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中学教頭ブログ(10/22)

 第100代岸田総理大臣が誕生し、新内閣がスタートしました。マスコミ各社が内閣支持率調査を実施しています。岸田内閣の発足当初の支持率は49%。菅内閣の発足時よりも13ポイント低いそうです。まだ、発足したばかりにもかかわらず、数字を比較することは気の毒だと思うのですが。岸田総理には数字に一喜一憂することなく、着実に政策を実行し成果をあげてくれることを期待します。

 本校でも教員の支持率調査が定期的に行われています。「授業評価アンケート」と呼ばれるものです。生徒たちがそれぞれの授業に対して率直な意思表示ができる機会を作っています。その調査結果に基づき、先生方は自分のこれまでの授業のあり方を振り返る機会とするのです。

 私の授業への支持率を紹介します。「総合満足度」は96%。つまり、4%の生徒は不満があるということです。「内容理解」は84%。16%の生徒は私の授業がよく解らないと回答しています。そして、「熱意意欲」という項目は100%。私の「やる気」だけは生徒たちに伝わっているようです。先生方はこのアンケート結果を授業改善に役立てています。

 毎年の調査結果を見ると、「満足度が高い評価=充実した授業」とは限らないようです。「居心地が良い授業=高満足度」の傾向があるのです。つまり、提出物等の指導が厳しい先生の授業は満足度が低くなるのです。ですから、私たちも数字はあくまでも一つの指標としてとらえ、自分の授業スタイルは大切にして生徒たちと向き合っていくべきだと考えています。

 ある雑誌では、いい人過ぎる「岸田”絹ごし豆腐”総理」などと評されています。無責任なことを言っているマスコミこそ、その報道のあり方を考えるべきだと思っているのは私だけでしょうか?岸田総理大臣には「耳を傾ける」だけでなく、「決断力」を発揮してこの苦しい時期を乗り越えて欲しいと思います。応援しています。

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