーニング!」「築50年の団地で育む「未来社会で生きる力」「-団地で共同生活するサッカー部のユニークな取り組み-」「家事を手伝うとサッカーがうまくなる」「京セラ、銀行、財閥系…大学2部リーグ最下位の部員を一流企業に入れる監督のすごいSDGs力」などのユニークな言葉が並んでいます。例えば、「家事を手伝うとサッカーがうまくなる」では、「ジュニア年代から“ライフスキル”を向上させることをお父さんお母さんにお願いしています。ライフスキルとは、日常のさまざまな問題や要求に対処する能力のことです。」とあり、「ピッチ外で安定した生活ができている選手は、ピッチ内でも安定したプレーができている傾向にあります。」と述べています。そして、「木に例えると、根の部分がライフスキルで、そこを強化しなければ幹は太くなりませんし、ということは、いつまでも花は咲かないと思っています。」と大森氏は考えているのです。高校生の皆さんにとって、また、保護者の方々にとって、示唆に富んだ言葉であると思います。
 

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