自動車工場見学(5年生 社会科)
2019年11月12日 (火)
5年生は社会科見学に行きました。見学先の(株)日産車体・湘南工場では、プレスした鉄板を溶接し、車の形に組み立てるまでの流れを見て学ぶことができます。子どもたちは説明を受けながら、作業員の様子やロボットの動きをじっくりと観察していました。
車のボディに少しの傷もつけないための工夫、部品を速く正確に運ぶ工夫、そして働く人に優しい環境づくり。このように工場内には様々な工夫や仕組みがありました。産業ロボットによる溶接作業に目を丸くしていた子どもたちですが、工場の二階フロアでのロボットによる作業は2割ほど。細かな部品の取り付けなど、約8割の作業は人の手によるものだそうです。大がかりな機械工業のイメージが強い自動車も、お客さんに届けるまで心を込めて丁寧につくられていることを学びました。
学校に戻ってきてから、子どもたちはメモや資料を読み返しながらクイズ作りをしました。「組立作業で作業員が部品を取り付けやすくするために、どんな工夫がされているでしょう?」ある子が考えた問題です。友だちは答えられるでしょうか。次回の授業では、互いに問題を出し合いながら見学の振り返りをする予定です。