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中学教頭ブログ(7/7)

 今回は理髪店の話題に戻ります。

 日曜日の朝、散髪に行くと、久しぶりに30分程順番を待たされました。私が小学生の頃は、床屋さんで1時間待たされるのは当たり前の時代でした。その待ち時間にマンガ本を何冊も読むのが楽しみでした。

 順番を待ちながら店内を眺めていると、かなり前に書かれたと思われる料金表が眼に飛び込んできました。調髪3,800円、高校生3,500円、中学生3,300円、パーマ7,500円、アイパー6,000円等と記されていました。ご主人に尋ねたところ、20年程前に書かれたものだそうです。つまり、20年間、調髪料金が値上げされていないということです。所謂、1,000円CUTのお店の台頭により、料金の値上げをする勇気は無いとのことでした。パーマを理髪店でかける男性も激減したそうです。その理由は、日本人の食生活の変化によって男性の髪質が柔らかくなり、パーマをかけなくても髪の毛が落ち着くようになったことが挙げられるようです。特に、アイパーをかけるお客さんはその理髪店で1名のみになってしまったそうです。

 本校の授業料も長い間変わっていません。授業料が安ければ良いとは限りませんが、値上げをすれば問題が解決するとは考えていません。これは、理髪店のご主人と同じ考え方だと思います。

 私は生涯で一度だけパーマをかけたことがあります。大学時代に好奇心から決断したことです。パーマをかけたことでイメージは大きく変わりましたが、周囲からの評価はとても厳しいものでした。つまり、似合わなかったようです。今年で、還暦を迎えますが、私の髪の毛はまだ健在です。人生で最後にもう一度だけ7,500円を払って、イメージチェンジを図りたいと考えています。年齢を重ねてからのパーマは、意外と似合うかもしれませんので。

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