オーストラリア語学研修Ursula Frayne Catholic College
2018年4月 6日 (金)
Ursula Frayne Catholic College 3/25
羽田空港を出発してからシンガポールを経由し約15時間、ようやくオーストラリア・パースに着きました。暑くなく、寒くもなく、ちょうど良い気温です。空港からさらに1時間をかけて(他の学校に寄ったのでかなり回り道をしました)Ursula Frayne Catholic Collegeに到着しました。
飛行機ではなかなか眠れずバスの中で疲れを見せていた生徒もホストファミリーと対面をすると元気になり、笑顔でホストファミリーの家へ向かいました。また、バスの中まではリラックスしていたのにファミリーの前では緊張してしまっている生徒もいました。
いくら元気でも長時間の移動で疲れているはず。今日はゆっくりと休んで、明日からの研修を楽しんでほしいと思います。
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今日も元気に学校に集合しました。一昨日と昨日の天気はパースでも珍しい雨でしたが、今日は快晴です。日差しは強いですが湿度が低いので快適な一日になりそうです。午後からは体育の授業に参加をしますが、朝から体操着で登校してきた生徒もいます。
午前のプログラムは宿題の確認から始まりました。写真が宿題の原稿ですが、
みんなきちんと答えが書いてありました。お互いに答えを発表しあい、どんな家族なのかを確認しました。オーストラリアに比べて日本の高校生の就寝時間が遅いことにエリカ先生は驚いていました。
その後、家族に関する英語の学習です。クイズやパズルで新しい単語を確認しながら、自分の家族の絵を描き、その下に外見や性格などを書いていきました。みんなたくさん描けていました。
昼食を少し早めに取り、午後はバスで離れたところにある大きな体育館でフットサルとバトミントンをしました。フットサルはヘトヘトになるまで思いっきり試合をしていました。休み時間はUrsula Frayneの子達が日本語や英語で積極的に話しかけてくれるので会話が盛り上がっているようでした。
また、黒いバスケットのユニフォームはUFCCのバスケットチームのユニフォームです。今日は他の学校との対抗戦の最終日だったようで、「ダンクができるんだろ!?チームの勝利のために試合に出てくれ」と学校の先生からお願いされ、バスケ部の2人は体育の授業ではなくバスケの試合に出ました。
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今日も快晴でした。気温は高かったと思いますが湿度が低いので屋外でも涼しく感じました。
1・2日目と同じように午前は藤嶺の生徒だけで英語の学習です。宿題の確認から始めました。ホストファミリーの家族構成を調べ、性格などをまとめるものでしたがみんなきちんと取り組んでいました。
今日の学習のテーマはオーストラリアについてです。「首都はどこ?」という定番の質問から始まり、途中からは「カンガルーの赤ちゃんは何というのか?」というようなネットで調べないと答えがわからないような質問までありました。そのため今日はUFCCの生徒みたいにiPadを使って答えを探しました。日本語を打ち込めない・日本語で検索結果が表示されないので苦戦していましたが、本校の生徒たちはテーブルごとに検索する問題を分担して解決していました。
後半の学習は昨日と同じボードゲーム・カードゲームを使って英単語を覚える学習です。ここではiPadは使えませんが、昨日よりも頭を使って学習をし、とても盛り上がっていました。
リセス後はUFCCの生徒に混ざり3分の1は中学1年生のクッキング、残りは体育(屋外でフリスピーやクロスカントリーをしたグループと体育館でネットボールの練習をしたグループ)の授業に参加しました。クッキングではイースターの定番お菓子を楽しく作りました。
ランチタイムは中庭の中心の席でUFCCの生徒たちと会話をしながら過ごしました。小さい男の子たちから同い年くらいの女の子たち、たくさんの子達が話しかけてくれました。中には一人で5人の女の子に囲まれて昼食を食べている子もいました。
午後は高校生のクッキング・美術・技術の授業に参加をしました。クッキングはイースター用のベイクドチョコケーキ(完成をしたら生チョコクリームをかけるのでものすごく甘い)を作り、美術は粘土でボウルを手びねりで作りました。技術では木材や金属をレーザー光線で加工する600万円以上もする装置が木材を加工しているのを見たり、3Dプリンターで作ったものを見せてもらえました。また、技術の授業では選択者が自分で使うツールボックスを作っていたので、その政策の一部を手伝わせてもらいました。専用の道具で金属に印をつけたり、ハサミで切ったり、折り曲げたり、木槌で均したりと珍しい体験をしました。
放課後は急遽、一人のホストブラザーがボーリング大会を企画してくれたので、参加できる人たちでボーリングをしました。
またその後は併設しているゲームセンターでゲームをし、商品を貰って家に帰りました。
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今日も元気にホストファミリーと登校してきました。午前の授業は「food」がテーマです。今朝の朝食のメニューや昨日の夕食のメニューを思い出しながら学習していきました。クロスワードパズルなどで知らなかった食べ物などをたくさん覚えました。
