中学2年生 サマーキャンプ
2019年7月29日 (月)
夜の妙高からの星空を、雲がなければこのように見れますというシミュレーション画像からのお話。
中学2年生 サマーキャンプ
中学2年生は、妙高高原にて、自然の中での団体生活や体験プログラムを通して、責任感や協調性を養うため、3泊4日のサマーキャンプを行っています。
高1生が各クラスに2名ずつ加わり、リーダーとして自分たちのサマーキャンプでの経験を中学生に伝えてくれます。
1日目 7月26日(金)
9時半、平塚に集合。
いざ妙高高原に向けて出発しました。
(昨年度までは黒姫高原でしたが今年は妙高高原にて行われています)
開校式
道路の渋滞もありましたが無事に国立妙高青少年自然の家に到着。
施設の方より妙高山に関するお話と施設利用について説明を頂きました。
教頭先生より、協力(協同)についてお話があり、力を合わせるだけではなく心を合わせることも大切というお話を頂きました。
代表生徒は「自然の中での生活を楽しみにしてきました、4日間宜しくお願いします。」と堂々と挨拶ができました。
因みに写真の数字は妙高山の標高。
野外炊事
各クラス、4班ずつに分かれ、7人で協力してバーベキューを楽しみました。
因みに最後の写真は、リーダーの高校生が工夫して、メニューにはない、ソーセージと玉蜀黍を上手に使って作ったチャーハン。美味しかった!
バーベキュー後、入浴、班長会議、部屋別ミーティングを行い、明日に備えて就寝しました。
2日目 7月27日(土)
朝の会、朝礼
妙高高原の涼しい朝。3泊4日のサマーキャンプ2日目が始まりました。
他団体と一緒に朝の会が行われました。中学生代表として本校生徒2名が国旗、青少年自然の家の所旗を掲揚しました。
全団体の朝の会に続き、藤嶺藤沢の朝礼を行いました。
清掃活動など協力するときの一人ひとりの気づきに関する教頭先生のお話がありました。
一日体験プログラム
朝食のあと、いよいよ、8グループに分かれての体験プログラムが行われました。
それぞれカヌー、湖体験、木登り、パン作り、源流探検、ニジマス釣り、マウンテンバイクの中から挑戦してみようと自分で希望したプログラム。
生徒は、新たな一日の経験を積み、また一つ逞しく成長していることを感じられた体験プログラムでした。
写真は源流探検。山の中の川を長靴を履いて登り、インストラクターの案内で水中生物の観察や樹々についてのお話を頂きました。
写真は「葉っぱでポー」。左での人差し指の親指で作った和に葉っぱをのせて、右の掌で勢いよく叩くと「ポー」と音がなり、成功すると葉っぱの真ん中に穴が開きます。
次の写真はニジマス釣り。
釣った魚をさばき、串を通して自分たちで焼きました。自然の恵みに感謝し美味しく頂きました。
ナイトハイク
入浴、夕食後は楽しみにしていた星座観察をしながらのナイトハイクの予定でしたが、あいにくの空模様で、星座に関するお話を頂きました。
今夜の妙高からの星空を、雲がなければこのように見れますというシミュレーション画像 |
宇宙から地球を見た際のシミュレーション画像 |
銀河系、太陽系の誕生、ビッグバンからの宇宙のなかの地球シミュレーション画像や流れ星のシミュレーション画像からのお話に、質問も多くでました |
星座に関する時間のあとは、班長会議、部屋別ミーティングを行い、明日に備えて就寝しました。
3日目 7月28日(日)
雨が上がり、早朝の涼しさから陽が昇り暑さを感じる朝、他団体との朝の集いに続き藤嶺藤沢の朝礼が行われました。
朝礼集合についても3日目にも関わらずに疲れを見せない元気な中2生の姿が多く見られました。
ハイキング
朝礼後に食事を取り、今晩はテント泊のため宿泊部屋の清掃を班員で協力して行い、その後、ハイキング、全員で歩き出しました。
朝の元気のよさはハイキングでも疲れ知らず、仲間と話しをしながらハイキングを楽しみました。
カレー作り
ハイキングのあとは、いよいよシュラフ持ちテントへ入りました。大きなテントでの宿泊が初めてという生徒も多く、大盛り上がり。テントに荷物を置き、夕食のカレー作りを行いました。
初日のバーベキューでの体験を活かし、野菜の準備や薪での火おこしなど手際よく出来ました。
テント就寝
カレー作りのあとは、入浴し、班長会議、部屋別ミーティングを行って就寝しました。消灯前には、真っ暗の林の中から、各テントの仲間の楽しい話し声が聞こえていました。
星空も流れ星が多く見え、本当に綺麗でした。
3日目 7月28日(日)
起床、朝礼
テント泊では、早朝4時頃、セミの滝のような鳴き声で目を覚ます生徒が多かったようですが、仲間との楽しいテント泊であったようです。6時前には起床してクワガタを探す生徒の姿もありました。
朝礼では、伊藤先生よりお世話になった気持ちを込めての清掃活動と4日間のサマーキャンプの活動の振り返りを大切にしましょうというお話を頂きました。
朝礼後、クラスごと記念写真。
閉校式
朝礼後、朝食を取り、テントの清掃を行い、閉校式が行われました。
閉校式では施設の方から、この4日間の経験をこれから大人になっても大切にしてくださいというお話を頂きました。
代表生徒によるお礼の言葉では、大自然の中での体験ができ、貴重な経験になりました、お世話になりましたという挨拶がありました。
各クラス級長、副級長の4日間の振り返りの一言があり、仲間と一緒に過ごしたテント泊での体験を語った生徒や食事について語った生徒、自然体験について語った生徒など、素直な振り返りの一言がありました。
最後に教頭先生より、協力(協同)についてのお話があり、心を一つに合わせることの難しさと、それは今後の生活の中で、とても大切になることとお話がありました。そして施設の方、ご協力頂いた方への感謝の言葉で閉校式は終わりました。
帰路
閉校式後、国立妙高青少年自然の家を後にし、途中で昼食を取り、夕方、平塚へ到着し解散しました。
中2生、妙高高原で行われた3泊4日のサマーキャンプ。生徒は、自然の中での仲間との様々な体験を通して、また一つ成長への気づきにつなげられる経験を加えられたように思います。
1年前のサマーキャンプを思い出しながら今回の生徒の活動の様子、生徒の表情を振り返りますと、一人ひとりの成長を感じられた4日間であったように思います。
藤嶺藤沢 とうれいふじさわ tohrei-fujisawa 学校行事