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中学教頭ブログ(11/4)

 11月3日の文化の日に、全日本剣道選手権の模様がテレビ中継されました。全国から予選を勝ち抜いた64名の選手がトーナメント方式により優勝を目指しました。鹿児島県代表の星子啓太選手が初優勝を勝ち取りました。決勝戦を見ていましたが、一瞬の攻撃に判定を下す審判の難しさに感心させられました。どちらが勝ったのか、素人の私には全く判断がつきませんでした。勝敗にこだわる必要性をあまり感じなかったというのが本音です。

 「剣道はスポーツではありません。なぜなら、競技として勝ち負けを争うのではなく、礼儀作法や伝統文化を踏まえて修行に努めるものだからです。」これは剣道という武術を解説する記事の一節です。本校の中学生は、高校2年生までの5年間にわたり剣道を学びます。剣道の技術を学ぶと言うよりも、礼儀作法を学び、精神を育むと言った方が正しいかも知れません。

 本校の剣道部の活躍を紹介します。10月30日に藤沢市中学校新人大会が行われ、男子団体戦で準優勝を果たしました。決勝戦で惜しくも僅差で敗れてしまいましたが、見事な結果です。12月に行われる湘南ブロック大会に向けて修行に励んでもらいたいと思います。武道の精神は勝利至上主義であってはなりません。剣道が生徒諸君の人格形成に役立っているものと確信しています。

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