今日はイースター前の最後の登校日なので3時間目は全校生徒が体育館に集まりキリストがなくなるまでの劇を見ながらイースターがどのような日なのかを学びました。ホストをしてくれている子が劇に出たり、合唱をしていたので藤嶺の生徒たちも真剣に見ていました。私立の学校だからこそ体験できる貴重な時間になりました。
先生たちがミーティングを行うための部屋もこのようにイースターのデコレーションがされています。
リセスとランチは学校の子たちと楽しく会話をしたり、バスケをしたりと各自が楽しい時間を過ごしていました。
午後は日本語の授業に参加をしました。高校生のクラスでは自己紹介をした後に英語で楽しく話したり、UNOをして笑いが絶えませんでした。低学年の授業ではひらがなのカードで日本語の簡単な単語を作り藤嶺の生徒は英語でその発音や意味を教えてあげました。優しそうにみえてかなり難しい作業だったようです。
明日からイースターの休日が5日間あります。海に行ったり、キャンプ・釣り・フットボールの試合観戦など様々なことをするようです。怪我をせず、たくさん楽しんでほしいです。
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5日間の休みがあけ、みんな元気に登校しました。海に行ったり釣りをしたりキャンプをしたりととても楽しかったようです。
今日は今までと違い午前がUFCCの授業に参加をしました。まずは一つ下の子の日本語の授業に参加をしました。UFCCの生徒たちは今日の授業のためにクイズを考えていてくれていたので楽しく時間が過ぎました。また、パソコンとiPadを連動させてクイズを出題されたのでとても楽しかったようです。
その後、3グループに分かれて、一つは体育を、一つは家庭科を、残りは美術の授業に参加しました。体育はネットボールを行い、家庭科ではお好み焼きを作りました。
リセスの後は英語の授業になりました。始めにイースターホリデイの思い出を全員が発表しました。ホストファザーが狩猟の免許を持っていたのでライフルを撃った、6万人が収容できる大きいスタジアムでオージーフットボールを観戦した、動物園にカンガルーを観に行ったなどとても楽しい5日間だったようです。しかし、疲れているのかとても眠そうです。
その後、最後の英語の授業としてホストファミリーへの感謝の気持ちを手紙に書きました。すらすら書ける生徒もいれば、なかなか書けない生徒もいましたが、みんなたくさんの思い出をこの10日間に作ったようです。
また、家族と一緒に撮った写真もプレゼントとして贈るので、写真たてを飾るために折り紙で鶴や手裏剣を作ってデコレーションしました。
夕方からFAREWEL PARTYです。一旦、家に帰り準備をしてまた学校に集合します。
Ursula Frayne Catholic College Farewell Party
本当に最後になってしまいました。全部のファミリーが集まり、パーティーが始まりました。全員で校歌を歌ってパーティーはスタートです。マジック・お茶・演奏・ビデオ・空手の演武・ダンスを披露しました。いっぱい練習をしてきたのに時間の関係上でスピーディーに行いました。
その後は、今回の語学研修の修了式に移りました。一人一人が前に呼ばれ、UFCCの教頭先生から認定証と記念グッズをいくつかもらいました。
次に、一人ずつ今日の英語の時間に書いた感謝の手紙を読み上げ、写真たてと一緒にホストファミリーに渡しました。皆な素直な気持ちを表現できていたと思います。ときには声が小さくてよく聞き取れないこともありましたが。
最後に今日のために用意してくれたケーキを食べて終わりました。オーストラリアに来てからお菓子はとても甘いものしかありませんでしたが、このケーキは甘さが控えめで美味しく、一人でたくさん食べている生徒もいました。
とても印象に残るFarewell Partyになりました。このあと、家に帰りファミリーとの最後の夜を存分に楽しんでもらいたいです。
最後の観光
3校に分かれていた藤嶺生が合流。みんなでバスでの観光旅行に行きました。まずはヤンチェップ国立公園の観光と昼食。
それから、砂丘で有名なランセリン、奇岩で有名なピナクルズを観光しました。
夜はピナクルズ観光の拠点の町であるセルバンテスに宿泊。天の川まではっきりと見える星空を眺めながら、オーストラリアでの思い出にふけっていました。
実はこの2日間、現地でのツアーガイドをしてくれるのは本校卒業生の森本さんです。彼も10年前にこのオーストラリア語学研修旅行に参加し、パースに惚れて移住しパースの大学を卒業、今は日本人ツアー客を受け入れる旅行会社に勤めています。先輩として本校生に優しく接してくれ、藤嶺藤沢での思い出話や留学の話で盛り上がっていました。
写真の向かって左が森本さん、右が今回の引率教員で彼の高校時代の担任だった柏木です。
語学研修最終日
いよいよオーストラリアでの最後の日。セルバンテスを朝7:10に出発。カバシャム動物園に行きました。コアラに触れて写真を撮ったり、カンガルーに餌付けをしたり、みんなオーストラリアの動物との触れ合いを楽しんでいました。
その後パース空港に移動。
オーストラリアを離れ、シンガポール経由で7日(土)の朝に羽田空港に到着し帰国となる予定です。
藤嶺藤沢 とうれいふじさわ tohrei-fujisawa 海外語学研修